自転車通勤用のインナーウェアに不満を感じている方、結構いらっしゃるのではないでしょうか?
毎日、着用→洗濯というハードローテーションを強いられるため、予備も必要となりますし、耐久性が落ちていくということもありますので、安いインナーウェアで済ませてしまわれる方も多いかと思います。
私も、可能な限り、安く済ませようというのが信条なのですが、それを破り、高機能高級インナーウェアを購入してみました。
先に結論を言います。
高い商品にはそれなりの理由がある!!
自転車通勤が、暑い・べたつく・臭いの三重苦・・・
私、毎朝8kmほどを30分かけて自転車通勤しているのですが、このわずか30分で滝のような汗をかきます。
インナーウェアもサイクルジャージもびちょびちょ・・・
駐輪場でスーツに着替えてから電車で大阪まで出勤するわけですが、インナーウェアもサイクルジャージも駐輪場のロッカーに放り込んでいくことになります。
仕事を終え、駐輪場に戻り「さぁ、着替えようか」とロッカーを開けると泣きそうになるんですよ。
悪臭過ぎて・・・
しかも、インナーウェアもサイクルジャージも乾いてません。
不快だわ、臭いわで、テンションだだ下がりの中、帰路につくことになります。
もう耐えられんということで、高機能インナーウェアをお試ししてみようという経緯です。
そもそも、高機能インナーウェアを自転車通勤に導入することで、状況が改善するかもしれないと思った理由は、冬場に着ているモンベルのジオラインが素晴らしかったから。
寒い時期のランニングのインナーウェアとしても有名なモンベルのジオライン、本当にすぐ乾くし、臭いがしなくて優秀すぎです。
暖かいですしね。
言い方はアレですが、モンベルのジオラインで高級インナーウェアの味をしめてしまったわけです。
夏物についても専用のインナーウェアを導入すれば、状況が改善するのでは?と考えるのも仕方のないことです。(仕方なかったんです)
ちなみに、以前は中華の安物ジャージ、ビブショーツのセットとスポーツデポで購入したiCOOLというIGNIOのインナーシャツを着ていました。
吸汗速乾、消臭機能のある「デオドランテープ」を使用って謳ってるけど、全然そんな感じしないんですよね・・・
まったく乾きませんし。
臭いについては、消臭機能すらない中華ジャージよりはマシといった程度。
980円ぐらいの商品なので、期待しすぎるのは酷なのかもしれません。
ということで
パールイズミ クールフィットドライ ノースリーブ を購入
このメッシュ感たっぷりのいかにも涼し気なインナーウェアを購入しました。
大阪の某サイクルショップで購入し、税別3,400円なり。
いままで常用していたインナーウェアが1,000円程度であることを考えると十分に高級です・・・
乳首すっけすけです(笑)
サイクルジャージがそのまま肌に触れても気にしない方、ビブショーツの肩紐が擦れても痛くならない方は、そもそもインナーウェア自体不要なのかもしれませんが、私は無理。
インナーウェアは絶対に欲しい派なのです。
ロードバイク乗り的、夏用インナーウェアに求める機能とは?
1.すぐに乾くこと(速乾性)
2.涼しく、べたつかないこと(快適性)
3.臭いが抑えられること(抗菌効果、制菌効果)
この3つが、高次元で実現されているのが望ましいですよね。
私が安物インナーウェアで不快に思っていたことが、軽減・解決すればOK。
まぁ、それが大変難しいわけですけど・・・
すぐに乾く(速乾性)
夏場のインナーウェアの肝となる機能です。
いつまでも湿り気たっぷりのインナーウェアを着用しながらのライドは、不快です。
そして、我らロードバイク乗りの敵、汗冷えの原因にもなります。
汗は、ライド中の身体を冷やしたい時に気化し、休憩中やライド後の冷やしたくない時はすでに気化し終わっているというのが理想ですよね。
パールイズミのクールフィットドライは、乾くのがかなり早いです!!
いつも駐輪場にある業務用扇風機を最強にして、5分ほどインナーウェアに当てて乾かしているのですが、安物インナーウェアはまったく乾かないのに対し、クールフィットドライは3分もあれば乾きます。
縫製部分などのメッシュ加工できない箇所については、若干湿り気が残りますが、これは致し方ないかと思います。
全体がメッシュ加工というのが、速乾性に大きく寄与していると思います。
涼しく、べたつかない(快適性)
走り出してすぐに感じることなのですが、抜群に通気性がいいです。
安物インナーウェアは空気が通らず、こもる感じなのですが、クールフィットドライは非常に風通しがいいです。
肌が透けるぐらいのメッシュ素材ですから、当然といえば当然です。
通気するので、体温を下げてくれるのがうれしい。
体温が上がると心拍が上がったり、大量に汗をかいたりと無駄に体力を使ってしまいますので、レースにおいてのパフォーマンスにも大きく影響するのではないでしょうか。
高い自転車パーツを購入するよりも、パフォーマンスがよくなるかもしれませんね。
臭いが抑えられる(抗菌防臭加工、制菌加工)
私が1番改善したかったポイントです。
結果から言うと、悪臭はかなり抑えられるようになりました。
「悪臭がまったくしなくなりました!!」とまでは言いきれませんが、さすがの防臭機能。
パールイズミのサイトに書かれているのですが、抗菌作用のおかげです。
実は、抗菌より効果の高い制菌という製品もあります。
抗菌と制菌の違いですが
抗菌:表面上の細菌の増殖を抑制すること。菌が増えることを抑えるが、増えてしまう。
制菌:微生物の活動を停止又は低下させ、増殖を抑制すること。菌が減る。
菌が増えると減るでは大違いですよね。
この制菌を謳っているのが、モンベルのジオラインシリーズです。
着心地は、少しチクチクするような感覚がありますが、風通しもよく、すぐに乾くので不快感はありません。
すぐ乾くということも大きく寄与していると思いますが、制菌効果も相まって悪臭が発生しないのが素晴らしい!!
ジオラインのクールメッシュ、2,000円少々とお安いのも魅力です。
私は、上記のチクチク感が耐えれず、着用をやめてしまいましたが・・・
着心地という面では、クールフィットドライの方が優秀です。
1度は試してみたい OUTWET (アウトウエット)の超高級インナーウェア
中華ジャージの上下セットより高額なインナーウェア、さすがにインパクトがあります。
サンボルトのオーダージャージ、1着分ぐらいのお値段。
サイズという概念はなく、伸びる素材でできているため、ワンサイズ展開です。
しかも、暑いときは涼しく、寒いときは暖かく感じるという不思議な機能を持っています。
私が購入したインナーウェアの中では、群を抜いてよかったです。
さすがに、自転車通勤に使うには気が引けますが、「お金は気にしないよ」という方は、ぜひ試してみてください。
別次元のインナーウェア体験ができます。
機能性と低価格を実現したおたふく手袋のデュアルメッシュ 3D First Layer
2020年4月時点で、自転車通勤用のインナーウェアでもっともおすすめなのが、おたふく手袋のデュアルメッシュ 3D ファーストレイヤーではないかと思います。
メッシュタイプで通気性よし、速乾性もあり、防臭機能もついている1,500円以下のインナーウェアはどこを探してもないと思います。
先に紹介したような高級・高機能インナーウェアと機能面で勝負できるかと問われると難しいところですが、コストパフォーマンスの高さは異常です。
用途を自転車通勤に限定した場合は、一気に頭角を現す感じですね。
最後に
パールイズミのクールメッシュドライを購入して、通勤はおろかレースにおいても快適になりました。
高価なインナーウェアには、それ相応の理由と価値があります。
快適な自転車通勤やライド、レースでの高いパフォーマンスを手に入れたいのであれば、1度、試してみてはいかがでしょうか。
コメント
AKIRAさん
こんにちは!
普段、私はインナーは着用しないまま夏ジャージを着てますが
着たほうがよさそうな感じですね。
どうしようか迷っていたところでした。
カエルネコさん、こんばんは!
私は、インナーを着ないと気持ち悪い派なのでマストで着てます。
ビブを履かれるなら、インナーありの方がいいと個人的には思います。
1度、試されてみる価値はあるのでは!?
ちなみに、冬場はモンベルのジオライン ライトウェイトがおすすめですよ~
先生こんにちは(・∀・)
ロッカー入れてると臭くなりますよねぇ…
私は、入れる前にファブリーズ的なやつをシュッシュ…で誤魔化してますw
真夏は帰りも着替えで2枚使ってますけど。
ファブリーズより、L’air De SAVONてのが好きですけど高いので、今はLAVONS使ってます。
ヘルメットにも使えるし、ロッカーに置いとくだけなので楽チンですよー٩( ‘ω’ )و
返信が遅くなり申し訳ないです!!
あの駐輪場、密室状態ですし、ロッカーの中は地獄絵図状態ですよね(^_^;)
私もリセッシュでごまかそうとしたのですが、まったく効かないやん!!と思ってあきらめてしまいました。
着替えを持っていくのが1番の対応策かもしれませんね。
うちの奥さんに怒られてしまいそうですが(^_^;)
LAVONS、チェックしてみます!!