今回、当記事を読んでいただいた皆様へアンケートを取ってみようという初の試み。
お題はこちら。
アンクリングの定義とは?
アンクリングについての解説でよく見かけるのは、踵がつま先より落ちた状態でペダリングをすることという内容ではないでしょうか。
私、以前から疑問に思っていたことがありまして。
踵がつま先より落ちた状態というのは、ペダリングのどのパートにおいて、地面に対して足底がどれだけ傾いた状態(踵がつま先に対して落ちた)状態を指すのか?
ペダリングにおいて、下死点通過時のことを指すのか、上死点通過時のことを指すのか?
はたまた、3時方向でのことを指すのか、9時方向でのことを指すのか?
そして、地面と足底が平行である状態を0度とし、踵が上がった状態をプラス、踵が下がった状態をマイナスと考えるとして、0度以下であればアンクリングなのか?
プラス10度以下であればアンクリングなのか??
パートごとに具体的な角度をもってアンクリングを定義しているサイト、ブログを見たことがないんですよね。
私の勉強不足なだけかもしれません。
そもそも、アンクリングはそういうことじゃないんだよ!!とお叱りを受けてしまうかも(;’∀’)
ですが、現代は数字で見える化の時代。
具体的に数字で提示された方が、初心者にとって分かりやすいのは疑いようのない事実だと思います。
ということで、皆様のご意見を参考にさせていただきたい次第。
私自身、いまだにアンクリングとはなんぞや?という疑問を持ち続けており、上手な足首の角度の作り方、維持の方法に苦悩している毎日です。
これが正解!!という内容である必要はありません。
むしろ、正解が見つかっていないから、いまだに議論がなされている内容だと思っています。
いろいろな意見をお聞きし、自分なりの答えに近づきたいと考えております。
また、有益な情報が集まるということは、私以外の初心者の方にとってもいいことですよね!!
少しでも参考になるのであればという心優しい方、ぜひ、コメント欄にご意見をいただけませんでしょうか?
私が考えるアンクリングの定義は、以下に記載します。
同様の形式でも、伝えやすい形にアレンジしていただいても、平文でもOK。
ブロガーの方でしたら、自身のブログ記事としてアップし、その旨をコメントいただければ、お伺いさせていただきます。
ぜひ、たくさんのご意見をいただければと思いますので、よろしくお願いいたします!!
アンクリングの定義についての私見
ペダル位置と角度、アンクリングと定義した理由を考えてみました。
ペダル位置については、0時を上死点、6時を下死点としています。
角度については、地面と足底が平行である状態を0度とし、踵が上がった状態をプラス、踵が下がった状態をマイナスとしています。
ペダル位置が、0時から2時
角度:プラス20度以下
理由:0時から2時の位置は、ペダルの軌道が前方に向かうのでペダルを上から踏もうとするのであれば、踵が上がっていないと踏めないため。
このパートを浅い角度や0度で通過しようとすると、前方に蹴り出す動作が必要になり、膝関節の伸展を誘発してしまう?
0時から1時では、プラス40度以上で通過してもいいぐらいかも。
そのために、十分な腿上げが必要になるのではないか。
あと、最大の疑問が1点。
プラス40度の状態でペダルを踏むのであれば、足首を固定する必要があり、ふくらはぎに力を入れないといけないのでは?
大腿四頭筋より先は脱力したいところだけど・・・
プラス40度から0度に向かって自然と地面に対して足底が平行になっていくのが正解??
それともプラス角を維持しながらも、ふくらはぎに力を入れなくて済む方法がある???
ペダル位置が、2時から5時
角度・・・0度以下
理由:2時以降のパートでは、ペダルを踏む意識をカットしにかかっているはず。
3時ではペダルから真下に力がかかるのが1番効率がいいはずなので、角度は0度ぐらいで足底全体でペダルを押し下げていくぐらいの感覚がいいのではないか?
意識はしていないけど、結果としてそうなっている感じ。
5時までは、膝下が脱力さえ出来ていればどんな角度でもいいのかも。
何も意識しなければ、勝手に0度になっている気が・・・
ペダル位置が、5時から12時
角度・・・プラス10度以下
理由:5時から引き上げのパートに突入するので、準備として角度はプラス角に移行していく。
腿上げの意識を強くもっていれば、マイナス角や0度になるようなことはないと思われる。
このパートで0度やマイナス角になっているようだと、ペダルに足が乗っかり、回転を邪魔することになるため、ロスが発生するのではないか?
12時に向かうにつれ、プラス角度がきつくなっていくイメージ。
最後に
なるべく多くの意見をいただきたいので、Twitterなどで拡散いただければ幸いです。
皆さんもいろいろな意見を聞いてみたくないですか?
平坦ではこうだけど、ヒルクライムではこう!!みたいなご意見もお待ちしております。
ぜひ、ご協力をよろしくお願いいたします\(^o^)/
コメント
アキラさんにプッシュ頂いて「自転車の教科書」借りてサッと一読しました。
そこで興味を惹かれたのは「走る時と変わらない」という事。
自分は学生の頃に陸上の短距離をやっていてその頃得た感覚がロードに乗る時の大きな手掛かりになっていました。なので先の言葉はストンと腑に落ちました。
そこから、アンクリングの定義を「足首角度が地面平行を0°としてマイナス角度」と定義すると短距離走的「私観」は
『如何なる時も無し』の様な気がします。
短距離において踵で接地する事は基本無いです。常に母指球で接地するので角度はプラスです。そうでないと足のバネが使えなくなっちゃいますから。
ここからは伝聞ですが、アンクリングをした分だけロスになるからやらない方が良い。とも聞きました。
どうしてもアンクリングしてしまう場合、体の柔軟性かポジションに問題がある様な気がするので、股関節・足首関節の柔軟性向上とフィッティングによるポジションの改善が早道かと思います。
12時位置では少し違うと思う。足裏を前に押し出すイメージ、角度にすればマイナス、つまり踵が下がる。3時で0度、6時位置ではつま先でペダルを後ろにかき上げるイメージ。8時から11時ではプラスからマイナスへ切り替えす。但し、アンクリングはケーデンスが低い時に有効だと思うがケーデンスが高くなるにつれアンクリングよりもクランクをスムーズに回転させる事に意識を移していくと思う。アンクリングはペダルを回すテクニックの一つに過ぎず、万能でなければ、縛られるものでもないのではないでしょうか。私見です。