痛みに負けるなシリーズの第3章です。
今回は、腰と足の裏の痛みについてです。
2016年の岡国ミッドナイトエンデューロで3時間を過ぎたあたりに、ペースアップした頃から結構な腰の痛みが出ました。
住友輪業さんに「腰がいてぇんですけど!!」と愚痴ったら、「踏みすぎですわ!!」ってかえってきました。
痛みに負けるなシリーズの第1章、第2章はこちらから。
腰や足の裏の痛みは、ペダルの踏みすぎが原因!?
足の裏も同じ理由だと思います。
踏みすぎというのは、ペダルの位置が4時以降で踏み込み過ぎてるという意味です。
ペダルの位置が4時以降ということは、5時や6時で踏みすぎているということになるのですが、この位置はほぼ底の位置になります。
地面を思いっきり踏んでいるのと同じといえるかもしれません。
ペダル位置が1時から4時あたりは、踏みこむ力がクランクに伝わり、幾分か減衰していくので、足の裏への力がかかりにくくなるのではないかと考えています。
しかし、ほぼ底の5時、6時で踏み込んでしまうと力が逃げる場所がないため、足の裏にかかる力が増大し、痛みに繋がるのではないでしょうか。
1時から4時はしっかりと踏み、それ以降は力を抜く。
これを私は意識するようにしています。
シューズのサイズや締め付け具合も影響している?
足の裏の痛みは、靴の締め付けが強過ぎるというのもあるかもしれません。
実は靴のサイズが合ってないという可能性もありますが・・・
しっかり締めてるのにシューズのつま先側に空間ができるようなら、ワンサイズ小さいシューズを試してみるのもいいかもしれません。
私は間違いなくワンサイズ大きいのを履いてると思います(´;ω;`)
バックル、最後まで締めあげてだいぶ足が固定される感じ・・・
シューズをシマノのRC7に替えたのですが、やはりサイズが1サイズ大きかったようです。以前は、SH-R107のサイズ40を履いていたのですが、RC7はしっかりと試し履きをさせてもらった結果、サイズ39にサイズダウンすることになりました。シューズは、ショップに赴いて、しっかりと試着することを強くおすすめします!!
そして、RC7のボアダイヤルの締め上げ感、いいですよ~♪
クリートの前後左右の位置、角度も関係する
クリート位置も難しいですよね。
前後左右の位置、そして角度という要素があるので、なかなかこれっ!!という場所が見つからない。
私の判断基準は、真っ直ぐに立ち、身体を少し前傾させた時に体重がのる場所にクリートがあるか。
拇指球の上という記事をよく目にしますが、拇指球よりもほんの少しかかと寄りに合わせるようにしています。
シマノのクリートでの話ですが、普通に地面に立っているときに、ふくらはぎなどが変に緊張していないかも確認しています。
ペダリングは脱力が大事。
私もなかなか実現できず、修行中の身ですが(^_^;)
立っているだけで変な力が入るのはよくないのではないかと思います。
足裏の痛みへの対策としてサイクリング専用靴下を採用するのも効果あり
あと、サイクリング専用靴下を履くのは有効な手の1つ。
1番負荷のかかる箇所をサポートするような専用設計になっているので、少々お高いですが、試してみてもいいかもしれません。
私がおすすめするロードバイク用ソックスのインプレ記事も参考にしてみてください。
腰の痛みは、いまだにメカニズムがわからない・・・
「腰」は最近になって表れた痛みでして、私もさっぱりメカニズムがわかっていません。
踏みすぎることとの因果関係もいまだに考察中です。
現時点での見解としては、前傾の維持、腹圧によるペダリングあたりが関係しているのかなと考えています。
体幹で上半身を維持する際に、背面側の筋力も使うことが腰の痛みに繋がっているのではないかと。
腰の痛みについて、おもしろい話がありまして。
私がよく参加させていただいている、神戸市内で開催されている欲張り朝練。
2時間エンデューロという2時間ノンストップで神戸空港島付近の周回コースを走るトレーニングがあるのですが、練習後にほとんどの参加者が口を揃えて発するセリフがこちらなんですよね。
腰が痛すぎて限界!!
2時間をAve.30km/h超えで走れる猛者ばかりですが、ほぼ全員が足の痛みや心肺の限界に心が折れるのではなく、腰の痛みに心が折れるという・・・
エンデューロレースで1桁順位を獲得するような猛者の方も、エンデューロ後に腰が無理・・・とおっしゃってました。
もしかしたら、上半身を上手に使えている方は、腰の痛みから逃れられないのかもしれませんね。
もちろん、レースペースで追い込んだ時の話ですが。
ポタリングレベルで腰が痛くなるのとは、種類の異なる腰の痛みの話だと思います。
まとめ
足裏の痛みには、
1.ペダル位置が5時以降での踏み込み過ぎを調整
2.シューズの締め付け、サイズの最適化
3.クリート位置、角度の調整
4.ロードバイク用専用ソックスの採用
などが対応策として考えられのではないでしょうか。
腰の痛みについては、鋭意調査中です、すいません・・・
次回はついに最終章。
お尻の痛みについてです。
関連記事:速くなるために必要なこと【痛みに負けるな編 その4】
おすすめアイテムへのリンク
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