次々と発生した課題をこなし、第4回スズカウインターエンデューロ 5位入賞!!【準備編】

新年明け1発目の記事がレース参戦記事という2020年。

 

1月5日に鈴鹿サーキットで開催されました第4回スズカウインターエンデューロに夫婦で参戦してきました。

 

毎度のことでお察しでございますが、5位入賞したのは奥さんですwww

 

今回、世界屈指の名サーキットである鈴鹿を経験してみてほしいという私の希望により、スズカウインターエンデューロの参戦と相成りました。

 

レース開始時間が13時30分からですとか、女性のエントリーフィーが2,000円と格安だから等、AKIRA夫婦にとって好条件が揃ったのが大きかったです。

 

春・秋の鈴鹿エンデューロであれば、夫婦参戦は難しい・・・

 

今回のウインターエンデューロ参戦は、様々な課題が発生し、それを乗り越えながらのレースになりました。

 

ウインターエンデューロ参戦で、どのような課題が発生し、どう対処したのか?ということにフォーカスして、レースレポを書いてみようと思います。

 

今回の記事は、レーススタート前までの準備についての内容になります。

 

レース中の記事は、次回にアップしたいと思いますので、しばらくお待ちください。

(YouTubeに走行動画をアップしてよいかを鈴鹿サーキット様に問い合わせ中という事情もあります)

 

では、準備編へ。

 

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神戸から鈴鹿サーキットまでの車載ルートをどうするか問題 新名神?名阪国道??

 

まずは、神戸から鈴鹿サーキットまで車載で向かうわけですが、どのルートで向かうのか問題について。

 

神戸市から三重県にある鈴鹿サーキットへ向かうルートは、以下の2択になるかと思います。

 

1.阪神高速3号神戸線→阪神高速14号松原線→西名阪自動車道→名阪国道

2.阪神高速3号神戸線→名神→新名神

 

なぜ、どちらのルートを選択すべきかを悩むのかというと、かかる所要時間の差に対して、コストの差が違いすぎるんですね・・・

 

ルート1:所要時間が2時間18分、費用が2,160円

ルート2:所要時間が2時間9分、費用が4,770円

 

 

所要時間はほとんど変わらないのに、費用はダブルスコア・・・

 

う~ん、これだけ見ると名阪国道1択ですよね。

 

今回、往路はルート1を使い、復路はルート2を使ったのですが、所要時間はほとんど変わらず、2時間半程度。

 

往路の方が速度控えめで走っていたので、ルート1の方が速い可能性すらある感じでした。

 

名阪国道ルートのデメリットは、なかなかワイルドな峠を越えることになるので、コーナーが多く、舗装状況もいいとは言えないため、人によっては酔うかもしれないということでしょうか。

 

あと、小雪が舞っていたので、ウインターエンデューロが開催される新年が明けてすぐの時期は、降雪に注意が必要かもしれません。

 

新名神はトンネルと橋を駆使し、ほぼ直線的に設計されているので、デメリットは高額な費用と居眠りの可能性が高くなることぐらいでしょうかw

 

あと、新たにできた鈴鹿PAのスマートICまでの道のりがなかなかワイルド&真っ暗で不安になるぐらいかなwww

 

舗装はきれいに整備されているので問題ないですけど。

 

渋滞に関しては、名阪国道も新名神もありませんでした。

 

寒さとの闘いと言われるスズカウインターエンデューロに適した服装のチョイスが難しすぎる問題

 

レース前、1番悩んだのが服装です。

 

レース当日の予想最高気温は9℃

 

週末のロングライドであれば、ウインドブレークジャケットにレッグウォーマー、ウインターグローブを着用するレベル。

 

しかし、挑むのは強度アゲアゲで3時間連続走り続けるエンデューロ。

 

熱を閉じ込めて暖かさをキープする思想で設計されている冬用装備は危険なかほりしかしない・・・

 

実際、堺浜クリテリウムで熱暴走を起こして逝った経験があったため、ウインドブレークジャケットの着用だけは避けないといけないと思っていました。

 

ウインターグローブも手汗で中がびちゃびちゃになってしまうと、逆に寒くなってしまうので考え物。

 

ということで、私が所有していたアイテムの中で、ベストであろうと考え、快適にスズカウインターエンデューロを走れた構成がこちら。

 

1.ルコックのジレ

2.夏用ジャージ+夏用ビブ

3.モンベルのサイクルアンダーウェア

4.パールイズミのレッグウォーマー

5.MONTONのフルフィンガーグローブ

6.フットマックスのレーシングソックス

7.パールイズミのトゥーカバー

 

1.ルコックのジレ

 

ウインドブレークジャケットは着用できない。

 

でも、寒風は防ぎたい。

 

なら、ジレしかないでしょ!!

 

ということで、私が以前からおすすめしているルコックのジレです。

 

レース中の補給を考えると、バックポケットが3つあるルコックのジレは貴重。

 

他社のジレにはバックポケットがないものが多いですから。

 

詳しくは、こちらの記事を参考にしてみてください。

 

 

 

夏用ジャージ+夏用ビブ

 

これは、奥さんとお揃いのBS Racingジャージを着用したかったというだけです。

 

冬用の裏ボアのジャージを着用する気は、さらさらありませんでしたが。

 

レース後、これでも汗をかいていたので正解だったと思います。

 

3.モンベルのサイクルアンダーウェア

 

これがちょっとした賭けでした。

 

もしかしたら、少々熱くなりすぎるかもしれないと。

 

しかし、レース中は特に寒いとも熱いとも思わなかったので、ほどよかったんだと思います。

 

汗冷えもなかったですし。

 

レース後、じわっと汗はかいていたので、CW-XのJYURYUでもよかったかもしれません。

 

4.パールイズミのレッグウォーマー

 

夏用ビブを着用していたので、足の寒さ対策はパールイズミのレッグウォーマーを着用しました。

 

 

こちらも私が以前から推している冬用装備の必需品です。

 

これがあれば、足元はまったく寒くありませんでした。

 

レース中も熱くなりすぎるようなことはなかったので、快適快適。

 

ウィンドブレーク仕様のレッグウォーマーも販売されているようですが、このレベルで十分対応できると思います。

 

5.MONTONのフルフィンガーグローブ

 

このグローブが1番の大当たりでした。

 

実は、薄手のフルフィンガーグローブを所有しておらず、指切りにモンベルのインナーグローブを合わせるか、パールイズミのプレミアムウインターグローブを着用するかの2択だったんですよ。

 

どちらも微妙な結果になりそうやな・・・と不安に思っていました。

 

ところが、鈴鹿サーキットに着き、受付完了後、出店を物色していたらSPORTS KIDさんが販売していたMONTONのフルフィンガーグローブを発見。

 

物は試しで試着してみたら、めちゃめちゃいい!!

 

薄手で手にピタッと吸い付くような着用感と、掌側にパッドが入っていないので、ハンドルを持った際のダイレクト感が素晴らしい。

 

滑り止めも主要箇所に配置されていて、ブレーキング時などのグローブごと滑りやすい状況でも安定しており、安心感抜群。

 

さらに、薄手にも関わらず、ほどよく暖かいとか幸せすぎでした。

 

2020年、買ってよかったものランキング3位以内候補が、新年1発目においでなさいました。

 

 

MONTONは中国企業のようですが、最近の中国企業って、それなりの価格でハイクオリティな商品を提供するようになってきてますね。

 

日本企業もがんばらないと危ないかも・・・

 

6.フットマックスのレーシングソックス

 

あえて、ウインターソックスは回避しました。

 

厚手のソックスは、ペダルを踏む際のダイレクト感が薄れるのでレーシングソックスで。

 

寒さは、次に紹介するトゥーカバー着用で対応しました。

 

 

7.パールイズミのトゥーカバー

 

さすがに、冬の10℃以下の状況で、速度が60km/hを超えることもあるレースにシューズ剥き身で挑むのはツライと思います。

 

 

レーシングソックス+トゥーカバーで、足元の寒さは気になりませんでした。

 

注:あくまで、レース中は寒くなかったというだけですよ・・・

 

上に挙げた構成で、レース中は快適に過ごせました。

 

レース中はね・・・

 

エンデューロだろうとヒルクライムだろうとクリテリウムだろうと、レーススタート前には、整列→スタート地点へ移動→ミーティング→スタートという流れがあると思います。

 

今回も整列からスタートまで15分ぐらいありました。

 

この待機時間は、ただひたすらに寒さに耐えてくださいwww

 

完全停止状態での暖かさを求めるのは、潔く諦めましょう。

 

レース中に熱さで逝くよりはいいかと思います。

 

3時間のエンデューロに、どれだけの補給食を用意しておけばいいんだ問題

 

スズカウインターエンデューロのレース時間は3時間。

 

2時間なら無補給で走り切れるが、4時間だと無補給はまず不可能。

 

では、3時間ならどうでしょう?

 

今回の参戦の感覚では、補給食は用意しておいた方がよいと思います。

 

1時間半を過ぎたあたりで、200kcalの補給をしていたにも関わらず、空腹感を感じはじめました。

 

レース3時間前に、すき家で牛すき鍋定食を食べて満腹状態だったにも関わらずです。

 

 

何もしていなくても、寒さに耐えなければいけないという環境が、エネルギー消費を増大させている可能性はあると思います。

 

また、スズカウインターエンデューロは参加者が少なめで、集団ができにくいという特徴があります。

 

さらに悪いことに、強風が吹き荒れていることが多いです。

 

今回もそうだったのですが、強風に1人で立ち向かい続けるとみるみる消耗します。

 

ですので、春や秋の人気のエンデューロ感覚で参加すると、厳しい状況に陥る可能性が高いのではないかと思います。

 

ですので、念のため、補給食は複数個所持しておくことをおすすめします。

 

私が愛用していたワンセコンドが販売中止になってしまったようなので、今回は、こちらを4本積んでレースに臨みました。

 

 

1本100kcalしか補給できないのがツライところ・・・

 

ワンセコンドだと1本180kcalだったので、本当はそれぐらいのエネルギーが摂取できて、スッと飲めておいしいエナジージェルを見つけ出したいところなんですけどね。

 

おすすめのエナジージェルがあれば、教えてください\(^o^)/

 

鈴鹿サーキットの一般駐車場、パドックから遠すぎ問題 パドックパーキングパスの購入は必須!!

 

これは、事前に情報を知っていたもの勝ち的な話です。

 

鈴鹿サーキットで行われるエンデューロでは、レースエントリー時にパドックパーキングパスというサーキット内の関係者専用駐車場に駐車することができる特別な権利を購入できる制度があります。

 

このパドックパーキングパスを購入していないと、鈴鹿サーキットの一般駐車場に駐車することになります。

 

この一般駐車場が、サーキットからめちゃくちゃ遠い!!

 

「ちょっと荷物を取りに車に戻ろう」なんて考えれないレベルで遠いです。

 

ロードバイクに乗って、3分~5分はかかるレベル。

 

パドックパーキングパスを使い、Aパドックに駐車できれば、受付まで歩いて2分ぐらい。

 

雲泥の差です。

 

位置関係はこんな感じ。

 

 

赤丸印のすぐ右隣りが受付場所のピットです。

 

赤丸印が、パドックパーキングパスで駐車できるAパドックのパーキング。

 

青丸印が一般駐車場。

 

一般駐車場に駐車する気なくすでしょ?

 

極めつけは、駐車料金。

 

どちらも1台につき、1,000円ですwww

 

駐車料金が一緒というのは、ちょっとした罠ですね。

 

パドックパーキングパスは、スポーツエントリーでオプション商品として販売されているため、一般駐車料金+パドック駐車場を特別に使用する権利を購入するための1,000円が必要なんだと勘違いする方がいるのではないかと思います。

 

私は盛大に勘違いしましたwww

 

ご安心を。

 

パドックパーキングパスを購入しておけば、当日、パドックへ向かうゲートで係りの方に、参加証と一緒に送られてくるパドックパーキングパスの用紙を見せれば、そのまま通してくれます。

 

最後に

 

スズカウインターエンデューロに臨むにあたり、レース前に悩んだ点を挙げてみました。

 

2021年のスズカウインターエンデューロに参加してみようという方の参考になれば幸いです。

 

開催されるか分かりませんが・・・

 

2020年、総勢500人しか参加者がいませんでしたので・・・

 

年末年始、食っちゃ寝した身体にビシッと鞭を入れるつもりで、スズカウインターエンデューロに参戦してみません?(悪魔のささやき)

 

レースレポは、次回の記事で。

 

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