最近、私が所有するサイクルコンピューター、ガーミン510Jが不調です・・・
もう3年以上も使っているので、長持ちしてるとは思うのですが、いつ壊れても不思議ではないような気がしています。
ガーミンの便利な機能の1つ、Bluetoothでスマホと接続すると走行ログを自動アップロードする機能が壊れてしまった様子。
さらに、走行ログを手動アップロードしようとすると1回目は必ず失敗し、2回目以降にアップロードできた後にフリーズする確率が50%を超えるという状態に・・・
最近、1度、走行ログが数日分消失する事件もありました。
さすがに寿命かなということで、次のサイクルコンピューターの候補を考えているのですが、それをそのままブログネタにしてしまおうという企画です。
みなさん、サイコンは何を使ってらっしゃいます??
不動の人気を誇るGarminのEdgeシリーズ
ロードバイク乗りなら誰しも憧れるサイクルコンピューター、ガーミンのEdgeシリーズ。
530、830、1030を使っているのをよく見かけますよね。
信号停止の時やスタートの際に鳴るピロッみたいな電子音が、所有欲を満たしてくれます。
もちろん、性能は折り紙付きで、スピード、ケイデンス、心拍数の計測はもちろんのこと、クリテリウム、エンデューロなどで活躍するLAP計測機能やトレーニング時に仮想ライバルとして自分自身の過去の記録を設定できるなど、サイコンの中でも最も多機能かつ高性能な製品です。
サイコンはもともと高価なものですし、2年、3年と長い付き合いになるアイテム。
安物買いの銭失いになるのが嫌だったので、私は初代サイコンにガーミン510Jを購入しました。
いまや、510Jは古すぎて手に入りませんので、例として830がこちらです。
520Jを奥さんが使っているのですが、操作がタッチパネル式ではなく、ボタン式です。
私的には、タッチパネル式だった510Jと比べて、非常に使いにくい。
830Jはタッチパネル式のようで、買うなら830Jかと思っていたのですが、価格が高めです。
スピード、ケイデンス、心拍センサー付きだと50,000円を超えてしまう・・・
少額のおこずかいで凌いでいるお父さんロードバイク乗りとしては、ちょっと厳しい。
そして、考え直しました。
そもそも、ガーミンじゃないとダメなのか?
ガーミン、いろいろな機能がついていて高性能であることは間違いないのですが、使いこなせていないのではないか?
トレーニング機能、使ったことがあっただろうか??
走行距離、スピード、ケイデンス、心拍数、勾配ぐらいがリアルタイムで見れたら十分では??
ということで、他社のおすすめされているサイクルコンピューターを調べてみました。
おすすめされていたサイクルコンピューター 3選
サイクルコンピューターのメーカーで、よく目にするのは、以下の3社でした。
・Cateye(キャットアイ)
・Lezyne(レザイン)
・Polar(ポラール)
エントリーモデルは2,000円程度と安価なものもありますが、有線で走行距離、スピード、ケイデンスのみという割り切り仕様なので除外します。
各社のミドルクラスのサイコンで、以下の機能を有するモデルをリサーチしてみました。
・走行距離
・スピード
・ケイデンス
・心拍数
・勾配
・バックライト (夜練や自転車通勤での夜間走行が多いため)
・オートストップ機能 (信号待ちも平均速度に含まれないように)
・Stravaへの走行ログ連携機能 (Stravaで走行ログを見たいため)
・GPS
・タッチパネル
上に挙げたような機能は、最低限欲しいところです。
CATEYE Padrone Smart+ コンピュータ (CC-SC100B)
日本ではおなじみのCATEYE(キャットアイ)
走行用ライトでおなじみのメーカーですが、サイコンも有名ですね。
ラインナップも豊富ですが、レースにも使える位置づけでミドルクラスの商品はこちらになるかと思います。
一応、最低限欲しいと思っている機能は、すべて満たしています。
条件付きで。
その条件というのがこちら。
勾配の計測に圧力センサー搭載スマートフォンが必要
少々分かりづらい点なんですけど、サイコン本体には勾配を計測する機能は存在しません。
勾配の計測は、気圧から高度を計測して勾配に換算する方式が多いようです。
日本でのシェア№1スマホであるiPhoneは圧力センサー内臓なので、勾配計測可能ということになります。
スマホで計測した気圧をBluetoothを介してサイコンが受信し、勾配に換算して表示するという仕組みです。
あと、気になる点は電源が内蔵バッテリーではなく、ボタン電池のCR2032を2つ使用するという点でしょうか。
約4か月は使えるようですが、バックライトを多用すると極端に寿命が短くなるとのこと。
夜間走行が多い身としては、少々不安を覚えます・・・
あと、好みの問題ですが、タッチパネルではなく、ボタン操作なのも気になる点です。
ただ、安さは魅力ですね。
少しばかり余談です。
キャットアイのサイクルコンピューターのラインナップを確認していて感じたことですが、商品名からランクがイメージしにくい・・・
Amazonや楽天市場で相場の確認をしていた時、表示名をあえて分かりづらくしているような詐欺のにおいがするものも見かけましたので、気を付けた方がよいかもしれません。
型番で確認すると間違いないと思います。
ガーミンみたいに数字の大小で分かるようにすればよさそうですが・・・
CATEYE Padrone Smart+ に関する元使用者の声が届きました
当記事にコメントをいただきましたアールさん、ロードバイクブログ「午年 羊座 乙女膝」の中の人、ずー・たにさんからいただいた情報です。
両名とも気になったという点がこちら。
GPSが本体ではなく、スマホ経由での受信になる
勾配 (気圧計)だけじゃないようです。
走行ログの要になるGPSをスマホ側に任せてしまうというのは、サイクルコンピューターの意味が半減してしまっているように感じます。
そして、1番よろしくない点がこちら。
ログを記録するモードにすると、スマホとBluetoothで連動し続けないといけないので、スマホのバッテリーが一気に減ります。
アールさんのコメントより
スマホのバッテリー消費にまで影響するのは具合が悪いと思います。
ずー・たにさんからは、エントリーモデルのサイコンは愛用しているという情報もいただきました。
キャットアイは、5,000円くらいまでのサイコンに留めておくのが無難なのかもしれませんね。
Lezyne SUPER GPS サイクルコンピュータ
正直、Lezyneという会社を私は知らなかったんですけどね。
CATEYEと同じく、ライトやフロアポンプ、アクセサリー類で有名な企業のようです。
しかし、ミドルクラスのサイクルコンピューター、SUPER GPS サイクルコンピュータの機能は非常に優秀なように思います。
Amazonでは、サイコン本体のみの販売で、スピード・ケイデンスセンサーと心拍計は別売のようです。
さて、機能的には、私の希望をほぼ満たしてくれています。
CATEYE Padrone Smart+ と違い、勾配を本体で計測することが可能。
電源は、microUSBで充電可能な内蔵バッテリーで24時間可動できます。
アールさんから、実際に24時間以上継続使用可能だったという情報をコメントでいただきました。
逆にGarmin520Jは、バッテリーに不安があるとのこと。
10時間程度でバッテリーが尽きることもあるようです。
バッテリーについては、Lezyneの方がGarminよりも優秀なようです。
唯一の残念な点が、操作がタッチパネル式ではなく、ボタン式であることでしょうか。
あと、コメントでいただいたのですが、GPSの精度がガーミンに比べるとイマイチとのことです。
これは、日本版GPSである準天頂衛星システム「みちびき」に対応していないことが要因でしょう。
みちびきに対応しているサイコンって、ガーミン以外にないように思います。
しかし、CATEYE Padrone Smart+ と定価がほぼ同じ、18,144円(税込)というのは驚異的。
別売のスピード・ケイデンスセンサーが8,000円程度、心拍計も6,000円程度とオプション品も安くすみます。
コメントで教えていただいた情報ですが、スピードセンサー、ケイデンスセンサー、心拍計はガーミンのものを流用可能です。
ANT+という無線通信規格に対応しているためです。
ガーミンの本体だけ壊れてしまい、購入が必要という私と同じ境遇の方には朗報ではないでしょうか。
総合的に判断して、Lezyne SUPER GPS サイクルコンピュータは有力候補になるのではないかと思います。
Polar M460 GPS バイクコンピュータ
ポラールも最近耳にし始めたメーカーです。
ツール・ド・フランスに参戦するような世界的チームも使っている信頼性のあるサイコンです。
こちらは、本体と心拍計のセットがAmazonで購入可能のようです。
POLAR M460も機能的には、私の希望をほとんど満たしてくれています。
内容的には、Lezyne Super GPS サイクルコンピュータとほぼ同じ。
タッチパネルではなく、ボタン式であることも同じですが・・・
本体+心拍計がAmazonで32,000円程度で購入可能。
スピードセンサーとケイデンスセンサーのセットは別売。
Amazonで9,500円程度で購入可能です。
ここで懸念事項があります。
このスピードセンサーとケイデンスセンサーの評判がすこぶる悪いです・・・
電池交換ができず、使い捨て。
精度もあまりよくないとのこと。
正規品のクオリティが低いのはちょっと・・・といったところでしょうか。
ガーミンのサイクルコンピューター+センサーのセットよりも安いですが、安かろう悪かろうになる可能性がありそうです。
次期候補はLezyne Super GPS サイクルコンピューターに決定!!
検討してきましたが、Lezyne Super GPS サイクルコンピューターのコスパが突出していると思いませんでしょうか?
リサーチ前は、ポラールが有力なのかな?と勝手に思っていたのですが、Lezyneのサイクルコンピューターのコスパがよさそうです。
タッチパネルをあきらめれば、ガーミンEdge530と変わらないレベルの性能があるのではないかと思います。
ガーミンのスピードセンサー、ケイデンスセンサーをそのまま使えそうなので、本体だけ購入で対応できてしまうかもしれません。
無理をしてガーミンを購入する必要はなさそうです。
高性能なサイクルコンピューターが欲しいけど、高価なのでがまんしているという方、LezyneのSuper GPS サイクルコンピューターは購入候補に入るのではないでしょうか。
コメント
Lezyne Super GPS 使ってますよw
記事に上がってたCATEYE Padrone Smart+も過去使ってました。
CATEYE→Garmin520J→Lezyneという遍歴です。
CATEYE Padrone Smart+はコスパに釣られて導入したんですが、卒業理由としては、ログを記録するモードにすると、スマホとBluetoothで連動し続けないといけないので、スマホのバッテリーが一気に減ります。しかも当初のワイのスマホ、気圧計ついてなかったので斜度がわからんかったw
というわけで、使い勝手悪く感じて卒業w
Garmin520J、さすがはGamin先生。使い勝手のよさは随一。CATEYEとちがって、これ1台で完結します。ただ、バッテリーの持ちがイマイチ・・・アワイチですらバッテリーがやばいw(アワイチもっとはよ走らんかいということかwww)
Lezyne Super GPS、もちろん1台で完結するし、バッテリーも十分もちます。
20時間もつよってうたわれてますが、実際24時間以上もちました。バックライトもボタン一つでONOFFできすので、必要ないときは消しておけばバッテリーのもちが違います。
ただ、画面白黒、Gaminに比べるとGPSがちょっとしょぼい。(Stravaでルートがちょっとずれることがあります)メモリーいっぱいになった時に自動でログが上書きされない。という問題はあります。
サイコンでは数字のみ確認、ルート確認なんていらんねんwって方はかなり重宝すると思います。
センサーもANT+Bluetooth対応なんでGarminのセンサーそのまま使えますしね。
長文コメ失礼しました。
参考になれば幸いです。
アールさん、もうこの記事に登場するサイコンたちのインプレ記事書いてwww
あら偶然、僕も現在使用中のサイコンが調子悪いのでいろいろ探してたとこ。
って言うかもう購入したんやけどね。(*´pq`*)ムフッ
レザインも検討したけど僕が選んだのは『ブライトン410‼︎』
バッテリーのもちとお手頃な値段が決定打‼︎
AKIRAさんの求めるタッチパネルはついてないけど、他の機能は満たしてるで。(*^^*)
ちょろりゅうさん、ブライトン410のディスプレイ表示、きれいでよさげですね♪
ブライトンはリサーチしてなかったです。
ブライトンのインプレ記事、書いてみません?www
通りすがりの者です。発注済みでしたら今更ですが。
LezyneってANT+センサー対応してませんでしたっけ?
だったらセンサー類は510Jの物がそのまま使い回せると思いますよ。
佐藤さん、コメントありがとうございます。
Lezyne、ANT+センサーに対応しているようです。
510Jのセンサーを使い回せるのは、本当にありがたい♪
Lezyneの仕入れは、510Jがお逝きになられるまで粘るつもりです。Xデーは近そうですが・・・
情報ありがとうございます\(^o^)/
煽るタイトル嫌い
煽るタイトル嫌いさん、コメントありがとうございます。
正直なところ、煽っている感はあまりない記事タイトルだと思っておりました。
以前にアップした「まだ鉄下駄で消耗してるの?」の方が、ドキドキしながら投稿したぐらいですw
当記事は、ガーミン不要の結論に達してますし、記事タイトルと内容がずれているわけでもありません。
インパクトのある記事タイトルを考えだせているという誉め言葉としてお受けさせていただきます。