よく見聞きしませんでしょうか?
膝関節は使わないようにというお話。
股関節を使いましょうと。
まぁ、私も同じ内容の記事をアップしておりまして、本当に大事なことではないかと考えているわけです。
何度も同じことを書こうというわけではなくて、今回は、膝関節を使わないがどのようなイメージなのかを私の感覚で書いてみようかなと。
というのも、膝関節を使わないって言われても、結果としてどうあればOKなの?と首をかしげるロードバイク初心者が多いのではないかと感じたため。
サクッと書いてみたいと思います。
膝に負荷がかかっていると感じたら、膝関節を過度に使ってます
当たり前なことを書いていると思われるかもしれません。
しかし、私はこの事実に気付くのに数年かかりました。
なぜか?
膝に、ぐっと負荷がかかるのは、ロードバイクのペダリングにおいて当然の話だと思っていたからです。
「ペダルを上から踏んでいるんだから、膝に負荷がかかるのは当たり前やろ」と思っていました。
むしろ、膝に負荷がかかっていなかったら、ペダルをしっかり踏めていないんじゃないか?とすら思っていました。
ロードバイクを始めて1年ぐらいは、こんな感覚じゃありませんか?
私だけ?w
いや、私は4年目ぐらいまでこの感覚だったわけですけどwww
やっと、膝に負荷がかかっているという感覚が少しでもあるのはマズいんだということに気付きました。
膝に負荷がかかっている感覚があると、腿の前側である大腿四頭筋の膝の近くあたりに疲労感を一緒に感じることが多いと思います。
そちらも膝に負荷がかかっているかの目安になるかもしれません。
いわゆる、腿の前側を使うな!!というやつですね。
また、ライド中・後に膝が痛くなる方は、少なからず膝に負荷がかかっているものと思われます。
こちらは、膝をまっすぐ上げ下ろしできているかも絡んでくるかと思いますが・・・
膝に負荷を感じないようにペダリングするとパワーが出ません・・・
膝に負荷を感じないようにペダリングすると、スピードが出ないと思います。
今まで、膝に負荷を感じるようなペダリングをしていた方は、特に。
今までのようにスピードが出ない!
こんなのを望んでいたんじゃない!!
と思ってしまうのではないかと想定されますが、グッとこらえましょう。
膝(大腿四頭筋)を使ってパワーを出す方法は、長続きしません。
過度に続ければ、故障の原因にもなります。
瞬間的(スプリントとか)に使うことはあっても、常に使うようなペダリング方法ではありません。
意識改革が必要です。
膝に負荷を感じずに出せるスピードこそが、自分にとって最大の巡行速度なんだと。
これを認識することが重要だと思います。
余談ですが。
2週間以上、ロードバイクに乗れなかった後のライドで、膝が痛くなることはありませんか?
私は経験があるのですが、その理由はこれだと思っています。
2週間で衰えたパワーを膝の伸展で補おうとしてしまう。
理想と現実のギャップですね。
いつもなら(前なら)、この状況では30km/hは出せたはずなのに、27km/hしか出せない。
↓
何かの間違いだ。
↓
膝を使い、ふんっっと踏んで無理に30km/hまで上げる。
↓
膝に負担がかかって、膝が痛くなる。
このような流れではないでしょうか。
潔く、27km/hしか出せない自分を受け入れ、数回のライドを経て、30km/hを出せていたころに戻していくのが、故障を防ぐよい対応方法ではないかと思います。
膝に負荷を感じないようにしつつ、踏めるようになるには?
膝に負荷を感じないようにしつつ、可能な限りペダルを力強く回せる方法を探す旅(沼?)に出る(嵌る??)以外、方法はないと思います。
人間の足には、足首、膝、股関節しか屈曲と伸展ができる部位はありません。
足首は、ペダリングにおいて大きな力を加えれる部位ではないですよね。
ペダルが円を描いて動いてしまうので。
歩行の場合は、地面が固定されていますから、足首のスナップで進むことも可能ですけど。
残るは膝と股関節ですが、膝を封印すると股関節を使う以外に、ペダルを踏むための力を発生させれる場所がなくなります。
言い方を変えると、膝に負荷を感じないようにペダリングをすれば、股関節を使ったペダリングになるということです。
すると、よく見聞きする裏腿(ハムストリング)やお尻(大殿筋)を使ったペダリングに変化していくと思います。
時間をかけて、焦らず探しましょう。
ペダリングに関するアドバイスは多種多用な表現がありますが・・・
・ペダルを踏むな
・ペダルは回せ
・膝関節を使うな
・股関節を使え
・腿上げに集中しろ
・腸腰筋を使え
・膝から下は脱力
・体幹を使え
・ハムストリングで踏め
・ケツで踏め
他にもいろいろとあると思いますが・・・
すべて、正しいと思います。
そして、すべてに共通するのは、膝に負担を感じないように、しかし、パワフルにペダルを踏むための手段だということではないでしょうか。
最後に
全力で踏みたくても踏んではいけないのがペダリング。
でも、踏まないと速く進まないのがペダリング。
矛盾をはらんだ、マゾい動作ですねw
だからこそ、沼にハマるし、おもしろいのかもしれません。
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