【左折車】強引に割り込み左折する自動車に巻き込まれそうになった話【ロードバイク】

事故にもならず、落車したわけでもありませんけど。

 

久々にヒヤッとしました。

 

数秒タイミングが違えば接触事故になった可能性がありました。

 

少し前にソロで淡路島100kmコースを走った時に起きた事案です。

 

いずれ書こうと思っていたのですが、borikoさんが似たような状況に遭遇したというエントリーをアップされていましたし、Twitterの方でも、幅寄せが話題になっていたようですので、当記事を書いてみることにしました。

 

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左折車に巻き込まれそうになった時の状況

 

百聞は一見に如かず。

 

こちらの動画を見てください。

 

【ロードバイク】左折する自動車に巻き込まれそうになった動画【危険】

 

みなさんも1回ぐらいは遭遇したことありません?

 

自動車が後ろから抜かしてきて、いきなり左折指示をだして巻き込まれそうになるアレです。

 

この動画は、広角レンズのアクションカムで撮影されているため、左折指示を出しながら追い抜いていく自動車を早いタイミングから捉えていますが、私の目線からは、横に自動車が来たな~と思ったら、左に寄ってきながら減速し始め、ガソリンスタンドに入っていくというシーンでした。

 

ほとんどの自動車のドライバーは、このケースの場合、ロードバイクが過ぎ去るのを後方で待ち、ガソリンスタンドに入っていくのが正解でしょう。

 

「左折指示を手前から出して、ガソリンスタンドに進入しているじゃないか」とか言い返してくるのかもしれませんが、左折指示を伝えるべき相手である私に認識させ、体勢を整える時間的余裕もなく左折してきていますので、事の本質(ウインカーの意味)を理解していないどうしようもない人間って話です。

 

右左折の指示やハザードなどのウインカーを出す意味は

 

後にとる行動の意思表示を事前に行い、周りに知らしめ、その行動に対するアクションを起こす準備をさせた上で、自分が行動するため」です。

 

周りがその意思表示を認め、そのように行動しても問題ないという体勢を整えるところまでいかないと、意味がないんですよ。

 

当事案における私は、左折してくるというところまでは認識しましたけど、その後にゆっくりとブレーキをかける余裕まではない状態、体勢が整えれない状態だったわけです。

 

私の奥さんにこの話をすると

 

「平日の昼間に2国を走っていると結構遭遇するよ~、こんな自動車」と返答がありました。

 

結構な数のドライバーがこんな危険運転をしているのかと思うとゾッとします。

 

こういう行動をとるドライバーは、いったい何秒のボーナスタイムを獲得できたんでしょうかね?

 

よくて5秒ぐらい?

 

その5秒でコーヒーを1口飲むんですかね?

 

たったそれだけのことのために、我々2輪車乗りを危険にさらすのはやめていただけませんか?

 

わずか数秒も待てないようなドライバーからは、免許剥奪すればいいのに。

 

 

幅寄せ問題も本質は同じことです。

 

ロードバイク乗りが怒りを覚えるのは、「事前の意思表示もなく、真横からまたは直前で無理な幅寄せをしてくる」ことに対してだと思います。

 

左折前に事前にウインカーを出して、無理なく道路の左側に自動車を寄せる行為に対しては、何も思うところはありません。

 

むしろ、まともなドライバーやなと思ってます。

 

そもそも道交法で決められたお作法ですし。

 

左折指示がなく、直進予定であっても事前に幅寄せしてくる自動車が稀にいますが、あきれることはあっても、怒りを覚えることはないでしょう。(もし怒りを覚える2輪乗りがいるとすれば、改心した方がいいです。いずれ事故を起こします、そういう人は)

 

怒りを覚えるのは、「無理やり」とか「急」がつくアクションを起こされた時だけです。

 

おだやかに事を起こしてくれるのであれば、いさかいが起こることもないと思うんですけどね。

 

ドライバーも2輪乗りも、待ちを選択できる心のゆとりをもって、公道をシェアできればリスクを減らせるのではないかと思います。

 

何か行動を起こす時、ワンクッション考えるだけの余裕、大事にしたいものです。

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コメント

  1. ちょろりゅう より:

    AKIRAさん事故に遭わなくてよかった…。(*˘︶˘*).。.:*♡

    そのヒヤリハットはローディーならチョイチョイ経験すると思います。

    車の性能を過信して勢いよくロードバイクを抜かしたものの思った以上にロードバイクのスピードが速い⁉︎でも抜かしてしまったし、えぃ‼︎曲がってしまえ‼︎的なドライバーがほとんどでしょうね。

    予測運転を出来ないドライバーが世間には多すぎ‼︎( ̄◇ ̄;)

    やっぱり自分の身は自分で守らねば‼︎

    僕の対処法なんですが、
    店舗の入り口や交差点では右後方へは常にアンテナを張ってライドしてます。
    そういった車に抜かれる時は相手側の減速とこちらのスピードがシンクロし一瞬並走するような感じになると思います。車が曲がってこないにしろまず止まれる準備をするように心掛けてますね。
    一瞬の出来事なので素早い行動が必要ですが慣れると体が勝手に反応するので、まずは意識することが大事やと思います。

    予測運転でしっかり身を守りましょう‼︎(o^^o)

    • AKIRAAKIRA より:

      ちょろりゅう教官、ありがとうございます。

      こういう事案を引き起こすドライバーの心理、まさにその通りだと思います。
      「前に少しでも出たんやから、チャリは止まれよ」的な横柄な人もいるんでしょうけど・・・

      予測運転、大事ですね。
      店舗の多い街道を走る時は、特に気を張っておかないといけませんな。
      まぁ、大体危ない運転をする人間の挙動には、特徴があると思いますので、その異変に気付けるようにするためにも日々、意識しておくことが大事だと思います。

  2. しおーる より:

    あるあるですね。

    他にも、長い下りとかで中々抜かせない車がパッシングやクラクション鳴らしてくるパターンもありますね。

    あまつさえ抜かしざまワザと幅寄せしたり。

    下手すれば殺人未遂になる事をわかってないんでしょうね

    残念です

    • AKIRAAKIRA より:

      塩さん(し、しおーる!?)、あるあるですね~

      抜かしざまの幅寄せとか、なんの意味があるっていうんでしょうね、まったく・・・
      軽く考えすぎですわ、そういうドライバーさん達は。

      そういう状況に遭遇した時、ドライブレコーダーがあるとないとでは大違いなので、アクションカムで録画しておくのは有効かなとも思いました。

  3. 住友輪業 より:

    僕はソロやトレイン最後尾を走る時は敢えて車にとっては邪魔になる白線の車道側の走行ラインを取ります。
    車の邪魔になるということはぱっと見では迷惑行為のようにも取られますが、邪魔になることで減速を促し相手が加害者になることを防ぐという考え方もあります。
    もちろん、安全な場所では後方から車が来たらすぐに左に避けますよ。
    普段からこれをやっておくと後方への意識がかなり高まるのでオススメです。

    しかし多くの人々にとって車を運転することが日常的になりすぎていて、「車 = もしかすると人を殺めかねない道具」という認識が薄まりすぎているように思います。
    正直、他人のそういう認識を新たにするのは難しく、己の行動のみで自身の安全を守らなければならないのは歯がゆいところですね(´・_・`)

    • AKIRAAKIRA より:

      住友さんの走行ラインの取り方、私も「ここで前に出られたら危ない」と思う箇所では実践しています。
      交通量が多いところだと白線上に張り付くことになってしまうんですけど。
      信号停止の時もやりますね。
      「いけるかいけないか」みたいな位置を走行しているのが1番リスクが高いと感じます。
      2国のような大幹線道路を走っていると、後方への意識が麻痺ぎみになるので、気を付けないといけないなと改めて思いました。

      日々、車を運転していると「事故なんか起こさんだろ」と思い込んでしまうのは本当に不思議ですよね。
      実際に事故を起こしたことがないからなんでしょうけど・・・
      最近はVRで事故を体験するなんていう啓発運動も行われているようなので、ドライバーの意識改革にも期待。

      でも、最後は自分自身なので、気を抜かないようにしないとですね。

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