【ロードバイク】スマートトレーナー(ローラー)導入のメリットを考えてみた

速さ・強さを求めるロードバイク乗りにとって必需品となりつつあるローラー。

 

私はローラーに楽しさを見いだせず、実走だけで十分というスタイルで4年間ロードバイクライフを過ごしてきました。

 

しかし、5年目に入り、その考え方に変化が・・・

 

 

ローラーのメリットって結構あるのでは?

 

 

ここ数年、ローラートレーニングを楽しいものに変えることができるトレーニングアプリ、Zwift(ズイフト)の登場もローラートレーニングの普及を後押ししてくれていますよね。

 

私は、Zwiftなしではローラートレーニングを5分で辞めてしまいそうなので、Zwiftを楽しむためのローラー、スマートトレーナーを導入するという前提で、ローラー導入のメリットを考えてみたいと思います。

 

私自身に暗示をかけるためにwww

 

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最大のメリットは、事故や落車がないこと!!

 

ローラートレーニングの最大のメリットは、なんといっても事故や落車がないことでしょう。

 

パワートレーニングができるとか、もがくことができるとかは2の次。

 

事故・ケガがないという安全性の保障は、何にも代えがたい大切なことだと思います。

 

想像してみてください。

 

1年間、がんばって2万km(月1,000km越え)を実走トレーニングで走破し、見違えるように強くなっても、1度、落車してしまい、1か月乗れないなんてことになったら、あっという間に元通り。

 

もしかしたら、1年前よりも弱くなるかもしれません。

 

なんとも非効率ですよね。

 

1年もかけて得たものが、ケガと壊れてしまった愛車だけとか泣くに泣けません。

 

それで済めば御の字ですが、最悪、人生が終わるかもしれませんから・・・

 

1月に実走で2,000km近く走ろうと思うと、毎日数時間レベルは乗らないと届かないレベル。

 

それだけ実走をこなせば、落車のリスク、事故のリスクもあがります。

 

落車・事故のリスクは、走行距離と強度に相関すると思います。

 

要は、実走で強くなりたければ、事故の1つや2つは覚悟しなさいということ。

 

逆に、落車・事故のリスクを0にしたいのであれば、実走しなければいい。

 

その唯一の解決方法が、ローラートレーニングの導入です。

 

固定ローラーであれば、事故も落車もありえません。
※強烈に追い込んでフレームが折れたとかクランクが折れたとかは別カウントでお願いしますw

 

最高ランクの安全保障のもと、ロードバイクに乗れる方法と言えます。

 

素のローラートレーニングは、楽しいとは言い難いですが・・・

 

そう、無音の部屋でやるローラートレーニングの最大のネックは、つまらないことなんですよね・・・

 

Zwift(ズイフト)は、世界中のロードバイク乗りとバーチャル空間を走れるローラーを楽しむためのトレーニングアプリ

 

ローラートレーニングはつまらなさすぎて、10分も持たないという方。

 

私のことですがw

 

朗報です。

 

特にゲーマー気質の方は、超朗報です。

 

ローラートレーニングをゲーム感覚に変えてくれ、さらにバーチャル空間のコースを走れ、世界中のロードバイク乗りとレースまでできるアプリがあります。

 

それが、Zwift(ズイフト)です。

 

引用元:Zwift

 

Zwiftは、インターネット環境とANT+の送信機器、ローラー台を用意すれば始めることが可能。

 

月額1,500円。

 

後述しますが、環境と月間走行距離によっては、実走トレーニングより安くつく可能性すらあるお値段です。

 

それはさておき、Zwiftを導入することで、ローラートレーニングがただペダルを回すだけのものではなくなるということがポイント!!

 

自分であらかじめ作成しておいたワークアウト(トレーニングプラン)に従って、ゲーム感覚でペダルを回すこともできます。

 

リアルのロードバイク仲間とZwift上のレースで競うこともできますし、あこがれのロードバイク選手と走ることもできてしまうかも!?

 

フミーことトレックの別府選手がズイフトでイベントを行っていたりもしますし、有名アマチュア選手がさらっとレースで走っているかもしれません。

 

そして、何よりもすごいのが、コースの勾配に合わせて負荷が変動し、実走に近い走行感覚を得ることができるという点です。

 

バーチャルトレーニングの環境もここまできたかという感じですね。

 

いままでは、ただただ平坦の負荷の変動が一切ない状況しか再現できなかったために、変化がなく単調でした。

 

これがローラートレーニングがつまらないという最大の理由だったのではないかと思います。

 

それを解決してくれるのが、Zwiftの導入というわけです。

 

しかし、すべてのローラーが負荷変動に対応しているわけではありません。

 

そこで登場するのが、負荷変動対応のスマートトレーナーになります。

 

Zwiftを楽しみ尽くすために必須のアイテム、スマートトレーナー

 

Zwiftを導入するだけでもローラートレーニングが色付くことは間違いないでしょう。

 

しかし、負荷変動まで対応できたら?

 

それはそれは楽しくエキサイティングなローラーライフが待っているはず!!

 

負荷変動対応のローラー、スマートトレーナーを是が非でも導入したいところです。

 

スマートトレーナーには、以下の2種類があります。

 

・タイヤドライブ式

・ダイレクトドライブ式

 

私が絶対的におすすめしたいのは、ダイレクトドライブ式のスマートトレーナーです。

 

高額になりますが、メリットが大きい!!

 

ダイレクトドライブ式のスマートトレーナーは、ホイール&タイヤを消耗しないので節約になる

 

ダイレクトドライブ式のスマートトレーナーの使い方のイメージは、こちらの動画を見ていただくのが分かりやすいと思います。

 

Tacx NEO Smart – T2800 (EN)

 

 

こちらの画像で説明すると、スマートトレーナーの駆動部右側にスプロケットを装着し、ロードバイクの後輪を外した状態でスマートトレーナーにセットして使います。

 

実際に駆動するのはタイヤではなく、スマートトレーナーに内蔵された負荷装置です。

 

よって、練習用タイヤが必要ありません

 

さらにいうと、ローラー用ホイールも必要ありません

 

タイヤ・ホイールは消耗品です。

 

それらを一切使わなくてよいということは、長い目で見れば節約になりますよね。

 

先述した「走行距離によっては、Zwiftの月額ぐらいは元が取れる」というのはそういうことです。

 

このランニングコストの低減という要素は、数年利用していくことを考えた時、意外に大きなメリットになるのではないでしょうか。

 

ダイレクトドライブ式スマートトレーナーは、随一の静音性を誇り、マンションでの使用に最適

 

ローラーでトレーニングをしたい!!

 

でも、マンションだから騒音の問題で難しい・・・

 

家に小さな子供がいるので、大きな音は出せないから無理・・・

 

という方は多いのではないでしょうか?

 

私も同じくですが、ローラーの導入を阻んでいる最大の要因は騒音です。

 

一般的な固定ローラーや3本ローラーを使用したことがあるのですが、とてもじゃないけど導入は無理!!というレベルでうるさい・・・

 

こんなの使ってたら、家の人間からクレームの嵐になること間違いなしというレベル。

 

完全にローラーの導入は諦めていました。

 

ところが、最近、ダイレクトドライブ式であるTacx Neo Smartを所有しているロードバイク仲間のお宅に訪問することがあり、実物を見聞きさせてもらったんですけど、ウルトラ静か!!

 

1番うるさいのがチェーンの擦れる音という従来のローラーではありえないような静音レベルに心底驚きました。

 

この静音性があれば、ローラーの導入も現実味が出てきたなと本気で検討中です。

 

小さなお子さんがいるご家庭や周りに気を遣うマンション居住の方も、導入の可能性が飛躍的に高まる重要な要素かと思います。

 

ロードバイクを振る動作も許容してくれるので、リアルなペダリングに近づけることが可能

 

もう1度、Tacx Neo Smartの動画を見てみてください。

 

Tacx NEO Smart – T2800 (EN)

固定ローラーは、ロードバイクをがっちりと固定してしまうため、左右に振ることはできないものが多いです。

 

しかし、Tacx Neo Smartであれば、幅は小さいながらも振ることが可能。

 

出力を上げる時、シッティングであってもロードバイクを振るという動作は必須ですよね。

 

これを実現できるのも1つのメリットではないかと思います。

 

長時間負荷を継続するトレーニングを行いやすい

 

ローラーをはじめて使ってみた時、3分以上継続的に負荷をかけ続けることがどれだけしんどいかということを身をもって知りました。

 

逆に言うと、実走において、3分以上継続的に強めの負荷をかけ続けれる環境がほとんど存在しないということに気付かされました。

 

私は神戸市内に住んでいますので、信号が多いです。

 

長いこと信号に引っかからずに走れたなと感じたとしても、いいところ3分ぐらいなんだと思います。

 

要は、1時間の実走のうち、走って休憩しての細かいセットを何回も繰り返しているだけで、継続的に負荷をかけ続けれているわけではないということです。

 

これでは、持久力は育ちません。

 

私が、長時間停止せずに実走を行おうとすると、淡路島に渡らないと難しいです。

 

もしくは、六甲山ヒルクライムか。

 

しかし、走りに行こう!!と決断してから、スタート地点にたどり着くまでに1時間以上の時間を要します。

 

これは非常に効率が悪い・・・

 

ローラーであれば、レーパンとシューズを用意すれば、すぐに最適な環境を手にすることができます。

 

速くなりたい!!

強くなりたい!!

 

という方にとっては、時間効率は大事な要素の1つです。

 

現代人は忙しいですから・・・

 

ローラーを使えば、スタート地点に向かうまでの1時間で、持久系のトレーニングに瞬発的なトレーニングも行えてしまうでしょう。

 

そう考えると、ローラーでのトレーニングは取り入れるべきではないかと思います。

 

仮に実走で信号のまったくない区間を見つけたとしても、道路状況によってペダルを回せない状態に陥ることもあります。

 

ダウンヒル区間に入れば、高出力で回すと70km/hとか出て危ないですし、なにより道交法違反です・・・

 

現実世界で、長時間負荷をかけ続けれる環境を見つけるのは至難の業だと考えてよいかと思います。

 

超高強度のトレーニングはローラーで(実走はNGですよ)

 

スプリントなどの数十秒間、高出力を出すような超高強度のトレーニングを安全に行えるというメリットもあります。

 

実走で超高強度のトレーニングを行うのは危険!!

 

1人で勝手に落車をしてケガをするだけならマシですが、公道ですので、まったく関係のない他人を巻き込む事故を起こす可能性もあります。

 

超高強度トレーニングは、意識が飛びそうになるぐらいまで追い込む方が多いのではないでしょうか?

 

公道で、50km/hを超えるようなスピードを出しながら、意識が飛びそうな状態など決して許されるものではありません。

 

しかし、クリテリウムはエンデューロなどのレースでは必須の能力でもあります。

 

超高強度トレーニングは、ローラーの上だけで許されるものというのが私の持論です。

 

フルスプリントの練習をしたければ、潔くローラーを用意しましょう。

 

Tacx Neo Smartに限った話ですが、リセールバリューが高い

 

大人気スマートトレーナーである、Tacx Neo Smartに限った話かもしれませんが、メルカリなどのフリマアプリに出品した際の売却額が高いというメリットもあります。

 

こちらは、メルカリで売却済みとなったTacx Neo Smartの検索結果の画像。

 

相場としては、10万円から13万円ぐらいで取引が成立しています。

 

2019年1月29日現在、wiggleで開催中のウインターセールでの価格とほぼ同価格!!

 

wiggleからの購入時は配送料がプラスされるので、12万円程度になりますが、それにしてもすさまじくリセールバリューは高い。

 

ほぼ無料でTacx Neo Smartを試せるようなものですね。

 

1度使ってみて、気に入ればそのまま使用するもよし、wahooに心移りしたのであれば売却するもよしと足取り軽い感じではないでしょうか。

 

まとめ

 

いろいろとローラーのメリット、ローラーでしか実現できないトレーニングなどについて考えてみました。

 

1.落車・事故のリスクがなく、安全

2.Zwiftを利用することで、ゲーム感覚でトレーニングができる

3.ホイールやタイヤを消耗しないので、節約になる

4.高い静音性で周囲に迷惑がかからない

5.昔に比べて、実走に近い操作感を得ることができる

6.長時間継続的な高負荷トレーニングが可能

7.超高強度トレーニングが可能な唯一の方法

 

やはり、ローラーはあった方がよさそうです。

 

特に、ダイレクトドライブ式のスマートトレーナーがあるとローラートレーニングが捗りそう。

 

・レースで結果を出したい

・速くなりたい

 

という方は、ぜひ、スマートトレーナーの導入を検討されてみてはいかがでしょうか?

 

ちなみに、代表的なスマートトレーナーは以下の2点ですね。

 

 

 

どちらも、16万近くはする高価なローラーですが、その分の価値は間違いなくあると思います。

 

ヒルクライムの実走感も欲しいという欲張りな方には、Wahoo一択ですね。

 

 

ここまで揃えると、実走がほぼ必要ないと感じるレベルかもしれません。

 

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