ロードバイクの走行動画撮影のためにアクションカムを導入する方が増えてきましたね。
アクションカムのマウントには、ヘルメットに付ける方法や腕に着ける方法、ハンドルバーにマウントする方法など様々。
その中でも、1番視界の開けた映像を撮影できるのが、REC-MOUNTS(レックマウント)が販売しているアクションカム専用のマウントでカメラを吊るす方法です。
カメラの前に障害物がなくなるので、迫力のあるクリアな視界の走行動画を撮影できます。
アクションカムを吊り下げるのに必要となるのが、こちらのマウント。
レックマウントは、さまざまなパーツを組み合わせて、サイクルコンピューター、ライト、アクションカム、ベルなどを装着できるカスタマイズ性の高さがウリ。
それゆえに、各パーツの組み合わせ方が無数にあるため、カテゴリー別に自分に合う商品をしっかりと認識しながら揃える必要性があります。
上のリンク先のアイテムは、私の所有アイテムの構成に合うパターンのもの。
サイクルコンピューター:ガーミン Edge510J
アクションカム:SONY HDR-AS300
これが、サイクルコンピューターがブライトンであれば、別パーツになりますし、アクションカムがGoProであれば、また別のパーツになります。
もし、ライトをぶら下げたいのであれば、CATEYEのライト用のアダプターを装着するといった感じですね。
当記事では、私が購入したREC-MOUNTS Type19 Garminコンボマウントにアクションカムを吊るした場合のインプレを書いていきたいと思います。
走行動画の視点について
アクションカムを吊ることの1番大きな利点は、視界がクリアになることです。
ハンドルバーマウントだと、ハンドルやサイクルコンピュータ、ブラケットなどが走行動画に入り込みます。
邪魔といえば邪魔。
※ハンドル操作が映るのは利点かもしれません。
アクションカムを吊ると、ロードバイク本体のアイテムは何も映りこまなくなり、視界が開けます。
純粋に風景を撮影したい時には、必須かもしれませんね。
また、取付位置から分かると思いますが、従来のハンドルバーマウントに比べて、視点は低くなります。
アワイチの水仙郷ヒルクライム走行動画で比較することができますので、貼っておきます。
アクションカムを吊った走行動画。
こちらが、ステムキャップにマウントして撮影した走行動画。
視点の高さに関しては、そこまで気にならないかもしれませんね。
前走者の後ろに付いた状態だと、ステムマウントで前走者の腰の高さ、吊るしでシートポスト辺りに視点の高さがくる感じでしょうか。
走行動画の振れについて
映像の振れについては、大差ないように感じます。
というのが、私が使っている撮影機材、SONYのHDR-AS300は手振れ補正に関しては最強クラスのアクションカムです。
多少の差はあるのかもしれませんが、アクションカムの光学手振れ補正機能が吸収してくれるレベルなのではないかと思います。
GoProも7のHero Blackレベルであれば、手振れ補正が優秀になっているようですので、問題なく運用できるかとおもいます。
ちなみに、マウントのアームは細めでアジャストのための穴も開いているため、見た感じは「本当に大丈夫?」と思ってしまうのですが、固定力に問題は出ていません。
実は、マウントのアームよりもハンドル固定部の細さの方がより気になります。
簡単にへし折れそうな細さ・・・
いまのところ問題は出ていませんが、いつ亀裂が入らないかと心配しているところ。
というのも、ステムに取り付ける用のマウント、3つも亀裂が入っておしゃかになってしまったんですよね、私。
ステムを通す円形の根本の右下側に亀裂が入っているの分かります?
2つとも3か月ほどで同じ箇所に亀裂が入ってお逝きになられました・・・
1つ3,500円近くするので、これだけで1万円がパー
耐久テストをちゃんとやっているのか怪しいレベル・・・
こちらのマウントは買わないことをおすすめします。
まぁ、年商1億5000万、社員3人の会社ですので、そこまで信頼性を求めるのは難しいのかもしれませんね・・・
耐久性については、怪しみながら使用しつつという感じです。
製品の精度について
こちらもあまり高い評価は与えられないというのが正直なところ。
というのも、サイクルコンピューターの脱着部の精度がよろしくない。
ガーミンの純正マウントであれば、サイコンがスッと周り、少しの抵抗を感じる程度で固定状態に移行します。
しかし、レックマウントはかなり力を込めないと固定状態に移行しません。
外す際は、さらに注意が必要。
サイコンの爪が折れるんじゃないかと心配になるぐらいの音をたてながら、外れる感じです。
参考動画がこちら。
パキッという嫌な音がするのが分かっていただけると思います。
実際に、サイコン側の固定用の爪が削れていってます・・・
実際、爪が折れたという方もいらっしゃるそうな・・・
そして、それを想定して、レックマウントがガーミンの爪を補修するパーツを販売しているという・・・
見方によっては、大変ありがたい話なんだと思います。
まぁ、私は、ガーミンの爪が折れてしまうような精度の製品を世に送り出す姿勢を疑いますけど。
ガーミン本体を落として爪が割れてしまったというような方には、ありがたいアイテムかもしれません。
私は気になるのですが・・・
レックマウントのHPやTwitterでの対応を見ていて思うのですが、あまりユーザーフレンドリーな会社ではないと感じるのですが、私だけでしょうか?
結構、殿様商売臭のする運営だなというのが私の感想です。
同じような商品が見当たらないので、使うしかないんですけど・・・
もう少し、気持ちのいい運営をしてほしいというご要望。
最後に
レックマウントの着眼点は素晴らしいと思います。
ハンドル周りがごちゃついて嫌だなと感じていたロードバイク乗りの悩みを巧みに解決したわけですから。
あとは、プロダクトの精度と運営のレベルが上がってほしいと願うばかり。
ライトを着ける場所がない!!
アクションカムをしっかりと固定して、走行動画を撮影したい!!
ハンドル周りをスッキリしたい!!
という方は、レックマウントをチェックしてみてはいかがでしょうか?
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