レーススタート前の雨とウエット路面、そのような難しい状況の中でのごちゃつくであろうマスドスタート直後の状況を考え、スタートラインに立たない決断をした前回の様子はこちら。
第15回 ミッドナイトエンデューロ in OKAYAMA international circuit 参戦記 ~レース前~
いよいよ、ミッドナイトエンデューロ開幕ですよ!!
スタート前に簡単にセッティングについて。
ホイールはボラワン50ではなく、シャマルウルトラにしました。
家を出る時点でウエット路面になるだろうと予測し、カーボンディープの出る幕ではないなと判断。
ウエットでカーボンディープを使うとブレーキシューが一瞬で消し飛ぶと聞いたことがありますし、なにより制動力に不安がありますしね。
風が強かったら目も当てられんと思い、シャマルウルトラにしたのですが、正解でした。
経験したことのないような状況で、新たな機材を試すのはやめておくのが吉。
ちなみにシャマルウルトラ+GP4000S2+Vittoriaラテックスチューブという組み合わせで、空気圧を前6.5Bar、後7Barというセッティングで臨みました。
普段の空気圧は前8Bar、後8.5Barなのですが、安全優先でがっつり下げておきました。
いよいよ、(私的)スタートのお時間です。
さて、21時31分、ピットから私のミッドナイトエンデューロは開幕。
路面状況の確認やウォーミングアップも兼ねて、遅い参加者向けのラインを走ることにします。
まだ、メインの走行ラインすら乾いていない状況。
1周目はゆっくりまったり6分45秒で周回。
ヘアピンやアトウッドカーブのようなキツイコーナーはさすがに怖い・・・
しかし、思ったよりはいけそうな感触。
2周目に入り、ほどよいペースの集団がやってきたので乗ってみる。
とはいえ、落車のリスクは高いので、何かあってもすぐに逃げれるようにアウト側に1ライン分外して走行。
イン側にいて、逃げ場がないのは怖いので・・・
そして、素晴らしい出会いが・・・
数周様子見しつつ走っていると、これまたよさそうなトレイン発見!!
速さはほどよさそうですし、同じチーム6名で走ってらっしゃるのもよさげ。
そして、何よりの理由は、Instagramでフォローさせていただいている067_star_riverさんらしき方がトレインにいらっしゃったのです。
この方、昔はJフェミニンツアーで走ってらっしゃった実業団の方でして、その走りを間近で見てみたいと思っていたのです。
「エントリーリストに名前があるな~、8時間ソロとかマジか~」と思った記憶があり、ゼッケンを見るとおそらくビンゴ。
そんな方の所属するチームですので、信頼性も上がります。
チーム名は「FUNNY RIDE」さん。
チームカラーが青っぽかったので、文字も青にしてみました。
ということで、ずうずうしくトレインに乗せていただきます。
私の考え通り、お互いに声を掛け合いながら、絶妙なペースで走る素晴らしいトレインでした。
先頭交代をする際、トレイン後部にいる私への声掛けもいただき、非常に分かりやすく走りやすかったです。
最後部の男性の方に「どうぞ牽いてもらってもいいんですよ~♪」と言われたのですが、さすがに部外者がペースを乱すことになりそうだったのでごめんなさいしました、すいません。
というのも、8時間を走り抜くために、6分から6分30秒あたりをターゲットに、踏み加減も200Wぐらいを意識されているかのような見事なペーシングをされてましてね。
春の岡国で、住友輪業さんが教えてくれた「坂では踏まない、平坦と下りで少々踏む」という走り方そのものだったんです。
いつまでも疲れずに走れそうな素晴らしい走り。
そして、楽しく走られているその雰囲気もよかった。
067_star_riverさんのかっちょいいダンシングとボトル捌きも見惚れましたし。
よって、離れられない(笑)
2時間近く居座った気がする\(^o^)/
ちょうどそのタイミングでメインストレートでペースを緩められたので、さすがにそのまま後ろで待つのは気まずいということで、前を牽いてみたり。
すぐに吸収されたけど(笑)
そしたら、だるまジャージを着た住友輪業さんが4時間チームの力強いペースで抜かしていったので、追いかけてみることに。
まだ先々で一緒に走ることになるかと思い、FUNNY RIDEの皆さんに「ありがとう」をお伝えせずだったのが悔やまれます。
FUNNY RIDEのみなさん、本当にありがとうございました。
そして、067_star_riverさん、8時間ウーマンソロでの優勝、おめでとうございます\(^o^)/
天気が不安定で走りにくいなぁ、もう・・・
さて、住友トレインに乗った私はどうなったかというと、わずか2周でばてました_| ̄|○ ガクッ
しかも強めの雨キタ━━━(゚∀゚)━━━!!
住友さんは「鉄の掟に従い、ピットに戻る」とのこと。
私も「雨の中は乗らない」と決めているので、ピットに退散。
そこには、UFO明太味をマイコンロで作成するlipさんの姿が。
1時からの出番を前に、UFO食べれる強さが素晴らしい。
私なら、においでうぷりそう・・・
10分ほど、おんちさんの「先頭集団でもほとんどゾーン1で走れて楽だった」という驚愕話を聞いていると雨がすぐにやんだ・・・
「これならいけるかな~」と思っていると、住友さんも再度出るとのこと。
「ほな、いったりましょ!!」ということで、12分ほど休憩して再出発。
出発にとまどり、住友さんは先にいっちゃった~(´;ω;`)
ということで、前半戦はここまで。
ラスト1時間、どんな展開が待っているのでしょうか!?
2017年春に行われた晴れの国おかやま7時間エンデューロの様子も見ていってくださ~い。
第7回 晴れの国おかやま7時間エンデューロ 4時間ソロ 序盤戦
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