巷で噂のロードバイクフィッティングサービス、キノフィットを受けてみた ~ポジション編~

突然ですが、キノフィットをご存知ですか?

ロードバイク乗りでフィッティングサービスに興味をお持ちなら聞いたことがあるのではないでしょうか。

U23アジア選手権での優勝経験も持つ木下智裕さんがポジションとライディングフォーム、ペダリングをトータルで見てくれるフィッティングサービスです。

この方が木下さん。

とても柔らかい感じのお兄さんです。

キノフィット、大変人気がありまして、なかなか予約が取れないんですよ。

2016年12月9日、10日、11日と神戸のSmiley 008 cyclesさんで開催されるという情報を人伝に聞いていたのですが、予約でいっぱい。

次の機会かと思っていたところ、10日の13時からの枠がキャンセルになったと8日の夜にFBで投稿があり、9日の開店と同時に連絡。

予約を取ることができたという訳です。

高い機材を購入するよりも先に、受けることをお勧めしたいフィッティングサービス。

私の体験談をお伝えしたいと思います。

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ビフォーアフターの動画を公開!!

まずは、ビフォーアフターの動画を見てもらいましょう。

細かいことは後で書きます。

Before

After

誰の目から見ても変化が分かると思います。

フィッティングサービスは90分の時間制なのですが、その短時間の間でポジションからフォームから変更の嵐。

beforeの動画の様子を見た木下さんの感想は「いろいろといじりがいがありそうですね~」でした。

before、そんなにひどかったんですね・・・

今の私が見てもひどいと思いますけど(笑)

キノフィットの特徴はポジションとフォーム、機材と人間のどちらも最適化していくところにあるわけですが、今回はポジションについての変更点です。

ポジションの変更点

1.サドル高を2cmほど上げる

2.サドル位置を1cm前へ

3.ステム110mm6度→120mm17度

4.ハンドル38cm→40cm

1.サドル高を2cmほど上げる

1番驚いた点は、サドル高を2cmも上げられたことです。

これ以上あげると左膝に痛みが出るというギリギリのサドル高にしていた「つもり」だったんですけどね。

木下さん曰く、「太腿を上げて、大きな動きでペダリングしたほうがいい」とのこと。

サドル高の修正が、1番の収穫だったように思います。

サドル高を上げるという発想は、当時まったくなかったんですよ。

サドル高を上げたら、左膝が痛くなるという思い込みがありましたからね。

しかし、それはポジションが悪いのではなく、乗り手の柔軟性の欠如、身体の使い方の技術不足が原因なんてことは、自身では気付けないと思います。

そして、それを見抜いた上で、その時点のベストアンサーを出してもらえるというのは本当にありがたい。

ちなみに、サドル高の変更は何回もやりました。

ちょっと上げて漕いで、ちょっと上げて漕いでの繰り返し。

トライ&エラーで、最適解を出す方式なんでしょうね。

2.サドル位置を1cm前へ

サドル位置を前に出したことについては、想定内でした。

キノフィット緊急参戦が決まる前に膝横から5円玉を結んだ糸を垂らしてみた時に、ペダル軸の後ろ側に垂れていたので、もう少し前の方がよいかのではないかと考えてはいたんです。

この話を木下さんにしたところ、「あまりお決まりの計測方法を使うのは好ましくない。ペダリングを見て、最適化するべき」とのことでした。

「膝上から太腿付け根までの長さ、膝下の長さは人それぞれ違うのに、数字だけで合わすのはナンセンス」

「1mm単位で合わすのがフィッティングなのに、係数とか大雑把すぎ」

など、人それぞれの個性に合わせるのが重要ということをおっしゃってました。

バイオレーサー、BGFitあたりはやめとけってことなんでしょうね←木下さんはそんなこと言ってないw

3.ステム110mm6度→120mm17度

ステムは、何回も長さを変更しました。

木下さんの最初の見立てでは80mmかな?とのことでしたが、10mmずつ長くしていき、行き着いたのは120mm。

しかも水平ステム(17度)

何回も長さを変えた理由の1つは、フィッティング中に私のフォームが変化したからとのことでした。

ポジション出しをしながら、フォームの改善も行うため、最初の見立てとずれていくことがあるようです。

当時は、適正な長さ・角度のステムを見つけるために、様々な種類のステムを準備してくれていました。

ステム、大体1万円ぐらいするんですよね。

「ちょっとお試しに」で購入できるお値段ではありません。

無料でいろいろと試せるだけでも、トータルで換算すると、かなりお得なのではないかと思います。

4.ハンドル38cm→40cm

ハンドルについては、「せますぎる」と。

呼吸をラクに行うために、胸は開かないとダメ

最近、ハンドル幅を短いものにするのが流行りですが、肩幅に合ったサイズをチョイスするのが正解のようです。

胸を開くには、ハンドル幅が肩幅と同じかそれよりも広くないと開けませんからね。

ちなみに、ハンドル幅を広げたことによって、ダンシングがしやすくなったという利点もありました。

ハンドルが振りやすくなったからでしょうね。

フィッティング後の変化について

変化として、ギア1枚分軽い感じでペダルを回せるようになりました。

股関節を大きく動かすことによって、大きな力を伝えれるようになったのではないかと思います。

ただ、変更後から1ヵ月ぐらいの間は、左膝に痛みが出ました。

やはり、身体の柔軟性が低いこと、踏み抜きすぎるペダリングなどが影響してのことだと思います。

どうしてもフィッティング直後は何かしらの不具合は出るのではないかと思います。

使う筋肉が変わりますから、今まで寝ていた筋肉は、疲れやすく傷みやすい状況です。

フィッティングサービスを受ける際の大きなポイントの1つだと思いますが、「遅くなった」とか「疲れやすくなった」という理由でポジションやフォームを戻さないこと。

フィッターを信じて、言われたことを淡々とこなす時期も必要だということです。

3か月、しっかりと走り込んで、それでも不具合があるのであれば、自分で考えてポジションを変更するのもありではないかと思います。

大体の場合は、身体が順応し、以前よりもパフォーマンスが向上していると思いますが。

ちなみに、キノフィットは3ヵ月ぐらいを目処に、リフィットという再フィッティングを行うことを前提としています。

木下さん曰く、乗り手のレベルが上がればポジションも変わるとのこと。

筋力や柔軟性によって、とれるフォームが変わることは容易に想像できますよね。

最近は、予約のほとんどがリフィットなんてこともあるようです。

それぐらい効果を感じておられる方が多いという証でしょう。

私は、諸事情によりリフィットを受けれてないんですけどね・・・

東京、仙台、たまに大阪でキノフィットは開催されているようですので、フィッティングサービスを考えておられる方は、チェックされてみてはいかがでしょうか。

フォームに関しては、後日、別記事としてアップするか、こちらの記事に追記したいと思います。

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