冬のインナーウェアはこれで決まり!!モンベルのジオラインM.W. サイクルアンダーシャツをインプレ

ロードバイク乗り向けの冬用インナーウェアの頂点が決定いたしました(唐突)

 

今までは、モンベルのジオライン L.W.を推していましたが、それを超えるインナーウェアに出会いましたので、ご紹介させていただきます。

 

 

モンベルのジオライン M.W.サイクルアンダーシャツ

 

 

結局、モンベルのジオラインということになってしまいました。

 

先に、このインナーウェアの欠点をお伝えしておきます。

 

商品名からプロダクトの特徴やすごさが伝わりにくい!!

 

正直なところ、商品名からは「背中側の丈が少し長くなった程度のサイクリスト用ジオラインM.W.やろ?」ぐらいにしか思っていませんでした。

 

しかも、価格がジオラインM.W.よりも300円安いという・・・

 

ジオラインL.W.でも冬を越すことは可能だったので、さらに暖かいM.W.だとかなり汗をかくのでは?という思いもありました。

 

ストレートに言うと、大したことないだろうと思っていたんですね。

 

 

大間違いでした。

 

 

サクッとよかった点を挙げてみます。

 

1.風が当たり冷えやすい前面(お腹側)+肩から腕にかけてをM.W.の暖かい生地、汗をかき蒸れやすい、脇の下、背中側を速乾性に優れたL.W.の生地でつくられたロードバイク乗り専用設計となっている。

2.前傾姿勢を前提とした、背中側の丈が長めのデザインになっている。

3.L.W.と比べると、タイト目につくられている。

4.なにより、快適さ最強のジオラインである。

 

ロードバイク乗りのことだけを考え、こだわって製造された最強のインナーウェアですよ、これは。

 

しかも、モンベルのオンラインストアで、4,000円+税で購入できてしまうという・・・

 

これ以上の説明は不要な気もしますが、掘り下げてみたいと思います。

 

まず、うんちくの前に実際に着用してみてのインプレからいきましょう。

 

ちなみに、男女兼用商品ですので、女性ロードバイク乗りの方も目を通してみてください。

 

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ジオラインM.W.サイクルアンダーシャツを着用してみての感想

 

気温2℃の寒い朝、自転車通勤時に着用してみました。

 

サイクルアンダーシャツ+夏用半袖ジャージ+ウインドブレークジャケットという組み合わせ。

 

まったく寒くないです。

 

ジオラインL.W.だと少し肌寒さを感じるレベルのはず・・・

 

しかし、サイクルアンダーシャツは、前面の暖かさのレベルが1段上ですので、寒さを一切感じないのが本当にありがたい。

 

さらに、強度を上げて走り、汗をかき始めても不快感がないのはさすが。

 

ベタっと肌に張り付くようなことはなく、着心地上々。

 

脇の下や背面の通気性がいいので、無駄に暖かくなりすぎず、ほどよい感じ。

 

強度高めのアワイチでも着用しましたが、非常によかったですね。

 

さすがに、全開走行した直後、汗だく状態で停止している時は汗冷えを感じましたが・・・

 

その状態から乾いてくるまでの時間が短目なのもうれしい点。

 

最終的には、ガーミンのハートレートバンドが汗冷えの原因になるぐらい、サイクルアンダーシャツは乾いてくれていました。

 

いままで着用してきた冬用インナーウェアの中では、頭1つ抜けた存在というのが私の感想です。

 

ジオラインM.W.とL.W.のいい所取りをしたハイブリッドインナーウェア

裏のヨッシーは気にしないでくださいw

 

1番のポイントは、ジオラインM.W.とL.W.のいい所取りをしたという点でしょう。

 

ジオラインL.W.は、もともとロードバイク乗りからの評価が高かったインナーウェアです。

 

薄手で、速乾性が高く、汗冷えしにくいにも関わらず、なぜか暖かいという春、秋をメインに、冬も使える万能さと、3,000円台という高機能インナーにしては安めというコスパ最強インナー。

 

しかし、冬の寒い時期に入ってしまうと、その生地の薄さゆえに暖かさの面で若干の物足りなさを感じたのも事実。

 

ロードバイク乗りが寒さを感じるのは、前面に強烈な風を浴びるからに他なりません。

 

逆に、背面は寒く感じることは少なく、むしろ運動で発生した胴にこもる熱を排熱する機能を優先したいぐらいです。

 

パールイズミのウィンドブレークジャケットも、前面は風を通さず暖かいつくり、背面は排熱できるようエアベンチレーションというシステムを設けています。

詳しくはこちらの記事をどうぞ。

 

 

この考え方をインナーウェアに取り入れたあたりは、さすがモンベル!!と言ったところ。

 

ウインタースポーツ用のインナーウェアとして人気のあるジオラインM.W.の生地を暖かさが必要となる前面と肩から腕にかけて採用。

 

春・秋用のインナーウェアとして人気のあるジオラインL.W.の生地を排熱が重要となる脇と背面に採用したわけです。

 

自社人気インナーウェアのハイブリッド製品が、ジオラインM.W. サイクルアンダーシャツというわけです。

 

ジオラインL.W.とM.Wの特性については、こちらのモンベル公式サイトの画像が分かりやすいかと思います。

 

引用:モンベルウェブショップ

 

ボックス構造はM.Wのみの特性。ストレッチスパン糸はL.W.のみの特性になります。

ポイントは、遠赤効果で暖め、空気の層で暖かさを持続させるという点ですね。

 

L.W.の速乾性については、こちらの画像をどうぞ。

引用:モンベルウェブショップ

 

ジオラインシリーズの特徴の1つ、制菌効果や防臭効果、静電気軽減効果も魅力の1つですよ。

 

引用:モンベルウェブショップ

 

前傾姿勢を前提とした、背中側の丈が長めのロードバイク乗り向け専用デザイン

 

ロードバイク独特の乗車姿勢である、前傾姿勢に合わせるために背中側の丈が長めに設計されています。

 

サイクルジャージであれば当然の話ですが、インナーウェアで実現した製品はあまりお目にかからないのでは?

 

正直、ビブショーツを履いている場合、ジオラインL.W.でも背中が出ることはないわけですが・・・

 

実際のところは分からないのですが、パンツタイプのレーパンでは効果があるのかもしれません。
※私はパンツタイプのレーパンを着用しないので・・・

 

タイト目の設計で、上半身の動作を邪魔しない

 

ロードバイクは、上半身も使うスポーツ。

 

少しコンプレッション性がある方が、着心地がよく感じるものですよね。

 

ジオラインL.W.は、少しブカッとしたところがあったのですが、サイクルアンダーシャツはタイト目の設計となっており、肌から生地が離れることがほとんどありません。

 

少なくとも、がばがばではありません。

 

身長164cm、体重59kgの私が、Mサイズでそのように感じましたので、そこそこタイト目だと思います。

 

コンプレッションウェアのような締め付け感があるわけではありませんが・・・

 

ロードバイク乗りのことをよく理解した設計になっていると思います。

 

最後に

 

JYURYUのような特殊機能を追加したインナーウェアは必要としていないよという方には、ぜひともおすすめしたいインナーウェア、ジオラインM.W.サイクルアンダーシャツ。

 

冬のライドが快適になることは間違いありません。

 

最近、モンベルは自社ECサイトでの販売に力を入れているようで、Amazonや楽天では買えないようです。

 

こちらからの購入か、店舗での購入がよいかと思います。

 

他にもインナーウェアに関する記事をアップしていますので、目を通してみていただければと思います。

 

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