先日、速報の記事をアップさせていただきましたが、改めまして、草津ナイトレースの参戦記をお送りします。
結果は、速報通りですが、C5Hに参戦して35人中3位入賞でした。
なかなかC5で勝たせてもらえませんね・・・
まずは、草津ナイトレースとはどういうレースなのか。
どういうコースを走るのかを紹介したいと思います。
草津ナイトレースとは?
CATEYEがスポンサーとして付いている、京都府自転車競技連盟が開催するクリテリウムで、真夏の夜間に草津市の烏丸半島周回コースで行われるレースイベントです。
1stと2ndの2回開催され、2017年は7月29日と8月5日に2週連続で行われました。
C1&C2に関しては、シリーズ戦の扱いとなり、ポイント周回が設定され、1stと2ndの総合ポイント数で総合優勝を決めるというようなおもしろそうなことをされている大会です。
2017年は、岡山のミッドナイトエンデューロと1stの日程がぶつかったので、私は2ndにのみ参戦しました。
コースレイアウト
ネットから画像を拝借。
1周1.3km、高低差6mの周回コースです。
堺浜クリテに比べて、落車の多い難しめのコースかと思います。
第1コーナー
ゴール地点から第1コーナーまでが下りになっており、第1コーナーがロータリーの一部を使っています。
90°に曲がる鋭角なコーナーで、外側に膨れるようなライン取りもできますが、道に減速帯と車線があるため、その上に乗ると滑りやすいようです。
1番の落車ポイントがこの第1コーナー。
参加選手の待機場所が、第1コーナーのトイレよりにある側道になるのですが、C6のレースでも落車が発生していました。
その際もアウト側にラインを取った選手が、オーバースピードなのか白線または減速帯に足を取られたのか、はたまたイン側の選手がアウトに膨らんできたのかは定かではありませんが、そのままロータリーの真ん中にある段差に突っ込んでました。
このコースで起こる落車のほとんどは、このコーナーで起きるのでは?
安全に回ることを考えれば、イン側一択なのですが、イン側に入ると相当スピードを落とさないといけなくなります。
第2コーナーに向けてかなり踏むことになるため、勝つことを意識するのであれば、アウト側を走るべきでしょうね。
ただ、第1コーナーは団子状態での進入になります。
しかも下りからのコーナー進入になるため、スピードは45km/h近くまで上がっています。
そこからブレーキングした上で、2列、多ければ3列での進入となるので、ラインキープに自信がない方は、十分に減速したうえでイン側を小さく回った方がよいかと思います。
第2コーナー
第1コーナーから第2コーナーにかけては、途中からコーンが置かれており、コース幅が2車線から1車線に減少します。
何故こんなところでコース幅を絞るんだろうと思っていたのですが、コーンを置いている場所にはキャッツアイが埋まっていました。
コース上で最も道幅がせまくなる場所です。
中盤の団子状態の真ん中に位置している際、または、アウト側に位置している際は、ライン変更の選手に注意が必要です。
そういうリスクを負いたくない場合は、やはりイン側を走るのがよいかと思います。
しかし、第1コーナーと同じですが、イン側はかなりの減速を強いられます。
アウト側はコーナーを脱出するにつれて、外に車幅が広がるため、進入が多少窮屈になっても立ち上がりがスムーズなのですが、イン側はかなり踏まないといけません。
第2コーナーについては、アウト側に位置していたいところです。
Youtubeにアップされていた動画だとこの第2コーナーでリアが抜けた方がいたみたいですね。
第2コーナーから第4コーナーまで
第2コーナーから第4コーナーまでは特に気にする部分はありません。
道幅も広いですし、急なコーナーもありません。
強いて言うなれば、イン側を走ると盛り上がっているマンホールがある箇所と横断歩道の白線前に道が凸凹している箇所が1箇所あります。
試走時に確認しておいたほうがよいかと。
第4コーナーからゴールまで
第4コーナーは、イン側を攻め過ぎると凸凹があるので気を付けないと飛びます。
また、第4コーナーを抜けた後、ゴール地点まで最大4%ほどの坂になるのですが、車線右側は減速帯があります。
減速帯にのってしまうと、かなりバンプします。
ゴール前スプリントでアウト側に進路を取ってしまうと、まともに勝負できません。
第4コーナーはフルスピードでもインベタでいけるのでイン側がよいと思います。
ゴールまでの坂は、200mほどと距離が短いため、そこそこ踏めば35km/hを維持してクリアできます。
中盤から終盤にかけて、走力差が出やすい場所なので、進路確保には気を使うべきかと。
前半にがんばりすぎて、前から落ちてくる人が出ると影響を受ける可能性があります。
私も行き場をなくしかけて、減速→かわす→再加速を余儀なくされたことがありました。
また、ゴールスプリントでは40km/hオーバーを出せないと勝負できないため、ヒルクライムスプリントの練習をしておいた方がいいかもしれません。
コースレイアウトのまとめ
第1コーナーから第2コーナーを安全にかつ速く走ることが、大変難しいコースです。
白線、減速帯などのグリップに影響を与える不確定要素が多いことも、難しくしている要因かと思います。
また、ゴール前スプリントが平坦ではないため、勾配がある場所でのスプリント練習をしておかないと全開でのスプリントができません。
堺浜クリテのような単純な平坦コースではないので、それはそれで面白いとも言えますが、簡単ではないと思います。
ということで、YoutubeにC5Hの動画がアップされていたので、貼り付けておきます。
こちらの動画に私も映ってますよ~
13分10秒あたりから、私のすぐ後ろを走られていたようです。
次回は、私が実際に走ったC5Hのペース感や展開などをお話したいと思います。
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