ザバスミルクプロテインは本当に効果があるのかを考えてみた

最近、多くのコンビニでその姿を見るようになった、ザバスミルクプロテイン。

 

安くておいしいし、出先で手軽に購入ができるということでお世話になっている方も多いのではないでしょうか。

 

 

たんぱく質が15gも入っていて、脂肪が0!!

 

思わず購入したくなる謳い文句が並びますが、成分構成などはどうなっているのでしょう?

 

プロテインの代表格、ホエイプロテインと比べて効果のほどは??

 

販売元の明治がミルクプロテインに関する専用サイトを公開しています。

 

明治 ミルクプロテインプロジェクト

 

こちらにザバスミルクプロテインの構成や効果について解説されています。

 

これを参考に、本当に効果があるのかを考えてみました。

 

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ザバスミルクプロテインのタンパク質の構成は?

 

そもそも、ミルクプロテインという呼び方をしていますが、日本語にすれば「乳タンパク質

 

単純に、牛乳に含まれているタンパク質と同じです。

 

乳タンパク質から生成されるプロテインといえば、「カゼイン」と「ホエイ」です。

 

その比率は、カゼイン80%、ホエイ20%です。

 

この時点で「あ~」となる方も多いかもしれません。

 

そう、吸収に時間のかかるカゼインがほとんどを占め、吸収が早いホエイが少ないという構成なんです。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

 

ゴールデンタイムに間に合わないじゃないか!?

 

プロテインについて調べたことのある方でしたら、1度は見聞きしたことがあるのではないかと思われるキーワード。

 

ゴールデンタイム

 

運動後30分以内にタンパク質を摂取すれば、傷ついた筋肉へ有効にタンパク質が運ばれ、回復が早くなるという魔法のキーワードです。

 

さて、ゴールデンタイムの指す運動後30分以内という意味ですが、ホエイプロテインを前提にしたお話ということはご存知でしょうか?

 

タンパク質合成」というキーワードがありまして。

 

検索したらやたら難しい言葉が乱立する解説サイトが出てくるのですが、要はタンパク質を摂取し、それを体内に取り込む作業です。

 

このタンパク質合成のピーク時間が運動後1時間~2時間なんですね。

 

ホエイプロテインの吸収時間は、この1時間~2時間で収まるわけです。

 

ですが、カゼインプロテインの吸収時間は、7時間~8時間かかると言われています。

 

そのカゼインプロテインが主となるミルクプロテイン。

 

ゴールデンタイムに間に合いません!!

 

非常に残念。

 

ですので、運動後の早急なプロテイン摂取を目的とするのであれば、ミルクプロテインはなしということになります。

 

ちなみに、もう1つのプロテインであるソイプロテインも吸収時間は7~8時間と言われているので、ゴールデンタイムに間に合いませんね・・・

 

ホエイプロテインにも種類があります

 

ミルクプロテインの話から逸れますが、知っておくといいかもということで。

 

ホエイプロテインは生成方法によって4種類に分けられます。

 

ホエイプロテイン (Concentrate)

 

一般的なホエイプロテインです。

 

WPCと呼ばれることおあります。

 

安価で手に入りやすく、味も豊富なバリエーションが用意されていることが多いので、プロテイン初心者が試すにはうってつけです。

 

ただし、乳製品でお腹がゆるくなるという方は、避けた方がよいでしょう。

 

乳成分を摂取した際にお腹が緩くなる症状を乳糖不耐症というのですが、その乳糖が含まれています。

 

また、カルシウムや脂肪などもおおざっぱにしか除去していないため、ホエイプロテインの種類の中では、タンパク質の純度がもっとも低いです。

 

タンパク質の含有量は80%ぐらい。

 

代表的なホエイプロテインの製品は、ザバスホエイプロテイン100。

 

 

Amazonのセールで異常な安さで話題になるグリコパワープロダクションも伸びてきている印象です。

 

 

分離ホエイプロテイン (Isorate)

 

少し高級なプロテイン。

 

WPIと呼ばれることもあります。

 

乳製品やプロテインを摂取することで、お腹がゆるくなるという方は分離ホエイプロテインを試してみてください。

 

ホエイプロテインの項で前述した乳糖が除去されています。

 

また、脂肪などのタンパク質以外の不純物をかなりの精度で除去していますので、タンパク質の純度がホエイプロテインよりも上がっています。

 

タンパク質の含有量は85%ぐらい。

 

安いと話題のビーレジェンドもWPIを出しています。

 

 

 

CFMホエイプロテイン (Cross Flow Microfiltration)

 

かなり高級なプロテインです。

 

先に登場したホエイプロテインと分離ホエイプロテインのいいとこどりをしたホエイプロテイン。

 

しかし、あまり見かけることのないプロテインですね・・・

 

タンパク質の含有量は90%ぐらい。

 

 

加水分解ホエイプロテイン (Hydrolysate)

 

最高級のホエイプロテイン。

 

吸収スピードのみに特化したホエイペプチド状態のホエイプロテインです。

 

不純物を究極まで除去した超純度のタンパク質です。

 

その純度を保つためかは分かりませんが、味のバリエーションはほぼありません。

 

ホエイプロテインのUNFLAVOR(味付けなし)を飲むのが苦痛という方にはおすすめしません。

 

タンパク質の含有量は95%ぐらい。

 

 

ちなみに私が購入したマイプロテインの加水分解ホエイプロテインがこちら。

 

 

これが60%OFFで2,500円ぐらいで買えるチャンスが月に1度ぐらい巡ってくるマイプロテインおそるべし・・・

 

マイプロテインが気になるという方は、1度覗いてみてはいかがでしょう。

 

 

カゼインプロテインは意味がない?

 

意味がないわけではないです。

 

長時間をかけてじわりじわりと吸収されていくので、こまめにホエイプロテインを摂取できない人にはおすすめ。

 

また、就寝前に摂取するのにも適していると言われています。

 

日中に運動をした日などは、カゼインを摂取して寝ることで、就寝中に筋肉の組成が促進され、その際にエネルギーを消費するのでダイエットにも効果があるようです。

 

ただ、カゼインは子供に対して悪影響があるという説がありますので、お子さんにプロテインを摂取させる際は気を付けた方がいいかもしれません。

 

ホエイプロテイン + カゼインプロテインは効率がいい!?

 

昨今、語られることが多くなった印象のあるこの説。

 

ホエイプロテインとカゼインプロテインをミックスして飲むと効率がいい。

 

事実みたいですね。

 

明治のミルクプロテインのチカラ!のこちらのページにあるエビデンスが正しいのであれば、ミルクプロテインがもっとも優れていることになります。

 

 

当然、すべて同量を摂取した際の実験結果でしょう。

 

とすれば、ホエイプロテインの存在意義はなくなる!?

 

いままでの定説をひっくり返すようなエビデンスであり、主力商品であるホエイプロテインを否定する内容のため、メーカーからすると不都合な真実ということなのかもしれませんね・・・

 

明治には、「なぜザバスシリーズにカゼイン + ホエイが存在しないのか?」を説明してほしいところ。

 

ビーレジェンドは、すでにカゼイン + ホエイプロテインの商品を発売しているようです。

 

 

速攻吸収製法とは?

 

明治のミルクプロテインのチカラ!で解説されている速攻吸収製法。

 

速攻吸収製法とは、カラダづくりに大切なミルクプロテインの吸収を速める、明治独自の技術です。
牛乳にレモン汁や酢を加えると、チーズのように固まるのをご存じですか?これは、牛乳に含まれるミルクプロテインが酸性下で凝固するからです。実は同じ現象が胃の中でも起きているのです。ミルクプロテインは一般的な乳飲料で摂取した場合、胃内で固まり、その後ゆっくりと吸収されます。
一方、酸性下でミルクプロテインを安定化させる独自技術で作製した酸性ミルクプロテイン飲料は、人工胃液内でも凝固しないことを確認しました。
また、酸性ミルクプロテイン飲料は、一般的な乳飲料よりも速やかに体内に吸収されることが明らかになりました。これが明治の「速攻吸収製法」です。

引用元 – 明治 ミルクプロテインのチカラ!

 

読んでみると、プロテインの吸収が早くなるということが解説されています。

 

掲載されているグラフもそのように見えます。

 

ですが、気を付けたい点が1点。

 

それは、比較対象が一般的な乳製品となっているところ。

 

ミルクプロテインの最たる競合相手は、ホエイプロテインであることは明白かと思われます。

 

しかし、比較対象がホエイプロテインとは記載されていません

 

ぼかして書いているあたり、ホエイプロテインに対する優位性は断言できないということでしょう。

 

ニュアンスとしては、牛乳を飲むよりは吸収性がいいですよレベルではないでしょうか。

 

まとめ

 

ミルクプロテインは、カゼインプロテインと性質が似ているということですね。

 

ゴールデンタイムにがっつりとタンパク質補給をしたい時には向かないと思います。

 

運動前、ロードバイクであれば、ロングライドの出発前に飲むと有効かもしれませんね。

 

また、運動をしない日のタンパク質補給に向いているように思います。

 

私もデスクワーク中に「何を目指してるんですか・・・?」と言われながら、ザバス ミルクプロテインを4時間に1本のペースで飲んでいますwww

 

プロテインの1度の摂取限度量は30gといわれていますので、2本以上飲むのは無意味、もしくはカロリーを摂取してしまう分、逆効果かもしれませんね。

 

無駄に太ってしまうかも・・・

 

プロテインを過剰に摂取した場合、すべて脂肪になりますので気をつけましょう。

 

プロテインに興味を持ち出した方が、手軽にプロテイン摂取を始める第1歩として、ザバスのミルクプロテインは最適なのではないでしょうか。

 

 

ストロベリー風味も登場してます!!

 

 

私は、従来のグレープフルーツ風味の方が飲みやすいですね。

 

クリアストロベリーもおいしいと思いますが、酸味がちょっときついように感じました。

 

最後に、当記事を書くにあたり、いろいろと調べているとゴールデンタイムなんて存在しない!!という記事を目にしました。

 

筋力アップ、プロテイン、BCAA、HMB、クレアチンなどいろいろなキーワードも目にしましたが、本当の正解は2018年においても解明されていないんだろうなというのが正直な感想です。

 

ホエイプロテイン+カゼインプロテインという摂取方法が、さらに効率がよくなる!!というような情報もありますしね。

 

人体って複雑ですね!!

 

コメント

  1. ryakku より:

    古い記事に失礼します。
    ミルクプロテインに入っているカゼインは特許出願中の新技術によってお腹の中で固まらずすぐに吸収されるとのことです。ミルクプロテイン専用ページに記載がありました。

    • AKIRA AKIRA より:

      ryakkuさん、コメントありがとうございます。

      ソースはこちらでしょうか?

      https://www.meiji.co.jp/milk-protein/property/article-5.html

      こちらの記事に採用されているグラフの比較に使われているのは、一般的な乳飲料=牛乳なのではないかと考えます。
      牛乳から吸収効率のよい成分のみを抽出したホエイプロテインとの比較ではないのが気になるところですね。

      あと、こちらの記事。

      https://www.meiji.co.jp/milk-protein/property/article-3-2.html

      カゼインはホエイより吸収が遅いと明治自身が発信しています。
      カゼインの吸収がホエイ同様のレベルに早くなったという解釈は難しいように思います。

      まぁ、この記事も突っ込みどころ満載なんですけどね。
      ホエイとカゼインが混ざっているのがミルクプロテインなのであれば、使い分けも何もないと思うのですが(笑)

      最近のトレンドとしてホエイ+カゼインがいいと話はよく聞きます。
      ミルクプロテインも効果ありであってほしいですね~
      私、毎日2本、仕事中に飲んでますから\(^o^)/