Twitterの私のアカウントをフォローいただいている方はご存知かもしれませんが、ペダリングについて考えさせられる事案がありまして。
みなさんは、ペダリングをよくするため(速くなるため)に、以下のどちらを優先します??
・出力アップ (モアパワー)
・効率の改善 (省エネ化)
私の考えは、
どちらも同時進行で改善していくべきことで、優先順位をつけること自体がナンセンス
なんですけどね。
結局、パワー × 効率 + α で速さは決まるわけで、ライダーが伸ばすことができるのは、パワーと効率がメイン。
最終的にパワー400w、効率70%を目指すなら、別々のファクターをそれぞれ目標値まで引き上げないといけないわけですから、どちらを優先するも何もありませんよね。
どちらも改善しないといけない以外に答えはありません。
が。
が、しかし。
本当にそうなんだろうか?ということを少しばかり考えてみた + 半分ネタ的な記事でございます。
やっぱりパワーか?パワーなのか!?
最終目的地は同じだとして。
まったく同じ速さを手に入れることを目的とした場合に、パワーと効率、どちらの方が有用かを考えてみます。
私という実例から考えると、パワーを優先した方が結果がでやすいのではないかと思いました。
※あくまで、どちらかを切り捨てるならばという話で。
こちらを見てみてください。
引用元:巡航出力計算
巡航出力計算ができるサイトを見つけたので、巡航時とヒルクライム時の私の想定出力を算出してみたのが、上の2枚の画像です。
平坦は、無風であれば1時間35km/h巡航は可能かな~というのを根拠にしています。
ヒルクライムは、東六甲(逆瀬川ルート)の記録ですね。
ちょうど1時間の記録だったので採用してみました。
で、分かることが出せている出力が15wほど差が出ているという点。
そして、35km/h巡航を1時間続ける方が、疲労度は少なくなると思います。
しかし、私の最大パワーはほぼ変わらないはず。
では、出力差の原因はナニ?と考えると効率の差ですよね、おそらくは。
ここで導き出される答えは、最大パワーはコース状況の影響を受けないですが、効率は勾配などによって差が出るということ。
みんな大好き、新城幸也選手もヒルクライムと平坦では走り方が異なると発言してますしね。
最大パワーは状況に左右されないけど、効率は状況ごとに最適化しないと結果につながらない。
私は平坦だけ効率がいいものだから、ヒルクライムはΩ\ζ°)チーン
ってことじゃないかと思います。
パワーを上げれば、平坦もヒルクライムも等しく速くなるわけですから、パワーアップを優先するのが正解なのかもしれませんね。
パワーを上げるのに有効なトレーニングは?
これも人によって様々な意見がありますよね。
・筋トレも行った方がいいという人
・筋トレするぐらいなら実走すべきという人
プロですら、オフシーズンの過ごし方が異なるわけですから、何が正解かなんて分かりません。
筋トレを積極的に取り入れたいという方は、我らがおかんの筋トレブログを読みましょう。
ガチで日本のランカーを狙いたいのであれば・・・
ここからが半分ネタで、半分本気w
LINEグループにぶっこんでみたらスルーされたというwww
話の流れで、U10さんから以下の発言があったんですよね。
ホビーレーサーなら月2,000km走るレベルになるまでは、とにかく乗りこんだ方がいい。
この本を読むと、アマチュアレーサーのトップ層(沖縄210kmの上位陣かな?)は、平均2,000km以上走ってるみたいですよ。
この本というのが、こちら。
この本の中で、登場するトップアマチュアレーサー全員が「とりあえず距離を乗れ」という内容を伝えているという書評を読んだことがあります。
それ以外の技術的なことがあまりなかった・・・というような書評も見かけました。
しかし、実業団レベルであれば、距離を乗るだけで十分という証明でもありますよね。
月に2,000km
実時間1時間で25km走れるとして、月に80時間+準備の時間20時間で100時間は必要になる感じでしょうか。
毎週末、土日ともに10時間+平日に1時間のライドが必要。
もしくは、土日のどちらかで10時間+平日に3時間のライドが必要なレベルかな。
サラリーマンレーサーの方、確保できる時間だと思います?
かなりの時間ですよ、これは。
さらに、ロードバイクは機材スポーツですのでお金もかかります。
主要な国内レースに参戦するのであれば、遠征費もいるでしょう。
そう、言い換えれば、ロードバイクの国内ランカーを目指すのに最低限必要なものはたったの2つ。
・時間
・金
さぁ、夢も希望もない話になってまいりましたwww
ここで、大体のサラリーマンレーサーが選ぶ道は、仕事をしながら、少ない時間のなかでいろいろなもの(時には家族など自分以外の人間をも)を犠牲にしながらトレーニングに勤しむという道ですよね。
しかし、よく考え直してみましょう。
そもそも、仕事をしながらトレーニングを継続することが、無理を生じさせているわけですよね。
であれば、原因となっている仕事を辞めればいいわけですよ。
至極単純。
しかし、仕事を辞めれば資金がショートします。
これでは生きていけませんので、お金は稼がないといけません。
であれば、時間をお金に換金するサラリーマンではなく、不労所得を増やすなりの別の方法でお金を稼げばいいだけの話ですよね。
これも少し考えれば行き着きそうな答えだと思うんです。
でも、周りにそういう方を見たことがない。
実際にはいらっしゃるのかもしれませんが。
この現状を鑑みると、比較的簡単に上位に食い込むことが可能な競技かもしれないですよ、ロードレースって。
圧倒的に時間が必要な競技なのに、競技者の大多数は、その時間確保に四苦八苦しているんですから。
という理屈を元に、「ロードバイクで強くなりたいんだったら、仕事をしなくても生きていける環境を作るのが1番の近道では?」と発言したら、華麗にスルーされましたwww
真理だと思うんですけどね。
もちろん、それだけでは難しいでしょうけど、競技人口の上位0.1%には入れると思いますよ。
トレーニングに割ける時間が莫大に増えますから。
現トップランカーのみなさんがおっしゃる通りならねw
ガチで上まで昇り詰めたいという方であれば、覚悟を決めて邁進する価値のある方法だと思うんだけどな・・・
最後に
別にロードレースという競技を馬鹿にしているわけではありませんし、絶望させたいわけでもないです。
事実に基づいて、原因を分析し、解決策を考えたらそういう結論に至ったというだけの話。
「そんなんできるわけないやん」と何もしようとしない方は、完全に思考停止しているので、そこそこまでしか到達しないでしょうね。
私は、そもそも日本のトップに興味はありませんので、モアパワーで一緒にライドする仲間と戯れれるだけの走力を手に入れれたら満足でございます。
さて、プランクでも始めるとしますか。
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