運動後にアイスでも食べようかなとコンビニで物色していると、運動愛好家の目に留まるであろう商品が新発売されています。
それが、明治のTANPACT(タンパクト)です。
明治は、たんぱく質摂取のラインナップとして、ZAVAS(ザバス)シリーズを展開していますが、スポーツを競技レベルで行う向けに、筋修復を促すためのたんぱく質摂取のための商品というイメージかと思います。
ザバスが既に存在しているのに、なぜタンパクトが世に出てきたのか?
タンパクトのコンセプトは、現代人のたんぱく質不足を補い、かしこく、おいしく、たんぱく質を摂取できるように開発されたとのこと。
そもそも、スポーツ愛好家のために展開しているシリーズではないということです。
たんぱく質をあまり摂取していないであろう、ダイエットをがんばっている方や仕事が忙しく朝食・昼食を抜きがちな方、お肉を食べるのに抵抗のある高齢者の方などに向けたたんぱく質摂取を補助するシリーズが、タンパクトということになります。
そのためだと思いますが、プロテインというスポーツ専門という認識が定着しているキーワードは、一切使っていません。
さらに「プロテイン=おいしくない」という印象をくつがえすため、プロテインで気になる独特の味、においがしないように仕上がっており、非常に食べやすい・飲みやすいです。
タンパクトは、さまざまなラインナップが発売されていますが、今回は、アイスバー、カフェラテ、ヨーグルト、ゼリーの4つを試してみました。
タンパクト アイスバー レモンヨーグルト味
タンパクトシリーズの中で、もっともおすすめしたいのが、アイスバー レモンヨーグルト味です。
低脂肪・低カロリーの84kcalで、たんぱく質を5.8g含んでいます。
たんぱく質の含有量としては、エッセルスーパーカップのバニラ味とほぼ同じなのですが、摂取カロリーが358kcalと84kcalでは段違いです。
ダイエットをがんばっている方にとって、アイスクリームは我慢の代表格だと思いますが、タンパクトであれば運動後のご褒美に1つだけ食べてもいいかなと思わせてくれます。
また、味が運動後にマッチする酸っぱい系ヨーグルト味なのも推したい点です。
酸っぱいといってもアイスクリームだからそれほどでもないでしょ?と思われるかもしれませんが、一口食べた瞬間に「すっぱ!!」と思わず口にしてしまうぐらいレモンが効いていて酸っぱいです。
しかし、これが運動後には非常においしく感じられてたまらないんですよね。
ヨーグルトの濃厚さも一緒に味わえますので、おすすめです。
ロードバイク乗りの私的には、ライド後のお風呂の後に1本食べたい感じなので、冷凍庫に数本ストックしておきたいですね。
Zwift→風呂→ザバスのプロテイン+タンパクトのアイスが、最高・最強ではないかと思います。
タンパクト アイスバー レモンヨーグルト味の栄養成分
内容量:81ml
エネルギー:84kcal
たんぱく質:5.8g
脂質:1.5g
炭水化物:13.0g
糖質:10.6g
食物繊維:2.4g
食塩相当量:0.14g
参考価格:151円
タンパクト カフェラテ
こちらは、ザバスミルクプロテインと同じタイプの容器で発売されているカフェラテ味のローファットタイプ飲料です。
エネルギーは190kcal、たんぱく質は、10g含まれています。
エネルギーとたんぱく質量で考えると、ザバスミルクプロテインの方が優秀だと思います。
ザバスミルクプロテインは、同じ容量(430ml)で、エネルギー100kcal、たんぱく質15gですので。
ただ、ザバスミルクプロテインは、かなり上手に味付けされているとはいえ、プロテイン風味が若干どこかに感じとれてしまう部分があります。
においや味にプロテインの残り香的なものを感じることがあります。
(私的には、ザバスミルクプロテインのヨーグルト味は、冷えていればまったく違和感を感じないレベルだと思うのですが・・・)
タンパクト カフェラテのいいところは、プロテインのような風味がいっさい残っていない点です。
見事なまでにカフェラテです。
それでいて、10gの乳たんぱく質を摂取できるのは、カフェラテ好きな方にとって、素晴らしい選択肢となるのではないかと思います。
摂取カロリーについても、一般的なカフェラテ製品の半分ぐらいで済みますので、ダイエット中の方にもおすすめです。
いつも飲んでいる他社のカフェラテ製品があるのであれば、タンパクトのカフェラテを試してみてください。
タンパクト カフェラテの栄養成分
内容量:430ml
エネルギー:190kcal
たんぱく質:10.0g
脂質:2.9g
炭水化物:31.0g
食塩相当量:0.49g
参考価格:150円
タンパクト ヨーグルト 砂糖不使用
朝食や昼食のお供として親しまれているヨーグルト製品。
砂糖不使用、脂肪0のローカロリーなヨーグルトです。
エネルギーが73kcal、たんぱく質が12g含まれています。
朝食・昼食時に、このヨーグルトを1つ添えるだけで、乳たんぱく質を12gも摂取できるのは大きいと思います。
目安ですが、1食につき、20g~30g程度のたんぱく質を摂取できればいいとされていますので、目標の半分近くを達成できてしまいます。
ランチパックとともに食べるだけでも、20gを超えるたんぱく質を摂取できるのではないかと思いますので、おすすめです。
ただ、砂糖不使用ということで、本当に味がありません。
一口食べてみた時、奥さんと目を合わせ、「パルスイートをちょっと入れよう」と意見が一致したぐらいです。
ちなみに、パルスイートは人工甘味料です。
数滴加えるだけで、おいしい高たんぱく質・低カロリーなヨーグルトの出来上がりです。
タンパクト ヨーグルト 砂糖不使用の栄養成分
内容量:125g
エネルギー:73kcal
たんぱく質:12.0g
脂質:0g
炭水化物:6.2g (糖分:4.1g)
食塩相当量:0.21g
カルシウム:163mg
ビタミンB6:0.65mg
参考価格:180円
タンパクト ヨーグルトテイスト ゼリー
inゼリーのような飲むゼリーです。
時間がない時に、移動しながらエネルギーとたんぱく質を摂取するのに向いていそうです。
エネルギーが87kcal、たんぱく質が5gと運動中に摂取するには物足りないかもしれません・・・
飲んだ感じ(食感と表現するのでしょうか?)は、inゼリーと同じです。
味は、バナナ味がメインのミックスジュース味で、さっぱりとしておいしいです。
プロテイン感はありませんので、非常に飲みやすいと思います。
ゼリー感は強めですので、ロードバイクで走りながらの摂取には向いていないかもしれません。
タンパクト ヨーグルトテイストゼリー の栄養成分
内容量:180g
エネルギー:87kcal
たんぱく質:5.0g
脂質:0.6g
炭水化物:15.9g (糖質:15.0g)
食塩相当量:0.06-0.17g
亜鉛:3.0mg
ナイアシン:3.7mg
ビタミンB1:0.33mg
ビタミンB2:0.37mg
ビタミンB6:0.33mg
コエンザイムQ10:10mg
参考価格:200円
最後に
タンパクトシリーズは、他にもカットチーズやチョコレート、えびグラタン、コーンスープなどもありますので、試してみるのもおもしろいかもしれません。
ちなみに、私的にタンパクトでインパクトがあったのは、こちらのCMです。
田中みな実さんのあざとかわいさが神ってる。
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