消費税増税、軽減税率導入、介護保険法改正というビッグイベントに忙殺されそうなAKIRAです、こんばんにちは。
先週は、恒例行事の家族旅行もあり、ブログ更新ができず・・・
しかも、奥さんのヒルクライム熱が燃え上がっておりまして、10月20日に開催されるちくさ高原ヒルクライムのAコース(12kmのBコース+6kmのCコース)にエントリーしてしまいまして。
前回記事のとおり、奥さん、みなぎってらっしゃるので、差を拡げられるわけにもいかんということで、じてつーの帰りに1kmほどですけどヒルクライム練をやってみたりしてまして、なおのこと時間がなくなっているという状況です。
スプラもそんなにできてませんねんやでwww
と、言い訳を散々したところで、総合100位以下という橋にも棒にもかからないリザルトで、なんの参考にもならない私のレースレポを書いてみたいと思います。
スタート前に、西粟倉ヒルクライムについて
と、スタートの前に簡単にコースのおさらい。
本来であれば、超激坂であるダルガ峰を含むコースを走るはずなのですが、幸か不幸か、今回も道路復旧が間に合わず、短縮コースでの開催となりました。
距離は8km、平均勾配7%、最大勾配12%ぐらいでしょうか。
試走時のような極端な高温多湿とかではない限り、足付き覚悟というほどの急勾配はなく、ダンシングで十分こなせるレベルのコースでした。
試走でDNFしていたので、ビビりまくりながらの参戦でしたが、そこまで心配する必要はありませんでしたねwww
ヒルクライムレース初心者の方におすすめの大会ではないかと思います。
直近で行われたメジャーヒルクライムレース、ヒルクライム大台ケ原に比べれば、コースプロフィールは優しさに満ちているのではないでしょうか。
エントリーフィーも3,500円と格安ですしね♪
高梁ヒルクライムのエントリーフィーが7,000円というのを見て、目玉飛び出そうでしたもん・・・
それでは、いよいよ西粟倉ヒルクライム、スタート!!
西粟倉ヒルクライムは、性別と年齢によってクラス分けされ、クラスごとでのスタートになります。
男性:A~Fクラス
女性:Wクラス
計7クラスですね。
スタートは、Aクラスから順にEクラスまで、最後にFクラス+Wクラスの計6グループに分けて、2分毎のスタートになります。
私は30代なのでBクラス。
実は、1番層が厚いのがCクラスの40代クラスだったりします。
話題のYouTuber、KamiPackさんがCクラスにいらっしゃったので、速攻でぶち抜かれるんだろうな~と思いつつ、いよいよスタート!!
最初1km程、2%ぐらいの緩い勾配区間が続くので、ペースは速いんだろうな~と思っていたら、本当に30km/hオーバーのペース。
先頭集団が離れていき、一部の方はマイペースで走ることを選択した感じ。
そのマイペース集団に前に出るのを阻まれる展開になるというマズいやつ・・・
前に出ようにも車線をほぼ潰して横に広がっているため、前に出れません。
ちょっと無理して前に出ようかと思ったところに「車線は守って、安全に~」的な大会運営さんのアナウンスが耳に入り、なお、いけない・・・
ばなちゃんは、うまいこと先頭集団にのれた模様。
私とねおさんは、どないしたらええねん状態(´;ω;`)
少し時間がたち、先頭集団が離れたところで、車線内での追い抜きで済みそうな展開になったので一気にペースアップ!!
心拍170以上まで上げてしまったら、確実に死が待っているので、心拍160台まででおさまるように調整しつつ、追走。
無事に集団復帰するも、勾配の緩いセクションは、ほぼ終了するという・・・
ドラフティングの恩恵、うけれませんや~ん\(^o^)/
後ろに陣取ったツケを払うカタチになってしまいました。
唯一の救いは、私の後ろを追走してきたねおさんに「無駄に足を使わせてしまってすいません」と声をかけていただけたことですかね。
ほんの少しでもねおさんのお役に立てたのであれば、がんばった甲斐があるってもんです。
しかし、レースで上位争いされる方って、礼儀いいんですね。
ソレイユさんのチームとしてのものなのか、ねおさん個人のものなのかは分かりませんが、声掛けできる方って素晴らしいと思います。
ぶっ飛んでいくねおさんを見送りつつ、勾配が上がり始めた地点で先頭集団とはさようなら。
ワイが先頭集団におったの、2秒ぐらいではなかろうかwww
ここからは、前をいくばなちゃんに離されないよう、でも力尽きないように調整しつつ、インナーローくるくるタイムです。
ばなちゃんのペース、微妙にオーバーペースなんですよね、私にとって。
走行動画にがっつり登場させたろうと思ってはいるものの、ツキイチできない(というか、したら後半地獄見る・・・)
そんなことを考えていると、杉林ゾーンに突入する当たりで、2分後スタートのはずのCクラスの先頭集団にぶち抜かれた\(^o^)/
車体と人体、どちらにもドーピングされてるんじゃなかろうかという速さ。
同じ人間とは思えません。
そんな非人間の集団に付いて行くばなちゃん、なにやってんのwww
先頭を牽くのがKamipackさんだったので、ちょっと追走してみよう的なやつだったんでしょうけど、完全なる自殺行為ですねwww
その直前の様子は、こちらでご覧いただけます。
私のヘロヘロヒルクライムもご覧いただけますwww
早々に追走をあきらめたばなちゃんを視界に入れつつ、少し勾配が緩んだ区間で追いつくことに成功。
再度、勾配が上がった地点でばなちゃんをパス。
ばなちゃん、レース中に遊ぶから・・・
心拍170キープでちんどいちんどいと思いながら、不名誉な理由により名付けられたAKIRA🍈コーナーをクリア。
ちょうど4km地点なので、ここからが後半戦。
え?
まだ、半分も残ってるの??
しかも後半の方が平均勾配きついはず・・・
ここからは精神修行ですね(白目)
とにかく、ペダルを回す以外に、このつらしんどい状況を打破する方法はありません。
ワイ、修行僧。
淡々と回す、淡々と回す。
途中、勾配が緩んだところで、一旦、心拍を落ち着かせるためにペースダウンし、給水。
バンバン後続から追い越されていると、ついに、4分遅れてスタートした某さんに追い抜かれる、いや、はえぇ、マジではえぇ・・・
で、なんでばなちゃんがツキイチしてんのよ!?
後ろで脚を休ませてた??
某さんに「乗ってきな!!」的なことを言われたような気がしましたが、自殺行為なので丁重にお断りしました。
ばなちゃんは飛んでいきました。
分岐を通過し、1分後にはワイの隣で会話してましたがw
そして、後方に消えていくwww
ばなちゃん、お遊びが過ぎますよ!!
ここからは、西粟倉ヒルクライムで最もしんどい区間。
10%以上の勾配をヘロヘロと登坂していきます。
本当にヘロヘロ。
呼吸も乱れ、酸素不足満開。
ゼロゼロいいながら悟りを開きにかかっていると、それを邪魔する雑音が後方から聞こえてくる・・・
「はぁっ、はぁっ、はぁっ」
実際に聞こえてきた音は、擬音語で表すのが困難な特徴的な音だったんですけど。
あと、音量ね。
人の集中力を乱してくるレベルの音量です。
「えらい特徴的な人が登ってきはったな~」と思いながらも、振り返る余裕はなし。
雑音が大音量になった時、横目でその音源を確認してみると、そこには見慣れたオレンジジャージが。
ばなちゃん、おまえかいっ!!!
いきなり呼吸法変えて、精神汚染してくるとかなんなんwww
レース後にその話をしたら、「あれで出力10Wぐらいは上がるんですよ」と言うてましたけどね。
呼吸は、「吸うよりも吐く方が大事」というのは聞いたことがありますが、あれだけ大袈裟なぐらいに呼吸した方が効果あるんですかね?
呼吸器が逝ってしまいそうな気もしますが・・・
しかし、はぁはぁパワーアップで私を置き去りにしていくばなちゃんを見ていると、本当なのかもと思ってしまいますね。
ということで、ばなちゃんとの抜きつ抜かれつのバトルを繰り広げていると、最後の平坦区間に差し掛かりました。
視界にばなちゃんを捉えることはできていましたが、そこそこ離されていたので「これは負け確かな・・・」と思いつつも最後までがんばってみる!!
と思った矢先、クリテリウムのゴール前スプリントみたいなダンシングを魅せるばなちゃん。
この日のばなちゃんは、精神攻撃のオンパレード。
そんなものを目の前で繰り出されたら、心ポッキーですやん!!
が、しかし。
ゴールまで維持できるようには見えない・・・
いわゆる早仕掛けに見える。
我慢して視界に捉え続けていれば、最後の最後で捲れるかも?と思い、私も最後の気力を振り搾る!!
8km地点の看板を過ぎても、まだばなちゃんの背中は遠い。
左コーナー通過中にラスト200メートルの看板が見えた!
ここまでで、ばなちゃんはだいぶ脚を使ったはず!!
コーナーを抜けると、ばなちゃんとの距離がちょっと近づいてる!!
そして、ほとばしる脚が終わった感!!!
大逆噴射をかますばなちゃん\(^o^)/
勝利を確信するワイ。
最後の最後に、この日の最大心拍、180を叩き出してゴール!!
ロードバイクのラスト200mは長い!!!
久々に、ゴール前で競るような走り方ができて楽しゅうございました♪
しかも、ばなちゃんに勝てたし\(^o^)/\(^o^)/
途中のお遊びがなかったら、ばなちゃんに負けてましたけどね。
そんな西粟倉ヒルクライムの走行動画がこちらです。
なんとなく、勾配計の数値が低めに出ている気がするのは私だけ?
西粟倉ヒルクライムのリザルト発表
タイム・・・35分3秒
オープンB・・・26 / 37
総合・・・108 / 193
途中でぶち抜かれた某さんのタイムで29分台と5分以上速く、優勝者となると24分台ですから10分以上速いというヒルクライムの闇を体感した結果となりました。
いやいや、みなさん、速すぎでしょ!!
そして、なんと!!
奥さんに10秒ほど負けました\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/
と、Twitterでご報告差し上げると、71いいねをいただきました♪
優勝おめでとうのいいねでしょうか、奥さんに負けてやがるざまぁのいいねでしょうか、前者であることを切に願っております、このやろう。
【朗報】奥さん、ヒルクライムレース、優勝!!
【悲報】ワイ氏、奥さんに敗れる\(^o^)/ pic.twitter.com/l3rF9tOOH1— AKIRA@速く遠くへ (@AKIRA_779) September 1, 2019
レース後の話
レース後は、圧倒的タイムで先にゴールしていた某さん、私と数十秒差でゴールしたばなちゃん、私より30秒も速かった灘のRさんとダベリングしながら、奥さんのゴールを待ちました。
私は、ゴール近くで写真を撮りたかったので、歩いてゴール付近まで移動。
まだゴールまで時間がかかるかな~と思っていたら、意外に早く姿を現す奥さん。
っていうか、まだ他の女性はゴールしてないんじゃ!?
「マジで優勝しよったか!?」と思いつつ、撮影したのがこちらの写真。
ゴール近くでこそ撮影できた般若顔でございますwww
そして、数分後に女性2位となった方がゴールされて、奥さんの優勝確定。
女子トークが盛り上がりを見せ始めたので、私は男性陣に退散。
最近、死に芸という新ジャンルを開拓された灘のRさんが・・・
安定のキメポーズですね、さすがです。
少し落ち着いてから、ダウンヒル待ちの列まで移動。
数十名ずつのパックになって、スタート地点まで戻る方式でした。
運営様からのご褒美、シャインマスカットをいただく←しんどすぎて誰も写真撮ってないwww
あっ、よく思い出してみたら、雨が結構降ってきてたからかもしれません。
ヒルクライムレース初参加のAKIRA夫妻以外のみなさんは、ウィンドブレーカーなどを着用しダウンヒルに備える。
私たちは震えるのみ(´;ω;`)
ヒルクライムレースで、手荷物を預ける意味を身をもって理解しました。
せめて、ジレぐらい欲しかった・・・
ダウンヒル直前に本格的に雨が降り始め、恐怖の8kmダウンヒルスタート。
1番前を走る灘のRさんが、かなりペースを落として走ってくれたので、安心して下ることができたのは感謝!!
そのペースにしびれを切らして、抜いていく方も数名いらっしゃいましたけど、リスクを負ってまでスピードを出す必要性ってあるんですかね?
無事に下山し、運営様からのご褒美Ⅱとして粟倉 DE 愛バーガーと缶コーヒーをいただきました。
奥さんは、2018年に提供されたカレーの方がよかったそうです、運営様www
その後、正式なリザルト発表を確認し、奥さんの表彰式へ。
優勝賞品として、あきたこまち3kgをいただきました♪
参加賞として、あきたこまち3合分もいただいたので、異常にコスパのいいヒルクライムレースになった気がします。
ばなちゃんも「かなり運営ががんばってる大会」と称賛してました。
表彰式を終え、近くにある国民宿舎あわくら壮でお風呂に入り、リフレッシュ。
時間が押していたので、試走時にかなわなかった締めだるまにGO!!
だるま珈琲では、マイティ&しゃきちゃんカップルやPinoさん、コギコギさんグループがいらっしゃって、奥さんのヒルクライム優勝を祝福していただきました、ありがとうございます♪
だるまマスターからは、こんなプレゼントも♪
本当にありがとうございます、奥さん、大変喜んでおりました。
そして、Pinoさんからは、こんなプレゼントを・・・
P「ほら、表彰状を手に飛びたまへ」
A「マジっすか?」
の図。
運動神経の欠片もないことを証明する一枚。
足が曲がっただけで、頭の高さ変わってないんじゃない?
ジャンプの始祖、パンダさんに大変失礼な気がしてならんのだが・・・
というPinoさんのむちゃぶりによる締めにて、西粟倉ヒルクライム、完。
ワイの写真、このジャンプの写真しかあらへん・・・
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