2年前に受けたペダリングレクチャー アゲイン

さて、欲張り朝練第2部ではペダリングスキルの向上を目標にこんな練習を。

 

後ろ手を組んで可能な限り前傾して走行する。

 

いわゆる手放し走行ですね。

 

先に言っておきますが、車通りも人通りもない平らな直線で練習してます。

 

この記事を読んで、「おっ、やってみよう」と思われる方は、まず、練習場所を探すところからはじめてくださいね。

 

で、この手放し走行の狙いですが、よく言われる「体幹で支えて、ペダルに体重をぶちこむ」というところです。

 

実践前に住友さんからペダリングについてのレクチャーがありました。

 

その内容を聞きながら、2年前にビワイチをご一緒した後、初めて朝練をした時に受けたレクチャーとまったく同じだな~なんて懐かしんでいたり(笑)

 

そんな2年前の出来事をmixiに日記で書いていたので、記事化してみました。

 

2年前の夏の革命日の記録

 

この日のライドからいろいろとロードバイクライフがよい方向に変わった気がしますですよ・・・

 

そんなことはどうでもいい?

 

では、話を戻しまして。

 

ポイントは、「無理やり踏むのではなく、体重でペダルを回して楽に速く走りましょう」という点です。

 

この体重をペダルにかけるためには、前傾が重要です。

 

その例として、歩いているときは体がほぼ垂直の状態であり、走るときは体が前傾するということを話されていました。

 

足の裏にかかる圧は、歩くときより走るときのほうが大きくなりますよね。

 

その圧は、そのままペダリング時の踏む力になるわけです。

 

なので、前傾は重要だと。

 

また、ロードバイクにおいて、体重を支えるポイントとなるのは以下の3点になります。

 

1.ハンドル (腕)

2.サドル (尻)

3.ペダル (足)

 

いわゆる「三点支持」というものです。

 

速く走るためには、ペダルに重量配分を大きく取ればいいわけですから、逆を言うとハンドルとサドルに体重を極力乗せないようにすればいいわけです。

 

サドルに体重を乗せないの究極系 = ダンシング ですね。

 

なので、パワーをかけたい時にはダンシングをするわけです。

 

ただ、ダンシングは疲れやすいという問題があります。

 

長距離を走る上では、シッティングの方がよろしい。

 

となると、サドルからの抜重は難しそうですね。

 

では、ハンドルから抜重しましょうと。

 

ハンドルに体重を乗せないの究極系 = 手放し運転 ですね。

 

ただの手放し運転を長時間行うのは慣れればできますが、目的はペダルに体重を乗せることです。

 

そこで重要なのが「前傾する」という点になります。

 

さて、実際に手放し状態で前傾してみてください。

 

大半の人は、できないと思います\(^o^)/

 

「体幹がしっかりとしている人は上体を支えれるので可能」と言われますが、それだけでは無理だろうというのが私の見解。

 

ペダリングの基礎ができていないと厳しいのではないかと思います。

 

一番重要なのは、「1時の位置でペダルに体重を乗せるという点ではないかと思います。

 

コギコギさんがペダリングの感覚を伝える際によく使われる表現。

 

階段を1段飛ばしで上る感じ

 

もう、まさにこのイメージです。

 

階段を1段飛ばしで上るとき、太腿の裏側と内側に力がかかると思います。

 

もし、かからないのであれば、へその下側を前に突き出すイメージと背中をまっすぐにするイメージをプラスして階段を上ってみてください。

 

内転筋とハムストリングスと腰に負担がくるはずです。

 

これは、ペダリングとまったく同じ筋肉の使い方なんですね。

 

これをケイデンスが60回転ぐらいになるような重いギアで行えば、体幹が出来ている方なら前傾して後ろ手を組むことができるはずです。

 

軽いギアで行おうとすると、ペダルで上体を支えようとしているのに、ペダル側がすこっと回ってしまい、うまく支えることができませんのでお気を付けを。

 

あと、クランクが1回転する度に、すさまじくスピードアップしていくはずですので、広い直線道路で行うようにしてくださいね。

 

逆にスピードが上がっていかないようであれば、サドルにどっかりと座り過ぎているということになります。

 

まぁ、それでもフォームを維持できるようであれば、前傾が足りないとも言えるわけですけど。

 

後ろ手を組み、前傾をするということは、強制的に強く踏む状態を作り出すことになります。

 

ですので、スピードは出ますが、足への負担も大きいです。

 

おじぎ乗りの解説では「半永久機関」的な表現をされていますけど、そんなわけはないです。

 

間違いなく、足は削られます(笑)

 

ただ、自分でペダルを踏みにいくよりかは長持ちするかな。

 

でも、ある意味、拷問ですよ。

 

無理やりペダリングさせられてるような感覚ですから(笑)

 

なので、それを調整するために、普段乗りするときはハンドルにも荷重をかけて、足を休めるようにしているわけですね。

 

私は思いっきり勘違いしていたんですけど、「ハンドルへの荷重はなるべくしない」というのは、速く走るときにおいてだけの話です。

 

ポタリング、サイクリングレベルであれば、ハンドルに荷重してもなんら問題はありませんよ。

 

ということで、ちょろりゅう教官が撮ってくれた私のフォームがこちら。

 

 

前を走るAkioさんのフォームを見てもわかる通り、スピードが出ていないときの写真です。

 

フォームとペダリングを確認するために、前傾は強めていますけど、ハンドルに荷重してペダルへの重量配分は小さくしている状態ですね。

 

ここからスピードが上がり始めると、ハンドルをもつ腕は曲がり、サドルに座る位置が少し後ろ側に移動して、ペダルにかかる重量を増やすフォームになるはず(笑)

 

誰か私が踏んでるときの写真をください\(^o^)/

 

この日、練習が終わって帰路についたとき、奥さんが「ペダリングがええ感じになった~♪」とずっと喜んでおりました。

 

他にも意識すべきことはあると思いますが、ペダリングに悩まれている方は、上記のような点を意識してみてはいかがでしょうか。

 

次回は、欲張り朝練の休憩中にちょろりゅう教官から聞かれた「上半身はどうしてる?」という質問について書いてみようと思います。


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コメント

  1. ちょろりゅう より:

    実はあの写真撮った時35〜40km/hは出てたんやでぇ〜。(ૢ˃ꌂ˂⁎)Շ^✩⃛

    なんせ先頭はRさんなんだから⁉︎

    追い風&ドラフティング効果でみんな余裕そうに見えてるだけ…。
    撮る方は必死っす‼︎( ̄[] ̄;)!

    • AKIRAAKIRA より:

      マジっすか!?(笑)
      Akioさん、ヤバすぎですわ~\(^o^)/
      上ハン持ってポタリングフォームで40km/hとかありえな~い

  2. […] 2年前に受けたペダリングレクチャー アゲイン […]

  3. Akio より:

    ども!
    おもいっきりサボってる所を撮影されてしまったようですね( ̄∇ ̄*)ゞ
    でもね…実は皆さんもこっそりヤッてるんでしょ(笑)

    • AKIRAAKIRA より:

      いやいや、40km/h超えてきたらあんな盛大にさぼれませんって(笑)
      もう本当に怖い人だな~\(^o^)/
      次の朝練も楽しみにしてますよ~♪

  4. AKIRAさん、はじめまして!
    こちらの記事を読んで早速朝練で実施してみたところ
    ホントにグイグイ加速しますねwww
    良い練習(刺激)になりそうです。

    自身もブログを書いており
    その中でこちらのブログを紹介させていただきたいのですが
    いかがでしょうか?
    御検討の程、よろしくお願いします。

    • AKIRAAKIRA より:

      カエルネコさん、はじめまして♪
      ブログ、読ませていただきましたが、いろいろと試行錯誤するのがお好きなようで、同じ匂いを感じました(笑)
      記事数もまだ少ない当ブログですが、紹介していただければうれしいです。
      また、訪問させていただきますね。

      • AKIRAさん、こんちには!
        「同じ匂い」、光栄です(笑)
        乗り始めて半年、何も分からぬまま
        教えてくれる人も周りにおらず暗中模索状態で進んできました。

        さっそく本日の記事にて紹介させていただきました!
        ありがとうございます!

        • AKIRAAKIRA より:

          私も最初の半年はソロで走ってました(^_^;)
          住友輪業さんやコギコギさんのブログを読みふけってましたね(笑)
          カエルネコさんはすでにブログも書かれているわけですし、あとは思い切ってどこかのグループに飛び込むだけです\(^o^)/
          やはり、実力者と走るのが、上達の近道だと思います。

          当ブログを紹介いただき、ありがとうございます♪

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