ということで、今回はプロの選手の動画を見て、ロードバイクにおける上半身の使い方のイメージを膨らませるという回にしてみたいと思います。
YouTubeのリンクを貼りますので、通信制限間近などの方はお気をつけくださいませ。
前回に書かせていただいた内容は主に平地での話ですので、ペテル・サガンの動画からいってみましょうか。
サガンはスプリンターなので、この動画でもゴール前スプリントがメインになっています。
前回の記事で、「攻めのダンシングの小さい版のイメージで上半身を使う」というお話をしたと思いますが、サガンのゴール前スプリントを見てもらえば分かる通り、肩は動かない(ブレない)けど、腕はガンガンに振ってるでしょ?
胴の部分は同じ位置にあるのに、バイクだけがゆらゆらと身体の下で揺れている。
私が伝えたかったのはこの動きです。
この動画の最後の最後には、シッティングのまま、少々踏んでいるであろう場面も出てきます。
その際も肩はブレずで、腕だけを少し振っているように見えます。
この上半身の使い方が目指すべきところではないかと。
ちなみに、この前の欲張り朝練に参加された方は、住友さんがこんなことを言ったのを覚えてますか?
「サガンは芸人です(笑)」
そんなところも楽しんでいただける動画かと思います\(^o^)/
では、次に。
私も大好き、みんなも大好き、アルベルト・コンタドールです。
コンタドールと言えば、あのびよ~んびよ~んダンシングで有名ですが、そんなコンタドールも平地を走る時の上半身の使い方はサガンと一緒。
3分40秒あたり。
TTバイクに乗り、ダンシングで加速していくシーンがありますが、山岳をダンシングするときとは異なり、肩はブレていませんし、腕は軽く振ってますよね。
4分20秒あたりでは、シッティングで走っているシーンがありますが、やはり肩はブレずに腕を軽く左右に振って、前輪を小さくうねらせています。
山岳のダンシングも肩がブレているわけではないんですけど、少々特殊な使い方をしているので肩が動いてます。
これはまた別の機会に。
最後に、ステージレースでは世界最強、クリストファー・フルームです。
なにやら、えらいかっこいい動画ですが(笑)
1分23秒あたりで、シッティングのままハイケイデンスヒルクライムしていますけど、やはり肩はブレていない。
ただ、この方、身体的特徴がありすぎて、えらく肘が横に張り出してます。
これは本当は内側にたたみたいんだろうけど、腕が長すぎてできないんでしょうね。
なので、この腕の形を安易にマネするのはやめたほうがいいと思います。
あと、フルームの山岳でのダンシングは、コンタドールと同じ類のものです。
肩を前後に出し引きするスタイルですね。
理屈はわかっているんですけど、いまだにうまくできません(笑)
で、上半身の動きとは関係ありませんけど、ちょろりゅう教官も大好き、ファビアン・カンチェラーラ。
この腰の動き、本当にすごいですよね。
背中までうねるって、マネしたくてもできませんよ。
すさまじい体幹と柔軟性があって、初めてできるんでしょうね。
しっかし、なんちゅう強さだよ\(^o^)/
世界のトップレベルの選手の身体の使い方を動画で見るのは、とても勉強になると思います。
合う、合わないはあると思いますので、いろいろと試してみて、よさそうだったら取り入れるということをやってみるのもよいのではないかと。
ちょろりゅう教官、こんな感じでいかがでしょう\(^o^)/(1日ぶり2回目)
コメント
僕も暇さえあったら動画観てますよ。(ૢ˃ꌂ˂⁎)Շ^✩⃛
プロ選手それぞれ特徴的なフォームやけどベースとなるポイントは共通してるんやね。
僕も肩をブラさないのを意識してやってみます‼︎( ̄^ ̄)ゞ
僕のお気に入り動画…カンチェとサガンの世代交代レース。
15min〜平坦セクションでの2人のペダリングがよく解る。
https://youtu.be/p4z8bEwGVEw
この動画、サガンのペダリングがきれいすぎてワロタ
ペダリングは踏むんじゃなくて、回すんや感がハンパない(笑)
とっぱしのクヴィアトコウスキーの上半身の使い方もわかりやすくていいですね♪
YouTubeの見過ぎで、通信制限まったなしです\(^o^)/