【ロードバイク】ポジション出しに関する基本的な考え方について【フィッティング】

2018年10月21日に開催された欲張り朝練で、ペダリング撮影会を行いました。

 

その際、奥さんに横からライドフォームの写真も撮ってもらいましてね。

 

見返していたら、思うところがあったので記事にしてみようかなという感じで書いてみます。

 

数回に分けてアップしようと思いますが、1回目はポジション出し、フィッティングに関する基本的なスタンスについてです。

 

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ポジションは1年後、自分がどのような乗り方ができるようになりたいかを見据えて、3ヵ月ごとに変化させていくのが理想

 

ではないかと思ったりしています。

 

数字は適当ですがwww

 

何が言いたいかというと、ポジション出しは1発出しできるものでもなければ、短期決戦で決めれるものでもありませんよということです。

 

というのも、最適なポジションというのは、仕上がった身体を1番効率よく使えるポジションだと思うんですね。

 

仕上がった身体というのは、ロードバイクを走らせるために重要な筋肉が、しっかりと鍛えられ、柔軟性をもち、その使い方を熟知し、実際に思うように動かせる身体のことです。

 

私のような一般人ロードバイク乗りは、そもそも身体が仕上がっていないわけじゃないですか。

 

最適なポジションなんて出せるわけないんですよ。

 

本当の意味での最適なポジションはですけど。

 

でも、速く遠くへ楽に行けるようになりたいという想いを持っている方は多いですよね?

 

実際、フィッティングサービスが活況を呈していたりするわけですよ。

 

では、人気のフィッティングサービスが本当の意味での最適なポジションをいきなり提示しているかというと違いますよね。

 

そんなことをしたら、フィッティングを受けた人から「そんなポジションで走れるか!!金返せ!!」とブチ切れられると思いますwww

 

だって、身体ができていないのに、理想とする最適なポジションを押し付けたところで、全身に痛みが出てライドどころではない状況になるのは目に見えてますもん。

 

それぐらい、理想とする最適なポジションというのは、専門的なロードバイクの乗り方を知らずにきたロードバイク乗りにとって、異次元ともいえるような乗り方なわけです。

 

では、我々一般的ロードバイク乗りはどうすればよいか?

 

「少しずつハードルを上げて順応する」を繰り返すしかありませんわな\(^o^)/

 

有名なフィッティングサービスって、必ずリフィットというサービスを提供しているはずです。

 

リフィットとは、フィッティングを受けてから数か月後に再度フィッティングを行うサービスのことです。

最初のフィッティングより少し安かったりします。

 

フィッティングで行っていることも、少しずつハードルを上げて順応させるを繰り返しているだけなんですよね。

※もちろん、方向性を間違える確率が低いというベネフィットが付いてくるわけですが・・・

 

フィッティングを行い、その時点で最適と思われるポジションより少しだけハードルを上げたポジションを提供する。

 

次のリフィットのタイミングまでに提示したポジションに順応してもらう。

 

それを繰り返して、少しずつ理想とする最適なポジション・フォームに仕向けていく。

 

リフィットって、安めと言えど、万は超える金額を取られるわけですから、決してお財布に優しいわけではないんですよ。

 

「1発で完璧なポジション出してくれよ!!」と言いたくなるのも理解できますが、上述の理由によりしたくても出来ないというのが本当のところではないかと私は思います。

 

ポジション出しのポイントをまとめると。

 

1.ラクを出来るポジションより少しだけハードルを上げたポジションを見つけだす

※フィッティングを受けるのであれば、さらっとやってくれるはずです

2.1で出したポジションに、時間をかけて順応する

 

ラクを出来るポジションより少しだけハードルを上げたポジションを見つけだす

フィッティングを受けないという方は、ワンランク上のポジションを見つけだすのが大変だと思います。

 

そもそもワンランク上のポジションがどういったものなのかが分かりませんものね・・・

 

自分が経験したことのない世界は、経験者から見聞きして想像する以外に方法はありません。

 

故に、方向性を間違えるリスクがあり、間違えた方向に突っ走るとおそろしくタイムロスをすることになります。

 

私がそうでしたw

 

ですが、後悔はしてません。

 

数多の失敗談を語れるようになりましたからwww

 

ストレートで成功の道を歩んでしまうと、人に教えることができなくなってしまうのがデメリットなんですよね・・・

 

失敗をしてこなかった人と話をすると、宇宙人と話しているかのように感じることが起こりますw

 

自分で失敗に失敗を重ねて、消去法で正解に近づいた方がおもしろいといえばおもしろい!!

 

超特急で速くなりたいのであれば、フィッティングを受けるのが正解だと思います。

 

1で出したポジションに、時間をかけて順応する

 

数か月間、変更したポジションを信じて乗り込むフェーズですね。

 

意外にこのフェーズを我慢しきれない方が多いように思います。

 

というのも、ワンランク上のポジションというのは、現時点のベストポジションではないため、違和感や出力の低下、痛みの発生など負の結果を伴うことが多いからです。

 

私もキノフィットを受けた後に、左膝の痛みが発生してしまい、ポジション変更を考えたことがありました。

 

また、ポジション変更前と比べて、遅くなったんですよね。

 

一時的にですが。

 

身体の使い方が変わり、眠っていた筋肉を叩き起こすフェーズなので、当たり前といえば当たり前なんですけど、爽快感はなくなりますよね・・・

 

で、嫌になっちゃう人が多いんだと思います。

 

フィッティングを受けて結果が出なかったという方は、大事な順応期間を耐えることができなかったのではないでしょうか?

 

また、私のケースでは、ペダリングの踏むタイミングや左右バランスが悪すぎたというのも痛みが発生した理由の1つだったように思います。

 

あくまで私の想像ですが、フィッティングを受けたとしてもどのタイミングで踏んでいるか?左右差があるのか?というペダリングに関する情報は、把握しづらいのではないのでしょうか?

 

膝の軌道やアンクリングなどは、視覚で認識できる範囲なのでアドバイスをもらえると思います。

 

しかし、左右の出力差や踏み込みのタイミングのズレまで見抜けるフィッターは少ないのでは?という気が私はします。

 

ですので、順応期間中に痛みが出たり、漕ぎにくさを感じるのであれば、ポジション変更を考えるのではなく、どのように身体を使えば痛みが軽減するのか、しっかりと踏めるようになるのかを試行錯誤すべきだと思います。

 

フィッティングを受けたのであれば、フィッターに連絡し、症状を伝えてアドバイスを仰いでみるのもよいかもしれません。

 

まとめ

 

改めて、ポジション出しの2つのポイントを振り返り。

 

1.ラクを出来るポジションより少しだけハードルを上げたポジションを見つけだす

※フィッティングを受けるのであれば、さらっとやってくれるはずです

2.1で出したポジションに、時間をかけて順応する

 

要は、一筋縄ではいかないよってことです。

 

トライ & エラーの繰り返し。

 

ポジションやフォームに関して、苦労せずに強くなれたという方は、いろいろなピースがたまたまバチッとはまった運のいい人なんでしょうね。

 

そういう方に「どうやったら速くなれるの?」って聞くと、「ふんって踏んだらええねん」とか「がんばって回せばええねん」的な回答が返ってくると思いますw

 

頭で考えずに身体を動かせというのも分かりますが、考えながら身体を動かす方がよりよいと私は思います。

 

考えてばかりで、身体を動かさないのが1番ダメなパターンですが←ワタシノコトデスwww

 

ポジション出しに関する心構え的なところを押さえておくと、あっち行ってこっち行ってと右往左往することなく、辿り着きたい場所へ進んでいけるのではないでしょうか?

 

つまみ食いしながら進むのも楽しいわけですが、分かってやっているのと闇雲にやっているのとでは訳が違いますしね。

 

ということで、次回は、ポジション出しはどこから行っていくのがよいか?ということについて、私なりの考えをアウトプットしてみたいと思います。

 

 

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