私が最近気に入っている、寒い時期にロードバイクに乗る際のインナーウェアについて。
結論から言うと、ファイントラックのパワーメッシュ+モンベルのジオラインL.Wのレイヤリングが温かく、速乾性もあり、快適に過ごせておすすめです。
レイヤリング(重ね着)についても解説していますので、参考にしてください。
レイヤリングという考え方
以前から好んで着ていたのはモンベルのジオラインL.W(ライトウェイト)
ジオラインは、そこそこ暖かく、吸湿速乾性も優秀、制菌効果もあって防臭に優れるという万能インナーであることは、広く知られているところです。
これ1枚でもかなり快適なロードバイクライフを過ごせるわけですが、さらに快適になる方法を発見しました。
ファイントラックのパワーメッシュをモンベルのジオラインの下に着る。
これです。
いわゆる、レイヤリングという考え方ですね。
レイヤリングの定義については、ウェア各社によって異なるようです。
私が参考にしたのは、ファイントラック社のレイヤリング解説ページ。
詳しくはリンク先を読んでいただきたいのですが、簡単に言うと
ドライレイヤーが汗を肌から引き離し、ベースレイヤーがその汗を吸収、即座に蒸発させ乾燥を保つという内容。
1枚のインナーで、汗を肌から引き離しつつ、吸収するというのは矛盾しているんですよね。
汗を吸収した繊維が、肌に触れた時点で汗を肌から引き離せてないことになるので。
なら、その役割を2枚のインナーに分担すればいいじゃないかという発想です。
以前、当ブログでファイントラックのパワーメッシュのインプレをアップしました。
上記記事にて、「パワーメッシュは汗がお尻の方に流れていまいち・・・」という内容をご紹介しました。
この指摘、ドライレイヤーのインプレとしては、おそらく正しいのだろうと思っています。
ドライレイヤーを単独で使ってしまった場合は、というお話です。
悲しいかな、ドライレイヤーの使い方を間違っているんですけど・・・
そもそも、パワーメッシュは、それ1枚のみで使うようには設計されていないのではなかろうかと思います。
パワーメッシュはドライレイヤーですので、本来、ベースレイヤーと組み合わせて着用するのが正解なはず。
このことに気付き、「ジオラインと組み合わせたらいいのでは?」と考え、早速実践してみました。
単体で使った時のデメリットを打ち消すドライレイヤー + ベースレイヤーという着用方法
想像していた通りでした!!
パワーメッシュを使った時のデメリットであった、尻の方に汗が流れてくるという点が解消。
また、ジオラインを単体で着た時のデメリットであった、汗を多くかきはじめると少しべたつくという点が解消されました。
素晴らしいです。
パワーメッシュは、汗を肌から引き離し、撥水機能でジオラインに汗を渡す役目をします。
ジオラインは渡された汗を吸収し、乾かそうとします。
しかし、乾かすのは速乾性があるとはいえ、すぐには乾きません。
水分を含んだジオラインが肌に直接触れることで不快感を感じるわけですが、そこにパワーメッシュが肌に触れないようにガードとして機能するわけです。
よく考えられてるなと感心。
パワーメッシュ+他のインナーの組み合わせも試してみたいところです。
ジオライン以外の候補は、ミズノのブレスサーモ
暖かさ優先で考えると、ミズノのブレスサーモが最有力かなと考えます。
汗を吸って発熱するという発想からも相性がよさげ。
1番安いEVERYシリーズだと1,000円台で手に入れることができるので、ハードローテーションするトレーニング時や自転車通勤時によさそうです。
最後に
そもそもレイヤリングの肝となる商品はパワーメッシュなんですよね。
少々お高いですが・・・
少しお安いラインナップとして、スキンメッシュというドライレイヤーもありますので、そちらも試してみたいところ。
最後に、寒い時期のインナーウェアに、ヒートテックだけは選ばないようにしましょう。
速乾性が皆無なので、汗冷えで凍死します・・・
モンベルのジオラインシリーズに、サイクルインナーが登場しましたので、そちらも要チェックです。
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