先日、Twitterでこのような記事を発見しましてね。
これ、本当に不思議。
ロードバイク乗りなんて、電子マネー決済と相性抜群なはずなのに、現金の人多い気が…なぜコンビニで現金払いをするのか?財布の中にクレジットカードがあるのに現金で支払う理由を、Twitterで質問してみた結果とは。 – クレジットカードの読みもの https://t.co/gpGKnCL7zz
— AKIRA@速く遠くへ (@AKIRA_779) 2019年1月21日
私もずっと不思議に思っていたのです。
コンビニで現金を使うの面倒くさくないの?と
電子マネー使うと超ラクよ??と
朝の通勤時、コンビニでささっと買い物しようとレジに並ぶと、前で一生懸命小銭入れをかき回して、ぴったりの金額を出そうと必死になっている方を見かけることがあります。
それを見るたびに、私は「電子マネーだったらスマホをタッチするだけなのに・・・」と思ってしまうわけです。
そもそも、小銭が必要ないわけですから、財布が重くなることもないですし、それを軽くするための努力も必要ありません。
店舗側も回転率が上がりますし、消費者側も時間短縮になる。
win-winの関係になれる素晴らしいシステムだと思うのですが・・・
特に、ロードバイク乗りとは抜群の相性を誇っていると思うのです。
なぜか?
1.ロードバイク乗りのコンビニ使用率は異常に高い。
2.ロードバイク乗りは、なるべく負担重量を軽くしたい(ですよね?)
この2点がすべてです。
しかし、一般の方には2割しか浸透していないキャッシュレスサービス。
では、現状、ロードバイク乗りにはどれぐらい浸透しているの?
ということで、調べてみました。
キャッシュレス決済の浸透率は4割程度
現状、ロードバイク乗りにどれだけキャッシュレス決済が浸透しているのかをTwitterでアンケートを取ってみました。
興味が湧いたので、アンケートを取ってみようと思います
よろしければ、ご協力くださいロードバイク乗りのみなさん、ライド中のコンビニ補給、お支払いはどちら?
— AKIRA@速く遠くへ (@AKIRA_779) 2019年1月23日
投票にご協力いただいたみなさま、ありがとうございますm(__)m
・現金:58%
・キャッシュレス決済:42%
このような結果になりました。
元となった記事では、現金で決済されている方の比率は80%とありましたので、一般人よりは浸透しているということですね。
それでも、比率としては6:4で現金支払いの方が多いという結果に。
まだまだ、キャッシュレス決済は広まっていないという印象です。
キャッシュレス決済が浸透しない理由はなにか?
私の初キャッシュレス決済利用は、楽天Edyでした。
導入は遅い方だったと思いますが、今や現金で支払うことは皆無。
現金支払いは、キャッシュレス決済に一切対応していない店舗を利用した時ぐらいですね。
1度使い始めるとキャッシュレス決済の便利さにどっぷり浸かってしまうわけですが、そんな沼に足を入れる前、何に抵抗があったのかを思い返してみました。
・サインが面倒そう
・スマホを紛失したり、盗難された際に被害が大きくなるかもしれないという不安
・スキミングなどの犯罪に巻き込まれる可能性がある
・使い過ぎなどの自制がきかなくなるかもという不安
こんなところでしょうか?
小銭をじゃらじゃらと持たなくてよくなるメリットよりも不安に思うデメリットの方が大きいから導入しないのだと思うのですが・・・
1つ1つ、不安の種を解消してみることにします。
コンビニ利用の少額決済は、クレジットカードでもサイン不要
コンビニ利用で1万円を超えるような買い物ってしませんよね?
最近は、サインが付き物のクレジットカードを利用したとしても、少額決済の場合はサイン不要です。
スマホ決済は言わずもがな。
リーダーにスマホをかざすだけで買い物ができるというのが魅力なのに、サインをさせるなどという無粋なシステムにはなっていませんw
支払いに利用したいサービス(楽天EdyやiDなど)を伝えて、リーダーにかざすだけ。
数秒で支払いが済むのは、本当に便利ですよ。
紛失・盗難の際に被害が大きくなるかもしれない
紛失・盗難され、他人に使われてしまい、後日に高額の請求が・・・という不安は分かります。
確かに、利用停止の連絡をしなければそのような被害が発生することもあるでしょう。
しかし、利用停止の連絡は、電話1本で済む話です。
盗難・紛失による被害拡大は、現実にはほぼ起こらないと考えて問題ないでしょう。
また、チャージしていた金額が返ってこないという不安もあると思います。
これに関しては、現金も同じですよね?
財布を盗まれたり失くしてしまった時、財布の中身は返ってきません。
現金にメリットがある話ではないので、現金を優先的に選択する理由にはならないですね。
むしろ、後払い式のキャッシュレス決済サービスであれば、盗難・紛失が起きても被害は0ですから、現金を持ち歩くよりもリスクを軽減することが可能です。
ちなみに、後払い式のスマホを利用したキャッシュレス決済サービスは、iDとQuickPayのみです。
楽天Edyなどは前払い式ですので、紛失・盗難の際は残額が返ってくることはありません。
スキミング被害に合っても、後払い式キャッシュレスサービスであれば補償される
クレジットカード犯罪でよく聞かれるようになったスキミング。
クレジットカードの磁気情報を不正に読み取り、その情報を別のカードに複製して利用する犯罪です。
スキミングをされてしまうと、クレジットカード利用者に落ち度がなかったとしても不正利用されてしまう恐ろしい犯罪です。
しかし、後払い式のサービスの場合、不正利用から60日間の間であれば補償を受けることが可能で、全額返ってきます。
不正利用された場合に怪しいと思われる内容があれば、クレジットカード会社が連絡してくれたりもします。
しかし、毎月の利用明細はしっかりと確認した方がよいと思います。
チェックが必要という点は、現金よりも煩わしい点かもしれません・・・
スキミング被害を少しでも防ぎたいという方は、スキミング防止グッズが販売されています。
このようなアイテムを普段の生活で利用するのも1つの手段かと思います。
ライド中は気にしなくてもいいと思いますので、スマートポーチを利用しましょう。
使い過ぎなどの自制がきかなくなるかもという不安
すいません、こればかりは自己管理の問題ですので、対策は・・・
ライド中のコンビニと飲食店の利用に限るというルールを設定しておけばクリアできそうな気がします。
おすすめしたいキャッシュレスサービスは、iD
私、コンビニでの買い物から外食、スーパー、電気量販店などなど、電子マネーが使えるところでは、ことごとくiDを使っています。
コンビニ、ファミレス、スーパーなどはほぼ対応しており、非常に使い勝手がいいです。
AEON系列の店舗でも使えるのがうれしいですね。
楽天Edyは使えないので。
また、前述しましたが、iDは後払い式(ポストペイ)のキャッシュレスサービスです。
いわば、スマホで簡単に利用可能なクレジットカードと一緒。
事前に利用できる金額をチャージする必要がないのも便利。
利用は、店舗で「支払いはiDで」と伝えて、スマホをかざすだけ。
以前は、iPhone利用者は使用できなかったのですが、ApplePayが登場したことでiDを利用することが可能となりました。
ポイントが貯まるという利点もあります。
いよいよ使わない理由がない気が・・・
また、盗難・紛失した際の補償も受けることができます。
これに関しては、私、大失敗をしたのでこちらをどうぞ。
人気電子マネー、楽天Edyの落とし穴
私、2018年末のライド中にスマホを紛失しまして。
紛失する5時間前に楽天edyに1万円をチャージしたんですよ。
昼食代に少し使ったのですが、残高は9,000円近くある状態だったんです。
当然、その残高は新しいスマホに移行できるものだと思っていたのですが・・・
スマホ紛失の場合は、補償してもらえません!!
スマホを専門ショップで破棄し、証明書が出る場合は補償されますが、紛失は補償対象外。
もうなんとも言えぬ気分でしたね。
スマホはなくなるわ、9,000円も失うわでテンションだだ下がり。
もし、スマホを落としてしまい、電源が入らないとかディスプレイがバキバキになってしまって何も見えないという状況になったとしても、その本体は持ち帰るようにしてください。
そして、スマホ販売会社に持参し、破棄証明を出してもらえるように依頼しましょう。
この際に、壊れたスマホがないと証明を出してもらえません。
証明があれば、残額を補償してくれます。
各サービスごとに手続きに必要なもの、手続き方法が異なりますので、事が起こる前に確認しておくことをおすすめします。
スマホのバッテリー切れも死を意味するので、モバイルバッテリーは必携
ライド中にスマホのバッテリー切れを起こすのは危険です。
特に、ロングライドでの補給は必須。
現金なし、スマホ逝きの状況は絶望的ですね。
ですので、モバイルバッテリーは必ず携帯するようにしましょう。
モバイルバッテリーを持つぐらいなら現金でいいという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、スマホが使えない状況は、落車や事故のようないざという時、連絡ができないという意味でも危険です。
モバイルバッテリーは必携アイテムだと思います。
ケーブルも一緒に持っていれば、サイクルコンピューターのバッテリー切れにも対応できるのでおすすめですよ。
お守りとしてのお札数枚は持っていきましょう
キャッシュレスサービスをメインで使用するとはいえ、現金を一切持たずにライドに出かけれるインフラが整っていないのも事実です。
特に、お山大好き、田舎道大好きな方は、コンビニすらない辺境の地へ向かわれる方もいらっしゃると思います。
頼れるのがおサイフケータイ未対応の自販機だけという状況に遭遇することも度々あるでしょう。
そんな時のために、千円札3枚ぐらいはお守りとして持っておきましょう。
ツールボトルに忍ばせるもよし。
ハンドルのエンドキャップを外した中に忍ばせるもよし。
間違っても、五千円札や一万円札を1枚だけ持つという過ちはおかしてはいけません。
自販機は千円札しか使えないことがほとんど。
現金はあるのに、何も買えないという悪夢のような状況に陥る可能性が高いです。
ハンガーノックや脱水症状になった時、何も買えない状況になると、結構リアルに死を覚悟することになりますよ・・・
私、ある夏のバカみたいに暑い日に、三田と猪名川間の山中で五千円札1枚を握りしめて地獄への門を叩きかけましたからw
最後に
いかがでしたでしょうか。
イメージ的には、メインはキャッシュレスサービスを利用しつつ、お守りがわりに千円札数枚を所持しておくというのが便利・軽量・安心な運用方法かと思います。
キャッシュレスサービスをなんとなく敬遠していた方は、導入を検討してみてもよいのではないでしょうか。
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