六甲山四方攻め(通称:四六)にチャレンジしてみた話

先日、突如15時ぐらいまで空き時間をもらえたので、「六甲山四方攻めでもやろうかな~」とふと思い立ち、六甲山籠りをしてきました。

 

ヒルクライム嫌いがどうしたんだ!?

 

奥さんからも「なに?血迷ったん??」と言われる始末www

 

そんな血迷いライド、六甲山四方攻めのライドログとルート等々の情報をアップしてみたいと思います。

 

六甲四方攻めにチャレンジされる方へ、先にお伝えするなれば、ポイントは「東六甲を何番目に登るか?」だと思います。

 

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六甲山四方攻めとは??

 

そもそも、六甲山四方攻めとは何か?と言いますと、六甲山のメインルートである以下の4ルートを1日で登ろうという六甲山堪能企画です。

 

1.再度山→西六甲

2.裏六甲

3.東六甲

4.表六甲

 

ヒルクライムマニア垂涎www

 

1の再度山と西六甲を分けて考えるかは人次第。

 

分けるのであれば、5六甲ということになります。

 

六甲山までの往復も含んでしまっていますが、大体のコースプロフィールはこちら。

 

 

走行距離100km、獲得標高3,000mといったところでしょうか。

 

参考までに、私の所要時間は5時間半ぐらいでした。

 

8時半に再度山をスタートし、14時頃に表六甲ゴール地点の丁字ケ辻交差点に到着。

 

トレーニングライド的なナニかと考えるとコスパよさげな気がします。

 

私のように、チャレンジライドの1つとして挑戦してみるのもいいかもしれません。

 

かなり走りごたえがあり、また、達成感もありますので、おすすめですよ♪

 

再度山から西六甲へと連続する西側ルートは、16.7kmのロングクライム

 

 

再度山から五辻交差点を経由し、丁字ケ辻交差点までの16.7km、平均勾配4%のロングコースが再度山~西六甲ヒルクライムです。

 

再度山にはダウンヒルからの登り返しが含まれているため、平均勾配詐欺が存在しているものの、西六甲ヒルクライムは初心者向けコース。

 

 

 

距離は長いですが、東六甲や表六甲ほどの厳しさはありません。

 

ですので、六甲四方攻めの1戦目に最適なコースではないかと思います。

 

三宮よりも西側在住の方であれば、再度山スタートを選択される方が多いと思います。

 

逆に大阪側からスタートされる方であれば、東六甲一択になってしまうかと思います。

 

その場合、西六甲を下り、五辻交差点で左折し、再度山ルートで下山しようとすると、登り返しがあるため、結構登らされます_(:3」∠)_

 

純粋なダウンヒルにならないんですね。

 

ですので、五辻交差点を直進し、有馬街道(国道428号)の小部峠交差点で左折し、平野交差点まで下って左折して、再度山のスタート地点に向かうという手もあります。

 

このルートですと、ほとんど登りは存在しません。

 

ただ、有馬街道は交通量が多く、トラックも多いため、自動車の流れに乗るのが苦手、ダウンヒルが苦手という方は回避した方がよいと思います。

 

再度山の登り返しも嫌、有馬街道ダウンヒルもちょっと・・・という方は、再度山はカットしてしまいましょう。

 

再度山なしでも、六甲山四方攻めを達成できれば、十分に自慢できます!!

(変態認定されるとも言うwww)

 

ちなみに、再度山は最大勾配12%程度、8%から10%ぐらいの坂がメインで、所々、ダウンヒルが存在するコース。

 

私で、所要時間33分程度です。

 

ペースを乱さずに登れば、そこまで脚が削られるコースではないというのが私の印象です。

 

西六甲は、最大勾配が8%ぐらいかな?

 

ほぼ平坦のような区間も多数存在し、六甲山の中では圧倒的に楽なコースです。

 

淡々と無理をせずに登るのが吉。

 

私で、所要時間30分程度。

 

再度山~西六甲で1時間少々が目安になるかと思います。

 

疲労感は、1本目ですし、はぁはぁ息を切らせつつも温存しながら登ったので余裕ありでした。

 

ちなみに、六甲山最長コースを楽しみたいのであれば、丁字ケ辻からそのまま六甲山頂の一軒茶屋まで走り切り、東六甲ダウンヒルへ抜けるのもありです。

 

 

23km走り続けるのは、かなり走りごたえがありますよ~

 

西六甲を除けば、箸休めにいいコース、裏六甲ヒルクライム

 

裏六甲ヒルクライムは、3.7km、平均勾配7%の淡々と登るヒルクライムコース。

 

平均勾配7%にまったく嘘がなく、永遠と7~8%を登るコース。

 

逆に言うと、10%を超えるような急勾配は存在しないため、ペースを乱さず走れば、ちょっとした箸休めならぬ脚休めポイントになるように思います。

 

 

疲労感は、2本目とはいえ、短距離かつ急勾配を登っていないので、まだまだ余裕といった感じ。

 

ちなみに、私は再度山~西六甲の後に裏六甲をはさんで、一軒茶屋→東六甲と登りましたが、裏六甲を最後に登るのもありかも?

 

脚に余裕があるうちに、飄々淡々とこなしてしまうのか、東六甲、表六甲のために少しでも疲労をためないように後回しにするのか・・・

 

判断の難しいところですね。

 

最後に、これは私の好みの話になるのですが、鬱蒼とした森の中をひたすら登る感じなので、あまり楽しくないかな・・・

 

六甲山四方攻めでもしない限り、わざわざ登りにいくことはなさげです。

 

六甲山四方攻めの最大の強敵、東六甲ヒルクライム

 

凶悪。

 

東六甲ヒルクライムの私のイメージは、これに尽きます。

 

初めて登った時の印象が「しんどすぎて死ぬ」しかなく、「もうこんなところ2度と登るかい!!」と言いつつ、また登りにきちゃう的ロードバイク乗りあるあるを全力で否定し、本当に3年ぐらい訪れなかった魔境です、私にとっては。

 

16%ぐらいの激坂が一直線に続く区間があるんですけど、そこのインパクトが強すぎて、もう、ねぇ・・・

 

コースプロフィールを見てみてると、11.2km、平均勾配7%という距離は長めですけど、そこらで見かけるレベルのヒルクライムコースという感じなんですけど・・・

 

 

一軒茶屋からスタート地点の阪急逆瀬川駅の踏切までダウンヒルする際に、その凶悪さを認識することになると思います。

 

「マジでこれ登るの??」となること間違いなし!!

 

というぐらい勾配がきついので、ダウンヒルも要注意です。

 

勾配きつい、路面コンディション悪め、ヘアピンなどの急なコーナー多し、長距離とダウンヒルの悪条件が揃っています。

 

無理をせず、慎重に。

 

あと、逆瀬川駅~甲寿橋交差点の区間は、交通量多め&バスが通ります。

 

宝塚ゴルフクラブ横あたりから勾配も上がってきますので、通行の邪魔になっていないか気を使いながら走行した方がよいかと思います。

 

対処が難しいんですけどね、道が細めなので・・・

 

甲寿橋交差点以降は、交通量がだいぶ減りますし、道幅も少し余裕が出てくるので、余計なストレスを感じたくないのであれば、甲寿橋で折り返すのもありかもしれません。

 

まぁ、甲寿橋以降、勾配9%ぐらいの区間がご褒美区間という鬼畜仕様になっていくので、違う意味でストレスを感じるかもしれませんけどwww

 

私は、件の16%一直線坂に差し掛かった時に、苦しみを通り越して声出して笑い出すというちょっと壊れかけのナントカ的な事故事案に発展してしまいました、周りに人がいなくてよかった。

 

芦有ドライブウェイの宝殿ICまで登れば、あと少し。

 

勾配が緩くなるわけでもないですけど、あと少し。

 

宝殿ICに到着するまでに、ダンシング使いまくりでだいぶダメージが蓄積されました、私は。

 

あとは、とにかく止まらないことだけを目標にヘロヘロで一軒茶屋まで登る感じでした。

 

東六甲1本で、HPの90%近くを削られた感じです、魔王です。

 

あと10%の残り少ない命で表六甲登るとかマジですか、そうですか・・・

 

となってしまったので、東六甲は表六甲の後に登った方がいいのかな?と思った次第です。

 

ただ、表六甲もなかなかの難コースですので、表六甲の後に東六甲を登り切れる保証はないかも・・・

 

これは、また時間がある時に試してみたいと思います。

 

ちなみに、東六甲にチャレンジしているロードバイク乗りの人、たくさんいました。

 

みなさん、生死の境をさまよいレベルできつそうにされている(無論、私もである)ので、共に戦っている感がハンパないです。

 

声を掛け、声を掛けられ必死に登っていくのは、謎のテンションアップ発生で楽しかったですよ♪(錯乱)

 

あっ、東六甲の所要時間は1時間程度でした。

 

東六甲を登り切った時点で、12時過ぎぐらいだったと思います。

 

時間的には余裕ありでした。

 

東六甲を這う這うの体で登りきった後は、小休憩を・・・

 

東六甲ヒルクライムを完走したら、一息入れましょう。

 

せっかくなので、一軒茶屋で記念撮影でもしながら、自販機で飲み物でも買って休憩するのがベタかな?

 

 

今回、私は最後に表六甲を残していたので、六甲山のオアシス、藤原商店で一息つくことにしました。

 

 

自販機も豊富ですし、店舗内で補給食も買えます。

 

店舗および自販機利用者は、テーブル&椅子も使わせてもらえます。

 

ゆっくり休憩することができるのでおすすめ。

 

そうそう、この日、一軒茶屋に向かっている最中に、対向から走ってこられたロードバイク乗りさんに「ブログ読んでます!!」とお声がけいただきまして。

 

初のことで、「あ、あ、あ、ありがとうございます」とおそらく聞こえていないレベルの声量で返事をしてしまい申し訳ないことをしてしまったんですよ。

 

大変うれしい出来事だったんですけど、まともなお返事を返すことができず心残りでもあったのですが、その後、STRAVAにてコメントをいただきまして♪

 

SNSとしても活躍するSTRAVA、素晴らしいと思った次第です。

 

残すは、2番目にキツい(?)表六甲ヒルクライムの前にお昼休憩をば・・・

 

東六甲に次ぐキツさを誇る表六甲ヒルクライムを最後に選択。

 

この選択、間違ったかなというのが正直なところ・・・

 

東六甲で削られ過ぎました、マジで。

 

さて、12時も過ぎたので補給のために表六甲を下り、表六甲ヒルクライムのスタート地点とされる弓木交差点へ。

 

弓木交差点には、補給所として重宝していたローソンがあったのですが、まさかの閉店・・・

 

 

少し南下したところにセブンイレブンがあったので、そちらで補給をすることにしました。

 

いつものザバスミルクプロテインに、物珍しいエナジージェルがあったので購入。

 

 

リンゴ味、おいしかったですよ♪

 

少しモチっと感のあるジェルなので、スルスルっと飲めるわけではないため、走行しながらの補給には不向きやな・・・とは思いましたが。

 

とりあえず、表六甲を登れるだけのエネルギー補給でいいや~ということで、ご飯系はとらずに最後の難関、表六甲ヒルクライムへ。

 

抜け殻で登るのはキツかった・・・表六甲ヒルクライム

 

東六甲ヒルクライムに次ぐキツさの表六甲ヒルクライム。

 

脚が残っていない状態で登るのは、瞑想修行的な感じでした←やったことはない

 

1秒1秒を耐える作業ですね(白目)

 

そんな表六甲ヒルクライムのコースプロフィールはこちら。

 

 

ゴールが丁字ケ辻というのは共通しているのですが、スタート地点は5つぐらい候補があるんですよね~

 

1番距離があるのは、国道2号線の徳井交差点スタート。

 

 

次が、山手幹線の弓木交差点。

 

その次が、高羽の交差点。

 

 

次は、六甲ケーブル下駅前。

 

 

もっともショートになるのが、新六甲大橋下交差点。

 

 

すべて、STRAVAにセグメントが作成されていました。

 

信号の影響を受けないことを重視するのであれば、六甲ケーブル下駅前ぐらいがほどよいかもしれません。

 

六甲ケーブル下駅前~新六甲大橋下までの区間に、表六甲最大勾配が登場したりしますので。

 

高羽~六甲ケーブル下駅前もなかなかいい感じの勾配を登ることになるので、獲得標高を重視するなら高羽交差点スタートがおすすめ。

 

弓木交差点まで下る必要はない気がします。

 

信号が多くなりますし・・・

 

「もう限界です、最小限でお願いします・・・」という方は、新六甲大橋下交差点で折り返しましょう。

 

で、表六甲ヒルクライムですが、基本的に10%近い勾配を登り続けることになります。

 

が、しかし。

 

東六甲よりも楽だと感じる理由は、所々、6~7%のご褒美ポイントが登場する点。

 

あと、12%を超えるような急勾配区間がほぼなかったような・・・

 

淡々と8%~11%を登る感じ。

 

ラスト1kmが、平均勾配10%を超える最後の踏ん張りどころになりますが、ゴールが見えていればがんばれるというもの。

 

 

丁字ケ辻にゴールした時、あまりのヘロヘロっぷりに「大丈夫ですか?」と紳士に声をかけられる事案が発生するというwww

 

東六甲&表六甲で、ほぼ昇天。

 

ん?

 

やっぱり、最後に裏六甲を持ってくるのは自殺行為かもしれん・・・

 

ということで、六甲山四方攻め、無事完走

 

100km、3,000mアップがキツかった・・・

 

逆瀬川に下る時ぐらいまでは余裕だったんですけどね。

 

東六甲で完全に屠られました\(^o^)/

 

東六甲か表六甲を最後に走るのがよろしいような気がします。

 

走破時間を考えると、アワイチするより効率いいかもしれませんね、トレーニングライド的には。

 

方向性が全然違いますけど。

 

私的には、アワイチの方が楽しいですwww

 

ちなみに、六甲山四方攻めの1週間後にアワイチしたんですけど、アワイチに登場するヒルクライムポイントがすべてかわいく見えるというおみやげ効果がありました。

 

六甲山四方攻め、1度トライしてみてはいかが?

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