西粟倉ヒルクライム 2019・秋にヒルクライムレース初参戦したら優勝した件 ~ 後編 ~

消費税増税、軽減税率導入、介護保険法改正というビッグイベントに忙殺されそうなAKIRAです、こんばんにちは。

 

先週は、恒例行事の家族旅行もあり、ブログ更新ができず・・・

 

しかも、奥さんのヒルクライム熱が燃え上がっておりまして、10月20日に開催されるちくさ高原ヒルクライムのAコース(12kmのBコース+6kmのCコース)にエントリーしてしまいまして。

 

前回記事のとおり、奥さん、みなぎってらっしゃるので、差を拡げられるわけにもいかんということで、じてつーの帰りに1kmほどですけどヒルクライム練をやってみたりしてまして、なおのこと時間がなくなっているという状況です。

 

 

スプラもそんなにできてませんねんやでwww

 

と、言い訳を散々したところで、総合100位以下という橋にも棒にもかからないリザルトで、なんの参考にもならない私のレースレポを書いてみたいと思います。

 

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スタート前に、西粟倉ヒルクライムについて

 

と、スタートの前に簡単にコースのおさらい。

 

 

本来であれば、超激坂であるダルガ峰を含むコースを走るはずなのですが、幸か不幸か、今回も道路復旧が間に合わず、短縮コースでの開催となりました。

 

距離は8km、平均勾配7%、最大勾配12%ぐらいでしょうか。

 

試走時のような極端な高温多湿とかではない限り、足付き覚悟というほどの急勾配はなく、ダンシングで十分こなせるレベルのコースでした。

 

試走でDNFしていたので、ビビりまくりながらの参戦でしたが、そこまで心配する必要はありませんでしたねwww

 

ヒルクライムレース初心者の方におすすめの大会ではないかと思います。

 

直近で行われたメジャーヒルクライムレース、ヒルクライム大台ケ原に比べれば、コースプロフィールは優しさに満ちているのではないでしょうか。

 

エントリーフィーも3,500円と格安ですしね♪

 

高梁ヒルクライムのエントリーフィーが7,000円というのを見て、目玉飛び出そうでしたもん・・・

 

それでは、いよいよ西粟倉ヒルクライム、スタート!!

 

西粟倉ヒルクライムは、性別と年齢によってクラス分けされ、クラスごとでのスタートになります。

 

男性:A~Fクラス

女性:Wクラス

 

計7クラスですね。

 

スタートは、Aクラスから順にEクラスまで、最後にFクラス+Wクラスの計6グループに分けて、2分毎のスタートになります。

 

私は30代なのでBクラス。

 

実は、1番層が厚いのがCクラスの40代クラスだったりします。

 

話題のYouTuber、KamiPackさんがCクラスにいらっしゃったので、速攻でぶち抜かれるんだろうな~と思いつつ、いよいよスタート!!

 

最初1km程、2%ぐらいの緩い勾配区間が続くので、ペースは速いんだろうな~と思っていたら、本当に30km/hオーバーのペース。

 

先頭集団が離れていき、一部の方はマイペースで走ることを選択した感じ。

 

そのマイペース集団に前に出るのを阻まれる展開になるというマズいやつ・・・

 

前に出ようにも車線をほぼ潰して横に広がっているため、前に出れません。

 

ちょっと無理して前に出ようかと思ったところに「車線は守って、安全に~」的な大会運営さんのアナウンスが耳に入り、なお、いけない・・・

 

ばなちゃんは、うまいこと先頭集団にのれた模様。

 

私とねおさんは、どないしたらええねん状態(´;ω;`)

 

少し時間がたち、先頭集団が離れたところで、車線内での追い抜きで済みそうな展開になったので一気にペースアップ!!

 

心拍170以上まで上げてしまったら、確実に死が待っているので、心拍160台まででおさまるように調整しつつ、追走。

 

無事に集団復帰するも、勾配の緩いセクションは、ほぼ終了するという・・・

 

ドラフティングの恩恵、うけれませんや~ん\(^o^)/

 

後ろに陣取ったツケを払うカタチになってしまいました。

 

唯一の救いは、私の後ろを追走してきたねおさんに「無駄に足を使わせてしまってすいません」と声をかけていただけたことですかね。

 

ほんの少しでもねおさんのお役に立てたのであれば、がんばった甲斐があるってもんです。

 

しかし、レースで上位争いされる方って、礼儀いいんですね。

 

ソレイユさんのチームとしてのものなのか、ねおさん個人のものなのかは分かりませんが、声掛けできる方って素晴らしいと思います。

 

ぶっ飛んでいくねおさんを見送りつつ、勾配が上がり始めた地点で先頭集団とはさようなら。

 

ワイが先頭集団におったの、2秒ぐらいではなかろうかwww

 

ここからは、前をいくばなちゃんに離されないよう、でも力尽きないように調整しつつ、インナーローくるくるタイムです。

 

ばなちゃんのペース、微妙にオーバーペースなんですよね、私にとって。

 

走行動画にがっつり登場させたろうと思ってはいるものの、ツキイチできない(というか、したら後半地獄見る・・・)

 

そんなことを考えていると、杉林ゾーンに突入する当たりで、2分後スタートのはずのCクラスの先頭集団にぶち抜かれた\(^o^)/

 

車体と人体、どちらにもドーピングされてるんじゃなかろうかという速さ。

 

同じ人間とは思えません。

 

そんな非人間の集団に付いて行くばなちゃん、なにやってんのwww

 

先頭を牽くのがKamipackさんだったので、ちょっと追走してみよう的なやつだったんでしょうけど、完全なる自殺行為ですねwww

 

その直前の様子は、こちらでご覧いただけます。

 

西粟倉ヒルクライム2019・秋 オープンC 1組

 

私のヘロヘロヒルクライムもご覧いただけますwww

 

早々に追走をあきらめたばなちゃんを視界に入れつつ、少し勾配が緩んだ区間で追いつくことに成功。

 

再度、勾配が上がった地点でばなちゃんをパス。

 

ばなちゃん、レース中に遊ぶから・・・

 

心拍170キープでちんどいちんどいと思いながら、不名誉な理由により名付けられたAKIRA🍈コーナーをクリア。

 

ちょうど4km地点なので、ここからが後半戦。

 

え?

 

まだ、半分も残ってるの??

 

しかも後半の方が平均勾配きついはず・・・

 

ここからは精神修行ですね(白目)

 

とにかく、ペダルを回す以外に、このつらしんどい状況を打破する方法はありません。

 

ワイ、修行僧。

 

淡々と回す、淡々と回す。

 

途中、勾配が緩んだところで、一旦、心拍を落ち着かせるためにペースダウンし、給水。

 

バンバン後続から追い越されていると、ついに、4分遅れてスタートした某さんに追い抜かれる、いや、はえぇ、マジではえぇ・・・

 

で、なんでばなちゃんがツキイチしてんのよ!?

 

後ろで脚を休ませてた??

 

某さんに「乗ってきな!!」的なことを言われたような気がしましたが、自殺行為なので丁重にお断りしました。

 

ばなちゃんは飛んでいきました。

 

分岐を通過し、1分後にはワイの隣で会話してましたがw

 

そして、後方に消えていくwww

 

ばなちゃん、お遊びが過ぎますよ!!

 

ここからは、西粟倉ヒルクライムで最もしんどい区間。

 

10%以上の勾配をヘロヘロと登坂していきます。

 

本当にヘロヘロ。

 

呼吸も乱れ、酸素不足満開。

 

ゼロゼロいいながら悟りを開きにかかっていると、それを邪魔する雑音が後方から聞こえてくる・・・

 

「はぁっ、はぁっ、はぁっ」

 

実際に聞こえてきた音は、擬音語で表すのが困難な特徴的な音だったんですけど。

 

あと、音量ね。

 

人の集中力を乱してくるレベルの音量です。

 

「えらい特徴的な人が登ってきはったな~」と思いながらも、振り返る余裕はなし。

 

雑音が大音量になった時、横目でその音源を確認してみると、そこには見慣れたオレンジジャージが。

 

 

ばなちゃん、おまえかいっ!!!

 

 

いきなり呼吸法変えて、精神汚染してくるとかなんなんwww

 

レース後にその話をしたら、「あれで出力10Wぐらいは上がるんですよ」と言うてましたけどね。

 

呼吸は、「吸うよりも吐く方が大事」というのは聞いたことがありますが、あれだけ大袈裟なぐらいに呼吸した方が効果あるんですかね?

 

呼吸器が逝ってしまいそうな気もしますが・・・

 

しかし、はぁはぁパワーアップで私を置き去りにしていくばなちゃんを見ていると、本当なのかもと思ってしまいますね。

 

ということで、ばなちゃんとの抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げていると、最後の平坦区間に差し掛かりました。

 

視界にばなちゃんを捉えることはできていましたが、そこそこ離されていたので「これは負け確かな・・・」と思いつつも最後までがんばってみる!!

 

と思った矢先、クリテリウムのゴール前スプリントみたいなダンシングを魅せるばなちゃん。

 

この日のばなちゃんは、精神攻撃のオンパレード。

 

そんなものを目の前で繰り出されたら、心ポッキーですやん!!

 

が、しかし。

 

ゴールまで維持できるようには見えない・・・

 

いわゆる早仕掛けに見える。

 

我慢して視界に捉え続けていれば、最後の最後で捲れるかも?と思い、私も最後の気力を振り搾る!!

 

8km地点の看板を過ぎても、まだばなちゃんの背中は遠い。

 

左コーナー通過中にラスト200メートルの看板が見えた!

 

ここまでで、ばなちゃんはだいぶ脚を使ったはず!!

 

コーナーを抜けると、ばなちゃんとの距離がちょっと近づいてる!!

 

そして、ほとばしる脚が終わった感!!!

 

大逆噴射をかますばなちゃん\(^o^)/

 

勝利を確信するワイ。

 

最後の最後に、この日の最大心拍、180を叩き出してゴール!!

 

ロードバイクのラスト200mは長い!!!

 

久々に、ゴール前で競るような走り方ができて楽しゅうございました♪

 

しかも、ばなちゃんに勝てたし\(^o^)/\(^o^)/

 

途中のお遊びがなかったら、ばなちゃんに負けてましたけどね。

 

そんな西粟倉ヒルクライムの走行動画がこちらです。

 

2019.09.01 西粟倉ヒルクライム 2019 秋 オープンB

 

なんとなく、勾配計の数値が低めに出ている気がするのは私だけ?

 

西粟倉ヒルクライムのリザルト発表

 

タイム・・・35分3秒

オープンB・・・26 / 37

総合・・・108 / 193

 

途中でぶち抜かれた某さんのタイムで29分台と5分以上速く、優勝者となると24分台ですから10分以上速いというヒルクライムの闇を体感した結果となりました。

 

いやいや、みなさん、速すぎでしょ!!

 

そして、なんと!!

 

 

奥さんに10秒ほど負けました\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

 

 

と、Twitterでご報告差し上げると、71いいねをいただきました♪

 

優勝おめでとうのいいねでしょうか、奥さんに負けてやがるざまぁのいいねでしょうか、前者であることを切に願っております、このやろう。

 

レース後の話

 

レース後は、圧倒的タイムで先にゴールしていた某さん、私と数十秒差でゴールしたばなちゃん、私より30秒も速かった灘のRさんとダベリングしながら、奥さんのゴールを待ちました。

 

私は、ゴール近くで写真を撮りたかったので、歩いてゴール付近まで移動。

 

まだゴールまで時間がかかるかな~と思っていたら、意外に早く姿を現す奥さん。

 

っていうか、まだ他の女性はゴールしてないんじゃ!?

 

「マジで優勝しよったか!?」と思いつつ、撮影したのがこちらの写真。

 

 

ゴール近くでこそ撮影できた般若顔でございますwww

 

そして、数分後に女性2位となった方がゴールされて、奥さんの優勝確定。

 

女子トークが盛り上がりを見せ始めたので、私は男性陣に退散。

 

最近、死に芸という新ジャンルを開拓された灘のRさんが・・・

 

 

安定のキメポーズですね、さすがです。

 

少し落ち着いてから、ダウンヒル待ちの列まで移動。

 

数十名ずつのパックになって、スタート地点まで戻る方式でした。

 

運営様からのご褒美、シャインマスカットをいただく←しんどすぎて誰も写真撮ってないwww

 

あっ、よく思い出してみたら、雨が結構降ってきてたからかもしれません。

 

ヒルクライムレース初参加のAKIRA夫妻以外のみなさんは、ウィンドブレーカーなどを着用しダウンヒルに備える。

 

私たちは震えるのみ(´;ω;`)

 

ヒルクライムレースで、手荷物を預ける意味を身をもって理解しました。

 

せめて、ジレぐらい欲しかった・・・

 

ダウンヒル直前に本格的に雨が降り始め、恐怖の8kmダウンヒルスタート。

 

1番前を走る灘のRさんが、かなりペースを落として走ってくれたので、安心して下ることができたのは感謝!!

 

そのペースにしびれを切らして、抜いていく方も数名いらっしゃいましたけど、リスクを負ってまでスピードを出す必要性ってあるんですかね?

 

無事に下山し、運営様からのご褒美Ⅱとして粟倉 DE 愛バーガーと缶コーヒーをいただきました。

 

奥さんは、2018年に提供されたカレーの方がよかったそうです、運営様www

 

その後、正式なリザルト発表を確認し、奥さんの表彰式へ。

 

 

優勝賞品として、あきたこまち3kgをいただきました♪

 

 

参加賞として、あきたこまち3合分もいただいたので、異常にコスパのいいヒルクライムレースになった気がします。

 

ばなちゃんも「かなり運営ががんばってる大会」と称賛してました。

 

表彰式を終え、近くにある国民宿舎あわくら壮でお風呂に入り、リフレッシュ。

 

時間が押していたので、試走時にかなわなかった締めだるまにGO!!

 

だるま珈琲では、マイティ&しゃきちゃんカップルやPinoさん、コギコギさんグループがいらっしゃって、奥さんのヒルクライム優勝を祝福していただきました、ありがとうございます♪

 

だるまマスターからは、こんなプレゼントも♪

 

 

本当にありがとうございます、奥さん、大変喜んでおりました。

 

そして、Pinoさんからは、こんなプレゼントを・・・

 

 

P「ほら、表彰状を手に飛びたまへ」

A「マジっすか?」

 

の図。

 

 

運動神経の欠片もないことを証明する一枚。

 

 

足が曲がっただけで、頭の高さ変わってないんじゃない?

 

ジャンプの始祖、パンダさんに大変失礼な気がしてならんのだが・・・

 

というPinoさんのむちゃぶりによる締めにて、西粟倉ヒルクライム、完。

 

ワイの写真、このジャンプの写真しかあらへん・・・

 

 

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