【ぽんこつライドレポ】いなちくロングライド 2017 に奥さんが参加してきた ~ 第3話 ~

さて、いなちくロングライドの続きです。

 

前回、前々回を読んでいらっしゃらない方は、こちらからどうぞ。

 

【ぽんこつライドレポ】いなちくロングライド 2017 に奥さんが参加してきた ~ 第1話 ~

【ぽんこつライドレポ】いなちくロングライド 2017 に奥さんが参加してきた ~ 第2話 ~

 

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ちくさ高原からのダウンヒルは超ロング

 

第6エイドのちくさ高原ネイチャーランドを後にし、向かうは第7エイドのあわくら旬の里。

 

ほとんどがダウンヒルとなる区間です。

 

といいつつ、ちくさ高原ネイチャーランドを出て、すぐに1kmほど登らされるというご無体な仕様だったようですけどね。

 

休憩後のリスタートで、8%ぐらいの坂を登らされるのって、つらいんですよね~

 

しかも寒かったので、奥さんの文句も増えるってもんです。

 

さて、その上り坂をこなすと長い長いダウンヒル区間に突入です。

 

10kmはあったそうな。

 

ダウンヒルの開始ポイントでは、運営の方が40km/h制限の標識を持って、注意喚起をされていました。

 

奥さんの感想では、ただただ「怖かった」と。

 

・勾配がきつい

・センターラインのところに縦のひび割れがある

・道路の外側は落ち葉で使い物にならない

・たまに穴があいている

・グレーチングが突如横たわる

 

などなど。

 

唯一の救いは、表六甲や逆瀬川のような急カーブがなかったこととのことでした。

 

1箇所だけ急なコーナーがあったみたいですが、そこは運営さんがスピードダウンの指示を出してくれていたようです。

 

いなちくの運営さん、かなりがんばってはりますね。

 

ただ、走行動画で奥さんが発言してますが、最後の方は腕が痛くなり、握力がほぼほぼなくなっていたみたいです。

 

このダウンヒルは、非力な女性には相当厳しいでしょうね。

 

コースに頻繁に登場するチェーン装着場のような路肩の広くなっているポイントの1つや2つぐらいを一時休憩所のような形でスタッフを配置し、握力が厳しくなった方向けの救済ポイントにしてもよかったのではないかと思います。

 

人間側の問題もありますが、機材が耐えきれなくなることも考えられますしね。

 

ブレーキが105以下だと厳しいでしょうし、カーボンホイールを履いているならリムが溶けるかもしれません。

 

私も表六甲を下っている時に、Tektroのブレーキがフェードを起こしたことがあり、非常に怖い思いをしたことがあります。

 

途中で何度か止まりながらやり過ごしましたけど・・・

 

2018年に開催される際は、休憩ポイントを途中に置くことも検討してみてはいかがでしょうか?

 

ダウンヒルの走行動画はこちらです。

 

20171112 いなちくロングライド 第6エイド ~ 第7エイド

 

ダウンヒルで握力がなくなってきたら、体でブレーキを引く

 

あと、ライダー側の技術的な話として、ブレーキを体全体で引くという技術も覚えておいた方がいいかもしれません。

 

もちろんながら、ブレーキは握力で細かくコントロールをしながら行うことが基本です。

 

ただ、握力がなくなってきて、止まれる場所がすぐには見つからないという非常事態においては、そんなことを言っている場合じゃないこともあります。

 

スピードを落とすことが最優先される場合、体全体を使ってブレーキを引くことで、握力がなくなりかけていたとしても止まることができると思います。

 

指をブレーキに引っ掛けて、握り込むのではなく、体をサドルの後ろの方に落とす感じ。

 

脇を締めて、そのまま腕を後ろに引っ張り込むイメージです。

 

足は、後方に突っ張りましょう。

 

突っ張る力とブレーキを引く力がうまくバランスしないと急ブレーキになりすぎたり、ブレーキが足りなかったりします。

 

ぶっつけ本番でやるには難しいと思いますので、平坦な場所で事前に練習しておいた方がいいですね。

 

まとめ

 

ファンライドにおいて、ヒルクライムをコースに設定する際、1番注意すべきはダウンヒルです。

 

ヒルクライムで疲れているところ、少し気が抜けるところで魔の手は伸びてきます。

 

十分に注意し、一気に下りきることを考えるのではなく、余裕があるうちに休憩を入れることを考えながら、慎重に下りましょう。

 

走ったことのないコースであれば、なおさらです。

 

今回の走行動画、私から見ても奥さんは上手にダウンヒルをこなしていると思いました。

 

ところどころ、ブラインドコーナーっぽいところで、道路中央に寄り過ぎているかなと思う場面もありますが、路面状況を考えると端を走るよりはリスクは低いと感じました。

 

参考までに走行動画を確認してみてください。

 

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