先にアップしました西粟倉ヒルクライムの記事の最後に書かせていただきましたとおり、番外編として、奥さんによるライドレポをお届けしたいと思います。
まさか、本当に書いてくれるとは思ってなかったwww
ほぼほぼ、奥さんが書いてくれた文章をそのまま載せたのですが
A「そのまま載せよっかな~」
奥「ちゃんと校正してな」
A「いや、そのままの方が奥さんの味っちゅ~もんが出ていいんちゃう?」
奥「校正しろよ、こらっ(#^ω^)ピキピキ」
A「ふぁい((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」
というやり取りがありまして、一部、私の文体チックになっているところがあると思いますが、お許しくださいませ。
それでは、奥さんのライドレポ、はじまりはじまり~
ヒルクライム嫌いだった私が坂練を始めた理由
私、ヒルクライム大嫌いでしたw
こんな私がなぜ坂や山を登ろうと思い始めたか。
それは
単純に坂も速くなりたくなったから!!
元々坂が嫌いで、それを避けてソロライドをしていました。
しかし、我が家の周りは、坂ばっかり。
坂を避けると必然的に国道2号線onlyになるわけで…
2国を走るの、飽きちゃったんですw
そこで、ちょっと坂を交えたルートを久しぶりに走った時に
めっちゃ坂遅いやん…
と絶望したわけです。
その後、ハイパーさんの夜練に参加させてもらった時も、たった1キロほどの坂で、はるか遠くに離されてしまい、常に待ってもらう状態・・・
これじゃアカン!!
坂練がんばって、ヒルクライムでもQOMを取れるようになりたいと思いだしました。
そんなある日・・・
とあるライドである人に、私はヒルクライムは向いていないと言われたことで悔しい思いをし、
また、別の日に参加した花見夜練に私より早い女性が参加されていて、その方に負けたくないという気持ちがががが・・・
ワタクシ、めっちゃ負けず嫌いなのですwww
坂は嫌いやけど登らないと速くなれないっ!!
ということで本格的に坂練を始めました。
そして、目標がないと嫌いな坂練を続けるのは難しいなと思い、2020年に開催される吉野大峰ヒルクライムと神河ヒルクライムに参戦することを当面の目標にしました。
西粟倉ヒルクライムに参戦しようと思った理由
さて、西粟倉ヒルクライムに参戦しようと思った理由について。
ヒルクライムをがんばろうと思い始めてから3か月後ぐらいに、欲張りメンバーの富士ヒルお疲れ様飲み会で、レース常連のはこPやカメおかさんとヒルクライムレースについて話をする機会がありました。
その時に「本命のレース前に今年のうちに1回でもいいから、ヒルクライムレースに出ておく方がいいよ。そこで自分の課題を見つけてそれを克服するのがいいよ。」とアドバイスをもらいました。
神河ヒルクライムや高梁ヒルクライムは、勾配が緩い区間があるのでロードレース要素の比率が高めということを見聞きしていたので、集団走行への恐怖心がまだぬぐえていない現時点では、パスしようと考えました。
西粟倉ヒルクライムであれば、基本的に登りのみ、集団になりにくい、参加費用がリーズナブル(子供の急な病気でDNSの可能性もあるため)という理由で参戦を決めました。
西粟倉ヒルクライム、スタート前に意気消沈・・・
旦那さんや欲張りメンバーとは別クラスで、私が参戦するWクラスは最終スタートでした。
受付からスタート地点までの移動の時もちゃんとしたアナウンスもなく、50代クラスが移動を開始したであろう頃から一人でウロウロ・・・(知り合いおらんねんw)
ヒルクライムレース初参戦やし要領わからんやん・・・
その時、1人の女性(Mさん)が「こんにちはー(*^^*)」と声をかけてくれて、女子トーク開始。
聞くところによると、毎年大台ケ原ヒルクライムに参戦されているとか…
お名前をうかがうと、ストラバのヒルクライムセグメントで結構上位にランクインしている人やん!!
六甲山の女子ランキングにもいてはったような・・・
勝てんやん、そんなスゴイ人(´;ω;`)
軽く絶望しているうちに、先導してくれるスタッフさんのバイクがスタンバイして移動開始。
Mさんの後ろを走らせてもらいましたが、もうね、体型もペダリングもクライマーさんやん!!という印象。
絶対勝てんやん、そんなスゴイ人(´;ω;`)(´;ω;`)
アカンレースに出てしまったな・・・と思いながらペダルを回していると、スタート地点に到着。
スタートまで15分ほど時間があったので、女子トーク満開。
そのおかげで、あまり緊張することなく過ごすことが出来ました。
ありがたやありがたや。
いよいよ、西粟倉ヒルクライム、スタートです!!
さて、いよいようちらの番。
ピストルの音と共にMさんが飛び出し速い集団と共に前へ・・・
いつもの私ならきっと無理をしてでもついて行き途中で力尽きるところ。
が、しかし。
今回はレース前に某さんから「心拍を最初から上げすぎない」「無理に前の集団について行こうとしたらアカン。絶対マイペース」というアドバイスをいただいていたので、それをできるだけ守ろうと、「前に出たい!ついて行きたい!!」という気持ちをグッと我慢(つらかったw)
2週間前の試走ライドの時、某さんがペースメーカーとして、一定のパワーで前を走ってくれて、楽に走ることができ、最後まで脚を残せたことを思い出し、自分の走りやすいペースで走っている人の後ろにつかせてもらいながら、レースを進めることにしました。
そうすることで、余裕ができ、周りの様子をしっかりと見ることができました。
疲れて左右にふらついている人を回避することもできましたし、後ろにつかせていただいた方のペースが落ちてきたり、ペダリングのリズムが変わってきたかな?と感じたら、少し前をいいペースで走っている方の所までちょっと頑張ってつかせてもらお。とか考えながら走ることができました。
そうしているうちに4キロ地点ぐらいで、飛び出したMさんを視界に捉えました。
Mさんより前には女性はいなかったはずやし、約6キロ地点の杉林の分岐までは抜かさずプレッシャーにならない程度で後ろにつかせてもらうことに。
杉林までは中盤に10%を超える区間がありますが、そこさえパスすれば5~7%の区間。
その勾配が緩くなった区間で無理をして前に出ると、杉林を越えた先の10%前後の区間で脚が終わる、もしくは攣る・・・と思ったので、足休めをしました。
杉林を越え、勾配がきつめの区間に突入すると、Mさんがペースダウン。
そして、バイクを左右に振りだしたのでお疲れモードにならはったと判断し、コーナーを抜けた先でペースを上げ、「もう少しやから、がんばろっ!!」と声をかけパス。
そこからはフラフラしている方には声をかけ、接触を回避しつつ淡々とペダルを回す。
後ろを振り返るとMさんの姿が見えなかったので、最後まで脚が残るように調整しながら走ることができました。
11時を過ぎた頃、先着組がダウンヒルを開始していて、先導しているバイクのスタッフさんに「もうちょっとやで、がんばれ!!」と応援の言葉をかけていただき、すごく励まされたのが心に残っています。
そして、残り500メートルの表示があり、いい感じに脚も残っていたので、勾配が緩くなり、前を走る人がスパートをかけたタイミングで一緒にペースアップすることに。
残り200メートルの看板が見えたタイミングで、勾配が8%まであがり、前を走っていた方はペースダウン。
私は「ラストもうひと踏ん張りしよう!!」と気合いを入れなおし、脚を回し切ることに成功。
無事、ゴールすることができました。
鬼の形相になっていたようですがwww
目の前には欲張りメンバーさんや旦那さんが「マジかっ!?優勝ちゃうん??」とびっくりした顔で迎えてくれました。
全部出し切ったでやで・・・
別アングルもどうぞwww
西粟倉ヒルクライムを走り終えて・・・
現時点での最高のパフォーマンスを発揮することができたと思います。
呼吸法を教えてくれたカメおかさん、ペース配分を教えてくれたぼうさんやブルーベリーさん、緊張しないようにレース開始前まで話をしてくれたりきさんやばなちゃん、そしてヒルクライムレース前に練習したがる私のために子供を見てくれたりメンタルサポートをしてくれた旦那さん、本当にありがとうございました。
おかげさまで初ヒルクライムレースで優勝することができました!!
そして、このレースで同じ目標を持つ女性ライダーのみなさんとお知り合いになれたこと、一緒にライドに行こうと誘ってもらえたこと、お互いにヒルクライムを速くなっていこうと高めあうことができるお友達が新たにできたこと、本当にうれしいです。
また、初めてヒルクライムレースに参戦してみて、新たな課題や目標が出来たのでそれに向けてさらにがんばっていこうと思います。
来年の本命となる吉野大峰ヒルクライムと神河ヒルクライムに向けて仕上げていくでやで!!
(大台ケ原も加わるかもしれませんwww)
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