【Zwift】スマートトレーナーでワークアウトを行って感じた室内トレのメリット

スマートトレーナー Xplova Nozaを購入し、Zwiftでワークアウトにいそしむようになって2週間ほど経ちました。

 

Nozaを購入する前は、「実走しか興味ない」と言い張っていたのですが、180度方向転換です。

 

Zwiftのワークアウト、私的にはアリ!!

 

というのも、実走では実現できないことが幾点か判明しまして、室内トレーニングのメリットが見えてきました。

 

ということで、私が感じたZwift+スマートトレーナーによる室内トレーニングのメリットを6点挙げてみたいと思います。

 

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落車・事故による怪我を心配しなくていい

 

スマートトレーナーを購入する前から、間違いなくメリットになるだろうと思っていましたが、落車・事故の心配をしなくていいという点が1番大きいメリットです。

 

自動車・トラックと並走して怖い思いをすることもありませんし、逆走自転車に文句を言わなくても済みます。

 

歩行者の飛び出しにヒヤリとすることもありませんし、路面状況、スリップを気にする必要もありません。

 

もちろん、落車や事故で痛い思いをすることもありません。

 

室内トレーニングを行い始めて、改めて気付かされた事実ですが、実走中に受けるストレス、集中することによる体力の消耗、特に頭を働かせるという点においての精神的消耗は激しいものです。

 

状況判断、周囲への注意などのヘッドワークがなくなるのは、本当に楽です。

 

何度でも言いますけど、落車・事故のリスクが0というのが素晴らしいですね。

 

家族に余計な心配をかけなくて済みますし、私のように家族がロードバイクを楽しむ方であれば、家人の心配をしなくていいというメリットもあります。

 

3本ローラーであれば、吹っ飛ぶ可能性がわずかながらあるのかもしれませんが、スマートトレーナーであれば、その心配もありません。

 

「ロードバイクを趣味とする以上、落車・事故のリスクも込み込みでしょう」と思っていましたけど、実際、リスク0の環境が作れてしまった以上、不要なリスクをとってまで外にトレーニングに行こうとは思わなくなってしまいました・・・

 

実走では危険すぎて不可能な強度まであげれる

 

1つ目のメリットの派生ですが、周囲の状況、落車、事故を気にしなくていいので、好きなだけもがくことが可能です。

 

ぶっ倒れるまで踏み倒してもOK。

 

文字通り、オールアウトしても問題ありません。

 

実走でオールアウトしたら、その場で落車すると思います・・・

 

レースに参戦されるような方は、ラストでどれだけ絞りだせるかが重要なのではないかと思います。

 

身体的にも精神的にもいいトレーニングになるのではないでしょうか?

 

のっぺりとロードバイクを楽しんでいる私の想像ですが・・・

 

ノンストップで走り続けることができるため、持久力がつく

 

都会に住むロードバイク乗りには、1番ありがたいメリットかもしれません。

 

ワークアウトを行いはじめて気付いたことなのですが、筋持久力が本当に皆無・・・

 

175W(FTPの90%?)、ケイデンス95回転を12分×2というワークアウトを行ったのですが、その場でノートPCを外に投げ捨ててやろうかと思うほど、しんどい・・・

 

実走で、これほどしんどい思いをしたことがないです、正直なところ。

 

私、パワーメーターを持っていないので、実走でパワーを維持して走るということをやってきてないんですね。

 

やってるつもりでも、途中途中でパワーを落として小休憩が入っていたり、信号待ちで回復している等、継続してパワーを出し続けるということができてなかったんだなということに気付かされました。

 

12分も信号に引っかからずに走れる環境がそもそも稀有ですし、グループライドだと途中で先頭交代しちゃいますしね。

 

ソロでも、途中で甘えてパワーを落とすと思いますw

 

そんな実走甘え勢の私でも、Zwiftのワークアウトであれば、パワーが落ちれば「More Power!!」、ケイデンスが落ちれば「Spin Faster!!」と怒ってくれますので、「ふぁい・・・」と返事しながらがんばれたりします。

 

まだ、結果が出たわけではないので、あくまでAKIRA予想ですが、「筋持久力と回転力がつくのでは?」と思います。

 

ちなみに、周囲数kmに渡って、信号が存在しない区間があるような地域にお住まいの方であれば、メリットにならないかもですね。

 

そのような地域まで移動するのに1時間近くかかる私からしたら、往復2時間近い時短になるわけで、絶大な効率アップになっていると思います。

 

トレーニングメニューを考え、覚え、実践するのがめんどくさい人にありがたい、ワークアウト機能

 

すでに、当記事に幾度となく登場していますが、Zwiftには多くのワークアウトが用意されています。

 

私のようなトレーニングメニューについて勉強し、覚えるのがめんどくさいという人間にとって、ワークアウト機能の存在は本当にありがたいです。

 

とりあえず、FTPを上げたいのであれば、FTP BoosterというFTP向上に適したメニューを1週間分用意してくれていたりします。

 

その内容を見ると、がんばるパート、小休憩のパートなど、それを繰り返すパートなど、60分の中にいろいろと詰め込まれていたりします。

 

それをすべて頭に入れ、実践することは、トレーニングで疲れた頭には難しいのではないでしょうか?

 

正直、私は無理です・・・

 

 

上の内容は、FTPテストのものですが、これだけでも忘れそうw

 

トレーニング用のワークアウトは、もっと複雑です。

 

しかし、Zwiftであれば、「次これやれ~」と指示してくれるので、従い続けるだけでOK。

 

さらに、スマートローラーであれば、自動負荷調整の機能を生かし、変速不要で回転数のみ合わせればいいという便利機能、ERGモードがあります。

 

このERGモードがすごいんですよ。

 

ギアを50×15に固定し、ワークアウトをスタートすると、ケイデンスに合わせて、110Wのレストパートでは負荷が小さくなり、200Wの踏むパートでは負荷が大きくなるという動きをスマートトレーナーが勝手に行ってくれます。

 

ライダーは、ケイデンスを落とさないことだけを意識していればOKというお手軽さ。

 

室内トレーニングを行い始めて気付いたのですが、ロードバイクの変速って、かなりの衝撃がある=コンポーネントへの負荷が高いんですよね。

 

チェーン、スプロケット、チェーンリング等々への負担はかなりのものだと思います。

 

それが、ERGモードでは変速不要ですので、余計な負荷がかかりません。

 

コンポーネントの寿命が延びることも期待できるかもしれないです。

 

私の中では、ひたすらに便利だなという印象です、素晴らしい!!

 

※ERGモードは指定されたワット数に対して負荷を変動させる機能ですので、ワークアウトでのみ使用可能です。レースやフリーライド、FTPテストでは使えません。

 

地味にありがたいのが、準備が少なくて済む点

 

家の中でのトレーニングですので、格好を構わなくて済むのもメリットです。

 

レーパン履いて、適当なインナーウェアを着用し、心拍計をつけ、シューズを履けば準備完了。

 

サイクルジャージ、ヘルメットは不要ですし、日焼け止めを塗る必要もありません。

 

1時間以内のワークアウトを行うだけなら、補給食や給水の準備も必要ありません。

 

「ちょっとワークアウトやってくるわ~」とシャワーを浴びてくるぐらいの感覚で、ロードバイクに乗れます。

 

準備がお手軽になったことで、ロードバイクに乗るまでの精神的ハードルは、確実に低くなったと思います。

 

めんどくさがりな私や奥さんですが、Nozaを購入してからほぼ毎日、Zwiftでワークアウトを行っています。

 

1時間以内で終わるし、実走よりも距離を乗れるし、準備にかかる時間は短いしで、時短っぷりがハンパないので、継続できることもメリットだと思います。

 

RPGゲーム感覚で、レベルアップを図れる

 

ゲーム感覚が強い点もZwiftのいいところだと思います。

 

特に、RPG系のゲームが好きな方は、どっぷりとハマる可能性があるのではないかと思います。

 

ワークアウトがクエストで、その達成のご褒美は、フィジカルの向上というリアルレベルアップ。

 

FTP値というレベルの数値化・見える化もできているため、意欲を引き出しやすいです。

 

また、走った距離、登った高度によってポイントを得ることができ、Zwift上のロードバイクやホイール、ウェアなどをカスタマイズすることもできます。

 

人がゲームにハマる要素が盛り込まれているので、かなり楽しめると思います。

 

レースで勝つことや他人との区間タイム争いが楽しいという方には向かないかも・・・

 

Zwiftの魅力の1つに、全世界の方とレースで競うことができるというものがあります。

 

しかし、私はメリットと言えないような気がしています。

 

むしろ、争いの種になってるかもしれません・・・

 

デジタル世界の話ですので、不正を行いやすいというのがすべてです。

 

Zwiftのロジックを詳しく知らないので、あくまで想像ですが、レース結果にもっとも影響する要素は、パワーウエイトレシオだと思います。

 

言い換えれば、パワー計測値と自己申告された体重で、レース結果は大方決まってしまうのではないかということです。

 

体重は、自己申告ですからレースで有利になるよう実際の体重より軽く設定する方もいるでしょう。

 

パワー計測値は、パワーメーターによって誤差が大きいですし、パワーメーターがない方向けに用意されているzPower(Zwiftが算出した仮想パワー値)は、パワーメーターで計測された出力値よりもかなり高めに表現されるそうです。

 

土台になるパワーと体重の2つの要素について、全参加者が同条件とは言い難い環境で行われるのがZwiftのレースということになります。

 

そのような環境ですので、レース結果や区間タイム争いを楽しみたいという方には、理不尽な事案が頻発するのではないかと思います。

 

それによって、いらいらしたり、落ち込んだりという状況が生まれてしまうのはマイナスです。

 

地球という公平な環境を提供してくれる実走の方が向いているのではないかと思います。

 

ちなみに、Zwiftのレースでは、カテゴリー詐欺的なことも発生します。

 

レースでは、パワーウエイトレシオが1.0~3.2の方向け、3.2~5.0の方向けという風にカテゴリーが存在します。

 

この前、初めてレースに出てみたのですが、1.0~3.2のカテゴリーで優勝された方のレースにおけるパワーウエイトレシオが5.5でしたw

 

そんなこんなも含めてZwiftだと思います。

 

eSPORTS、興行として公式大会などを行うのであれば、主催者からの精度確認済みの同メーカーのパワーメーター or スマートトレーナーの提供、同じスペックのPCの提供(リモートによる前検あり)、通信回線の提供(VPN等)、室内環境(気温・湿度の規定、冷却装置の制限とか?)の指定、公開検量など、いろいろと仕組みづくりが必要な気がします。

 

最後に

 

Zwift、楽しいです!!

 

この時期限定ですが、ヒルクライムのために毛虫トンネルに突撃する必要がないのもうれしいポイントだったり。

 

これからの梅雨の時期も、お天気お構いなしですし、夏になったらクーラー全開の部屋を用意できれば熱中症のリスクも0ですし、実走が遠のく予感・・・

 

と言いつつ、実走とのペダリング感の差に気持ち悪い部分を感じているのも事実でして、ちょいちょい実走もはさみつつ、スマートトレーナー & Zwift生活を楽しんでいきたいと思います。

 

 

ちなみに、Xplova Nozaは市場から在庫がなくなったようです・・・

 

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