初心者向けシリーズの第5弾!!
セルフメンテナンスのアイテムを揃え、チェーン清掃と注油もできるようになって、そろそろ初心者の最初の壁である100kmライドへの挑戦も現実味をおびてきたころでしょうか?
毎週末ロングライドに出掛けていると、いままでは我慢できていたようなことも、より快適性を求めて改善したくなってくるのではないかと思います。
2時間程度なら我慢できたり、被害が少ない事象も丸1日となると話は別ですよね。
ということで、今回は、ロングライドを繰り返しているとやっぱり欲しくなる以下の3アイテムについて解説したいと思います。
1.アームカバー
2.レッグカバー
3.サイクルコンピューター
ロングライドは日焼けとの闘い!!アームカバー & レッグカバーを導入しよう
夏場だと2時間ですら耐えれないかも・・・
ロードバイクに乗っていると、直射日光に長時間さらされることになります。
アスファルトからの照り返しなどもキツイです。
丸1日ライドに行こうものなら、丸焦げ。
本当に焦げるという表現がピッタリなぐらいに日焼けします。
日焼けは健康的でいいやん!!とおっしゃる方もいるかもしれません。
ですが、冷静に考えてみましょう。
皮膚が焦げてるんですよ?
厳密に言うとやけどを負ってるんですよ??
そんな日焼けが健康にいいわけがないですよね???
適度に日に当たるのは健康にいいこともあるかもしれませんが、ロングライドをこなすロードバイク乗りの場合、対策しなければ過度の日焼けになるのは明白です。
私もロードバイク1年生の時、日焼け対策なしで夏に150kmのロングライドを連発しまくって、皮膚がべろべろになった苦い経験がありますw
さすがの私も「これはまずい!!」と思い、導入したのがこちら。
アームカバー
と
レッグカバー
です。
日差しの強い日は、袖なしの衣服よりも袖ありの衣服の方が暑く感じないという経験はありませんか?
私は、クールビズで短い袖のシャツを着ていたことがあるのですが、ある日、直射日光によって焼かれるよりも長袖のシャツの方が涼しいんじゃない?と考え、長袖シャツを着て以来、ずっと長袖を着るようになりました。
砂漠を歩きまわるのに、ビジネススーツが優秀というような話もありますしね。
余談ですが、このビジネススーツが砂漠で最強という話、マスターキートンという漫画に登場するんですけど、それを実証したというおもしろい記事を見つけましたwww
こういう突き抜けた記事、大好きです\(^o^)/
話が少々脱線しましたが・・・
日差しが強い日中、外出する場合は直射日光を皮膚に浴びるのを避けることと通気性を確保することが重要ということですね。
私が長年愛用しているパールイズミのコールドブラックシリーズは、優れたUVカット機能を有しているのはもちろんのこと、裏地がメッシュになっていることで通気性もばっちり。
また、吸汗速乾性も高く、嫌な汗のべとつきも抑えてくれます。
そして、吸汗速乾性が高いことがロードバイク乗りにもう1つのメリットを与えてくれます。
走行中、アームカバーとレッグカバーに真水をかけることで、高い速乾性によって素早い水分の蒸発が起こり、気化熱によって体温を下げることができます。
これが、猛暑日のライドでは抜群に効きます!!
私は、何も着用しないよりパールイズミのアームカバーとレッグカバーを着用している方が断然涼しく感じます。
着圧力もあるので、最初の時点で腕や足の根元までしっかりと上げておけば、ずれることも少ないです。
たま~にずれてきますけどね、さすがに・・・
パールイズミのアームカバーとレッグカバーには、夏用のコールドブラックと冬用のウォーマータイプのものがありますので、間違えないように注意してくださいね。
パールイズミのアイテムは、Amazonで割引クーポンが出た時の対象になることが多いので、そのタイミングを狙うとお得に買い物できます。
ちなみに、非常にタイムリーな話ですが、2018年8月8日から2018年8月22日まで10%OFFクーポンが出ていたりしますw
パールイズミ、カペルミュール、FOOTMAX、R×Lなどのロードバイク用アパレルはAmazonのクーポンを上手に使うといいと思いますよ。
バッテリー残量を気にしながら、スマホで走行ログをとるのはもう嫌だ!!と感じたら、サイクルコンピューターの出番
前々回に、無料走行ログ取得アプリ「STRAVA」を紹介したばかりですが、数度ライドをしてみるとこう思うはずです。
これではスマホのバッテリーがもたない・・・
走行距離が伸びれば伸びるほどそう強く感じるはず。
ロングライドになると、知らない道を走行することも多くなるため、GoogleMapでルート確認をすることも増えると思います。
モバイルバッテリーを持っているとはいえ、充電する時間も必要になりますしね。
充電しながら走るのもありですが、暑い時期は充電によって発熱し、熱暴走を起こす可能性も否定できません。
私のスマホ、発熱しすぎて電源が勝手に落ちることありますからね、実際に。
それで走行ログが記録できなかったらつらいですよね・・・
ということで、走行ログの取得に特化したサイクルコンピューターの導入をおすすめしたい!!
しかし、どの会社のどのランクのサイクルコンピューターを選べばいいのかに困ると思います。
というのも、性能と価格がピンキリなんですよね・・・
数千円で買えるスピードと走行ログのみ取得できるモデルから、8万円という完成車顔負けの金額をつまないと買えないような、ケイデンス、心拍数、高度、勾配、ナビ機能、トレーニング補助機能、パワーメーターとの連携機能などすべての要素を有する万能モデルまで。
どのモデルを購入するかは、サイクルコンピューターに何を期待するかによるとしか言えませんね・・・
ただ、安すぎるモデルはやめておいた方が無難です。
安いのにはそれなりの理由があるわけですが、大きな要素として無線通信対応かという点があると思います。
有線モデルは、ハンドル周りから余計な線を這わせないといけなくなります。
見た目も・・・ですし、ロードバイクのハンドル周りは他のアイテム(ライトや場合によってはアクションカムなど)を搭載する可能性があり、その際に邪魔になります。
無線対応のサイクルコンピューターを選んでおく方が無難。
たまに、無線なので正確に計測できないリスクがあるというような解説をしているサイトもありますけど、私の経験上、ほぼないです。
極稀に、「おまえ、どこまで瞬間移動してきたんや!?」というような走行ログが残ることもありますけど、まぁ、気にしないwww
あと、キャットアイ(CATEYE)のサイクルコンピューターに存在するのですが、GPS取得機能や高度計測機能をスマホに頼るモデルが存在しますが、これもおすすめしません。
スマホのバッテリーを喰われるのが嫌でサイクルコンピューターの導入を検討しているのに、スマホのGPSを使うのではまったく意味がありません。
キャットアイ以外の販売元にも同じようなタイプのサイクルコンピューターがあるかもしれませんので、製品の仕様はしっかりと読んでおくことをおすすめします。
他にもサイクルコンピューターを選択する際に、検討の要素となるポイントについては、以下の記事で解説していますので、参考にしてみてください。
参考記事には登場しませんが、ブライトン(BRYTON)のサイクルコンピューターがいいよという情報もキャッチしております。
ケイデンスセンサーしかついていないので、マウント(サイクルコンピューターをハンドルに装着するための台座)やスピードセンサー、心拍計などをつけていくと30,000円ぐらいになりそうですが、それでもガーミンよりかは安いですね。
価格は気にしない!!という方でしたら、サイクルコンピューター界のキング、ガーミン(GARMIN)を選んでおけば間違いありません。
上記の参考記事のタイトルにもガーミンの名が入っていますけど、価格が高いということ以外はほぼ完璧超人です。
バッテリーの持ちが若干悪い(10時間ぐらい?)という点を嫌って、他のサイクルコンピューターに流れる玄人さんもいますけど、毎週末200kmオーバーライドをするようなヘンタイさん達のお話なので、一般的な方は気にしなくてもいいと思います。
ガーミンのサイコンは、所有欲を満たしてくれるという点でも評価は高いので、少し無理をすれば手が届くぐらいの感覚であれば、ガーミンでよいのではないでしょうか。
私も私の奥さんもガーミンを使ってます。
すべての機能を使いこなせてないですけどwww
機能に対する不満はないので、いいんですけどね。
これは私の好みの問題なので聞き流していただいて結構なのですが、サイコンは操作がタッチパネル式のモデルの方が使いやすいと思います。
ガーミン520Jはボタン式のため、タッチパネル式が欲しい方はガーミン820Jを選択しましょう。
しかし、世のサイコンは操作がボタン式のモデルの方が圧倒的に多いんですよね・・・
ちなみに、STRAVAはお役御免かというとそうではありません。
人気のサイクルコンピューターであれば、STRAVAと連携する機能を有していることが多いので、走行ログの解析や思い出呼び起こしツールとして、STRAVAに第2の人生を歩ませましょう。
速さにこだわる方でしたら、セグメント(一定の走行区間)での走行タイムランキング機能で他のSTRAVAユーザーと競い合うという競争心を駆り立てるおもしろい機能もありますよ。
※ランキング上位を目指すことに躍起にならず、安全第一での使用が大前提です!!
また、STRAVAはツール・ド・フランスに出場するような超有名選手も走行ログをアップしており、その驚異的な世界を垣間見ることが出来たりします。
最近だと、引退したアルベルト・コンタドールがツール・ド・フランスのコースになっている峠を走り、現役選手に交じっても3番目の速さだったなんていうことが話題になりましたね。
STRAVAは、サイクルコンピューターを導入後も必須なアプリだと思います。
まとめ
ロードバイク初心者の方が揃えるべきアイテムシリーズも終盤戦に突入してきました。
今回、解説した3つのアイテムを揃えるころには、100kmオーバーのロングライドを成功させるためのアイテムも充実してきたことと思います。
1.アームカバー
2.レッグカバー
3.サイクルコンピューター
次回は、初心者脱出の最後のアイテム、ビンディングペダルとシューズについて解説したいと思います。
当記事で紹介したアイテムのAmazonへのリンク集
コメント