前回の記事に続き、ペダリングのネタをもう1本。
こちらもサクッと書きます。
前回は、膝に焦点を当てました。
今回は、お腹に焦点を当てたお話です。
以前、上半身の使い方についての記事をアップしました。
こちらの記事の中で、エンゾ早川さんの提唱する「お腹にボールを抱えるように」は、私的には間違いだったと書きました。
しかし、直近のライドで感覚的には間違いでもないかな?と感じたんですよね。
そんなお話をしてみようと思います。
お腹にボールを抱えるというよりは、お腹にボールがある感覚
似たようなものかもしれませんねw
最近、パワーが出ているなと思う時は、お腹の中にボールが入っているような感覚なんですよ。
お腹がボールみたいと言ってしまってもいいかもしれません。
そのボール(お腹)の上に上半身を這わせるようにのせるイメージで乗ることが多くなりました。
と、書いていると、「お腹にボールを抱えるように」という表現に近いイメージだなと思い返したわけです。
エンゾ早川さんの背中を丸める乗り方は違うんじゃないかと思ってますけどね。
背中はまっすぐがよいという考え方は変わってません。
お腹にボールが入っているような感覚を得るためには?
まずは、お腹の力を緩めます。
健康診断でメタボリック診断のために腹囲を計測する時に「お腹に力を入れないでくださ~い」って言われる時のアレです。
見栄を張って、お腹をキュッとしている状態が、お腹に力が入っている状態w
看護師さんに怒られて、恥ずかしいながらもお腹をだるんとした状態が、お腹を緩めた状態www
そのお腹を緩めた状態だけでも、お腹がボールっぽく膨らむと思います。
そこからお腹を内から外へ広げるように鼻から息を吸うと、お腹のボールはさらに大きくなります。
その状態を維持するイメージで呼吸をしてみてください。
実際には、息を吐くときに当然お腹が少しへこむのですが、胴回りが大きな幹のように太く硬くなると思います。
このイメージで、ロードバイクの乗車姿勢(前傾姿勢)をとると、お腹のボールの上にのっかかるような感覚を体験できるのではないかと思います。
イメージしやすくするために、走行動画をご紹介。
こちらの動画が興味深いです。
新城幸也選手のタイ合宿時の走行動画らしいんですけど、1人だけお腹の出かたがすごい!!
2013年に放送された情熱大陸で披露した、お腹ぽっこり動画をYouTubeで探したんですけど、削除されてしまったようで残念・・・
MESIさんのブログの以下の記事に画像が貼られていたので、リンクさせていただきます。
文字通り、お腹にボールが入っているみたいですよね。
一般的には、腹圧をかけると表現するのかと思われます。
世界のスーパースター、サガンやフルームは普段からお腹がぽっこりのご様子。
watさん、リンク貼らせていただきます。
腹圧をあげるとどういうメリットがあるのか?
腹圧をあげると、膝を使わずにペダルを力強く踏むことができるようになります。
原理は分かりませんw
ロングライドで普通に巡行している時は、お腹を緩めた状態ぐらいでも十分な気がします。
瞬間的にパワーを上げるときは、腹圧をグッと上げてみてください。
おもいっきり腹圧をあげる、お腹を内側から押し拡げようとすると、お腹が前にも横にもかなり拡張されます。
心拍計をつけていたら、バンドがミチミチっと拡がるのが分かるレベル。
その状態で腿上げを意識してペダルを回すとびっくりするようなパワーが出ます。
この話を体重55kgぐらいのライド仲間にしたところ、20Wは出力が上がったと言っていたので、効果はあるのではないかと感じています。
呼吸がしづらくなるので、長くは持たないですけどね。
もう1度言いますが、原理は分かりませんwww
腹直筋、内・外腹斜筋、腹横筋、前鋸筋等々、筋肉名を出されてもよく分からないので、私の感覚でお話しました。
最近、ロードバイク乗りPT(理学療法士)さんがブログやYouTubeで筋肉の使い方について解説されていたりするので、そちらを読む方が厳密なところは分かるのではないかと思います。
きっと腹圧の話とかもされているでしょう。
最後に
腹圧の話も、前回記事で触れた膝関節で踏まないようにするための手段の1つだと思います。
お腹ボール化計画、一度試してみてはいかが?
コメント
お腹力入れるとボディが固定されて反力で足にパワー伝わるイメージ。です。わいは。