有名ホイールビルダー、のむラボさんに行ってきた

2017年7月9日(日)、私は岡山県和気にいるはずでした。

中山カートコースクリテに参戦予定だったのです。

朝、5時半に雨雲レーダーを確認し、DNSを決断しました。

ウェット路面は走らないのが信条なので。

もうテンション下がりまくりですよ、残念すぎて。

予選、準決勝、決勝と3回走れるし、それぞれの結果で走力別に3グループを確定し、決勝を戦うというおもしろそうな形態のクリテリウムだったのでね。

梅雨時期は外して開催してくれないかなぁ・・・

と、一通りの愚痴をはさみまして、本題です。

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新兵器、BORA ONE 50に重大な不具合が・・・

早速、ネタバレである。

ネタバレしないと、この記事書けない(笑)

ということで、新兵器じゃい!!

BORA ONE 50 チューブラーです。

人生初のカーボンディープです。

人生初のチューブラーです。

人生初の中古ホイールです。

人生初の不具合が発生したホイールです(つД`)ウェーン

どういった不具合かと言うと

以前、欲張り朝練で住友輪業さんに見ていただいたこれです。

これ、どうなっているかと言うと、バルブを通す穴にパナレーサーのシンクロエクステンダーが固着してしまっているんです。


【PANARACER】(パナレーサー)シンクロエクステンダー SE-38 2本セット【バルブエクステンダー】【自転車 パーツ】

そして、さらに悪いことにその根元に取り付けされているバルブブッシュがまったく外れない事態に・・・

これがバルブブッシュです。

こうやってバルブ穴に取り付けるアイテムです。音鳴り防止用のアイテムとのこと。

エクステンダーもブッシュも錆びてるし・・・

これがどうにも外せなくて、住友輪業さんに見てもらったわけですが、「のむラボ案件!!」とのことでしたので、クリテリウム参戦がなくなったこの日こそチャンスと思い、訪問決定。

 かの有名なのむラボさんへ初訪問

ビル街のあるビルの1階でひっそりと営業されているので、初見ではわかりずらいかもしれません。

ロードバイクを車から降ろそうとしている方がいらしたので、気付くことができましたけど。

初めての方は、グーグルマップ片手に訪問されることをおススメします。

営業時間は13時から20時とのことで、少しゆっくり目に14時頃に到着。

店の周囲にはタイムパーキングが結構ありましたので、車で行かれる方はそちらを使われてはいかがでしょう。

土日の相場は30分200円といったところです。

お店に入るとそこには先客が6名ほどいらっしゃいました。

待機用のイス3名分+1名分のサドルイスがあるのですが、立ち見客が出るほどの盛況っぷり。

というか、店内に全員入れない(笑)

全国から寄せられた修理待ち、組待ちのホイール達がわさわさ置かれており、職人さんの仕事場という感じでした。

そして、店主であるのむさんが次々にホイールの点検、振れ取り、センター出しを行っていきます。

丁寧にどこが悪いかを説明しながら、黙々と(常連さんに冗談をかっ飛ばしまくってた気もしますが・・・)作業をされていましたが、完璧に作業されるので、そこそこの時間がかかります。

1人あたり30分はかかってたかな?

今回は、小径車の組み立ての最終調整(ステム交換やバーテープ巻き)を行われていたので、いつもより時間がかかっていたのかもしれません。

常連さんが言うには、「これほど混んでいるところは見たことがない」とおっしゃってましたしね。

待つこと2時間。

ようやく私の番が回ってきました。

症状をお伝えしたところ・・・

普通ではありえないことが起こっているっぽい?

開口一番、「これは何か変なことをやらかしてるぞ」とのこと。

「これ、ブログに載せてもいいですか?こんなことしたらアカンということを伝えるために」と言われるほど、ありえないことが起こっているご様子。

何がありえないかと言うと、件のブッシュが接着剤で止められてるぽい・・・

この発言に、私の不安感は倍々ゲーム。

先にエクステンダーを取ることはできた前輪の対応を行っていただいたのですが、後輪はエクステンダーを取ることすらできていない状態。

うまく外せなかったら、不良品を売りつけた売主にどう文句をつけてやろうかと考え始めましたよ、ほんとに。

しかし、そこはさすがプロ。

素人では絶対にできないであろう方法で、見事に修復していただきました。

そして、ブッシュの取り付けについて詳しく解説してくださいました。

こんな絵を白板に書いて、ブッシュの構造についてや、行ってはいけないことなど。

私が理解した内容は以下の通り。

1.ボラワンにシンクロエクステンダー(かぶせタイプ)は使っちゃだめ。中継ぎタイプを使うこと。

これは、ブッシュによってバルブが通る領域がせまくなることが原因だそう。

かぶせタイプだと元のバルブ幅より大きくなってしまうため、ブッシュ付きの状態だとバルブが通らないためだとか。

のむさんにブッシュが付いた状態のバルブ穴に中継ぎのエクステンダーが付いたバルブを通す作業をお試しさせてもらいましたが、確かにブッシュが簡単に取れてしまうぐらいせまめに作られています。

なのに、シンクロエクステンダーなんてものを付けてしまったがために、ブッシュがバコバコ取れたんでしょうね。

だから、接着剤でブッシュを止めたと推測されます・・・

アホか・・・

2.バルブを通しやすくするために、ブッシュの内側を少し丸やすりで削ってあげるとよい。

確かにバルブを通しやすくなりました。

3.ブッシュの取り付けは、爪がホイールの前後に位置するように付ける。

この絵の右側の理屈だそうで。

このように、爪がリムの左右に配置してしまうと、リム内側のサイドが窮屈になり、爪が開き切らずに穴が小さくなってしまうということらしい。

爪を前後方向に配置するのが正解とのことです。

4.ちなみに最新のボラワンでは、ブッシュが2爪からホール式に変更されているそう。

修理用のパーツ取り寄せのラインナップにはまだ存在しないそうですが、新品のボラワンには新型のブッシュが使われてるとのこと。

それ、ちょうだい(笑)

工賃、安くないかい??

ということで、いろいろとお勉強をさせていただきながら、無事にホイール修理も完了しました。

さらに振れ取りとセンター出しもしていただき、1ホイールの工賃1500円也

あまり相場が分かっていないんですけど、安くないですか?

シャマルウルトラも持っていって、振れ取りとセンター出しをお願いすればよかった・・・

のむラボさん、ネットでの評判は両極端なものが多いですが、私はよいお店だと思いました。

職人気質なんですよね。

悪く言えば、商売を考えていない(笑)

「客商売なんだから、もうちょっとうんだらかんだら」とか考える人は、合わないかもしれないです。

目の前の案件に全力投球している感じが、私は好きです。

のむラボさんのブログを読むと、ちょっと怖いイメージがありますが(私はありましたの)、お話をさせていただくと気のいい、親切な方です。

ホイールに関して気になることがある方や点検だけでもという方は、一度、訪問されてみてはいかがでしょうか。

のむラボさんのブログに、うちの問題児が登場するかも\(^o^)/

のむラボ日記

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