アクションカムを導入し、数回使用してみると、不便な点といいますか、解決しないと使い勝手が悪い点に気付くと思います。
それが、バッテリーの連続撮影時間の短さ。
ロードバイクの走行動画には、長くても1時間半ぐらいで終わるヒルクライム動画や10分ほどで終わるクリテリウム参戦動画などの短時間動画や、〇〇イチ系のロングライド動画やエンデューロレースなどの長時間動画があります。
短時間動画はよいのですが、問題になるのが長時間動画。
HDR-AS300のバッテリーで連続撮影できる時間は2時間がいいところ。
全然足りません・・・
そこで、必要になるのがバッテリー交換などの対策です。
せっかく、優秀なアクションカムを手に入れたのですから、満足いくまで使い倒したいですよね。
ということで、長時間撮影のために私が検討し、実践した対策方法をお伝えしたいと思います。
SONY HDR-AS300の弱点は、連続撮影可能時間の短さ(2時間程度が最大)
HDR-AS300だけの問題ではないとは思いますが・・・
アクションカムは本体自体が小型ですので、バッテリーサイズも小さくなります。
おそらく、GoProなども同じぐらいではないかと思います。
よって、連続撮影可能時間も短くなり、長時間撮影には不向き・・・
欲張りアワイチの時も、走行時間が6時間近くなり、バッテリー1つでは耐えきれないことが予想されました。
以前の記事で、「4時間はもつって書いてたのに!!」という内容をアップしましたが、勘違いでした・・・
公式の目安時間は、以下のリンクを参照ください。
実際は、1080pの30fps(私がYouTubeにアップしている動画の画質)で、2時間もつかもたないかといったところです。
Wi-FiやBluetoothをOFFにした状態で2時間程度ですので、ONにした状態ですと更に短くなります。
走行中にWi-FiやBluetoothは不要だと思いますので、OFFにしておきましょう。
では、2時間を超えるようなロングライドの記録を残すための対策として考えられるのは?
以下の2点ではないかと思います。
1.予備バッテリーを複数個所持する
2.USBで給電し続ける
私が採用したのは、1の予備バッテリーを複数個準備するという方法でした。
なぜでしょうか?
意外に安く買えるHDR-AS300用の予備バッテリー NP-BX1
予備バッテリーというと高いイメージがありますが、HDR-AS300用のバッテリー、NP-BX1タイプは、かなり安価で手に入ります。
SONYが販売している公式のバッテリーは、それはお高いんですけど・・・
さすがに、1つ5,000円は厳しいですね・・・
そこで、私が購入したのがこちら。
バッテリー3つに充電器がセットになっています。
この充電器、3箇所バッテリーをセットできる構造になっており、3つ同時に充電できる優れもの。
充電中(赤色) or 充電完了(緑色)が分かるランプ点灯機能もあり、分かりやすいです。
注意点として、USB充電器ですので、コンセントからの充電にはUSBへの変換用アダプターが必要です。
スマホ用の充電器に、USBを指す接続口があるタイプをお持ちであれば、それでもOKです。
Newmowa NP-BX1バッテリーの連続撮影時間は、公式バッテリーと同等レベル
Newmowa NP-BX1バッテリーを使用しての連続撮影時間ですが、SONY公式のバッテリーと大差ありません。
公式バッテリーが2時間弱のところ、Newmowaのバッテリーは1時間45分程度といったところでしょうか。
HDR-AS300を購入した際についてくる、SONY公式のバッテリー(約2時間)+Newmowaのバッテリー(約1時間45分×3=約5時間15分)で、7時間近いロングライドまでは対応可能です。
実走行時間が7時間のライドとなると、実時間で10時間程度のライドになると思いますので、7時スタート、17時ゴールぐらいのライドをフル録画できる計算になります。
心配であれば、3つのバッテリーセットを2つ購入すれば、万全です。
1セット3,000円ですから、手を出しやすいですよね。
バッテリーサイズはコンパクト ロードバイクのライド時の持ち運びもラクラク
バッテリーのサイズはコンパクト。
ツールボトルに入れて持ち運びが可能です。
ジャージのバックポケットを1つ使えるのであれば、ジップロックなどに入れて持ち運ぶ手もあります。
10時間レベルのライドであれば、バッテリー5つを持ち運びできれば十分です。
USB給電という選択肢もありますが、こちらの方が断然おすすめです。
USB給電という選択肢もあるが・・・
USB給電は、スマホをモバイルバッテリーで充電するのと同じ要領です。
モバイルバッテリーの容量次第で、連続撮影時間は無限に伸びそうなものですが、本体に発生する熱の問題で、実際は永遠に撮影できるというわけでもありません。
ロードバイクの場合、風を受けながらの走行になるので、ある程度の冷却効果が見込めると思いますが、撮影しつつ、充電もとなると発熱が心配です。
異常に発熱した場合、HDR-AS300は過熱警告が出て、強制録画停止してしまいます。
先に紹介したバッテリーを1時間半ごとのコンビニ補給時に交換する方法であれば、実走行時間7時間程度のロングライドも問題なく録画できましたが、USB給電となるとどうでしょうか・・・
熱の問題以外にも、私がUSB給電を選択しない理由は他にもあります。
モバイルバッテリーをどこに設置するの問題。
ハンドル中央部は、サイコン、ライト、カメラと大混雑状態ではありませんか?
そんな状況に対して、さらにモバイルバッテリーを置くための場所を確保するのは、困難を極めます。
RecMountを購入して、サイコン、ライト、カメラをハンドル上から追い出せば可能ですが、RecMountを購入するためのコストだけで8,000円近くかかります。
費用がかかるわりには、ハンドル周りが重装備かつごちゃつくというのは、マイナス点ではないでしょうか。
USB給電を使わざるを得ないのは、エンデューロのフル動画を撮影したい時ぐらいではないかと思います。
一般的なライドであれば、1時間半程度で休憩タイムが入るでしょうから、その時にバッテリーの交換はできますし、USB給電が活躍する場はあまりないように思います。
最後に
ロードバイクの走行動画は、後から見返すと本当におもしろいです!!
Garmin Verbという無料動画編集ソフトを使用すれば、ガーミンで記録した速度やケイデンス、心拍数、ワット数などを動画に表示することができ、おもしろさ倍増。
また、YouTuberさんなら必須アイテムですし、ブロガーさんであれば、撮影動画を見返しながらライド記事を書けるので、事案をピックアップするのにも役立ちます。
ロングライドとなると、いろいろな事が長時間の中で起こるので、すべてを正確に覚えていられませんからね・・・
ロードバイクライフが豊かなものになるのは間違いありませんので、ぜひ、アクションカムの世界に飛び込んでみてください。
そして、撮影のお供に、Newmowaのバッテリーを使われてみるのをおすすめします。
コメント
ソニーのアクションカムの手ブレ補正は素晴らしいですよね。
僕のは廉価版ですが、それでも性能的には充分満足してます。
でもね・・・
ほんまの問題は撮り終わったあとの編集&アップロード作業なんやでorz
た、確かに・・・
Garmin Verbの最適化と動画生成にかかる時間はハンパないし、メーター類を調整して表示するとか結構めんどくさい(‘、3_ヽ)_バタッ
アップロードは、光回線を使わせてもらうためにうちの両親の家に訪問までしましたわ・・・
うん、次のブログネタをありがとうございます(笑)