奥さんの1本牽きアワイチ途中ですが、最近気になっていることを少々。
何が気になっているかというと・・・
上体の前傾を強くした方が出力(パワー)は上がるのか?
という疑問。
事の発端は、先日にパンダさんとご一緒させていただいたライドでいただいたパンダさんからのアドバイスでして。
ペダリングを上から押さえつけること、パワーが逃げないようにできるという理由で、しっかりと前傾した方がいいと思うという内容のアドバイスをいただきました。
※パンダさん、正しく解釈できてなかったらごめんなさいですm(__)m
確かに、上体で蓋をするようにして足からの反力に耐えれるようにするというのは理に適っているようにも思えたり。
ということで、パンダさんとのライド以降、前傾を強めにとるように意識していたんですね。
今、書き進めているアワイチで、ご一緒したブルーベリーさんに「AKIRAさん、前傾に関して乗り方変えました?」とすぐさま突っ込まれたぐらいには変えていたんですけど。
その話をしている時、ブルーベリーさんも「前傾が強い方がパワーが出る、モアパワーっす!!」ということをおっしゃってました。
やはり、前傾が強い方がパワーが出るのでしょうか?
私の中で1点、引っかかってることがあるんです。
こんな話を見聞きすることありませんか??
平坦よりもヒルクライムの方がパワーが出る
10W~20Wぐらいヒルクライムの方がパワーが出るというのを見聞きしたことがあります。
ここで1番引っかかるのが「ヒルクライムで下ハンを握って前傾を強くして登ります?」ということです。
数十秒で最大出力を出す場面であれば、前傾を強くするというのも理解できるのですが、長丁場のヒルクライムを前傾を強くして登っている人をあまり見たことがないような・・・
逆に、平坦であれば前傾を強くして乗るのがデフォという気がします。
パワーの数値に関してのみ言及するのであれば(速いかは別にして)、前傾が強い平坦の方が出にくく、上体が少し立ち気味のヒルクライムの方が出やすいということになるような・・・
という点から、私は「前傾しすぎるとパワーは出しづらくなるのでは?」と考えています。
あくまで、ワット数的にというだけですけどねw
上体の前傾角度は、倒し過ぎても立てすぎてもダメ?
1年以上前の話ですが、ソロアワイチ中にたまたまお会いしたONIさんにこんなお話を聞いたことがありました。
「前傾は強すぎても弱すぎてもダメ。パワーが出る絶妙な角度が存在するように思う」
当時は「また、なんか難しいことをおっしゃっとりますな~」とまったく理解ができなかったのですが、最近、「確かにそうかもしれない・・・」と少し共感できるような気がしています。
上体が立ちすぎていると体重をペダルにのせきれず、パワーは出ません。
これは周知の事実かと思います。
逆に、上体が倒れ過ぎていてもパワーが出ないような気がします。
パワーメーターを持っていないので、エビデンスがなく、説得力0ですけどwww
パワーが出せない理由は、ペダリングがしにくくなり、身体の使い方という意味での効率が落ちるからではないかと考えます。
前傾がきついポジションでスムーズにペダリングを行うためには、股関節の柔軟性が必要になるでしょうし、足を引き上げてくる力も必要でしょうし、前傾を保つための体幹も必要かと思います。
プロ選手のような強靭でしなやかな肉体がないと、きつい前傾を保ちつつ、パワーを出すことは難しいのかな?と思ったり。
そのプロでさえ、平坦とヒルクライムの上体の倒し方は異なるように見えるんですけどね。
やはり、パワーの出るフォームと速いフォームは別物ということ?
ヒルクライムはパワー優先、平坦は空力優先のフォームが最速??
結局のところ、パワーと空力はトレードオフの関係にあるのではないかというのが私の見解です。
速度が15km/hぐらいしか出ないヒルクライムでは、空気抵抗はないに等しいため、パワーが出しやすい上体が少し立ち気味のフォームを。
速度が30km/hを超える平坦では、空気抵抗による負の力が大きいため、それを軽減するためにパワーは出しにくいけど、空気抵抗の少なくなる前傾の強いフォームを。
ということではないでしょうか。
空気抵抗の影響については、以下の記事も参考にしてみてください。
すね毛すら馬鹿にできませんw
ちなみに、こちらのサイトでいろいろとシミュレーションをしてみると、かなり楽しかったりします。
こちらのサイトのすごいところは、胴傾き角という要素を設定できる点です。
サイトの解説では、ロードバイクの胴傾き角は30度から60度ぐらい。
TTバイクで15度ぐらいとのこと。
30度がかなり前傾した状態で、60度が立ち気味と想定して平坦を35km/hで走行する際の出力を算出してみた結果がこちら。
こちらが30度なので、前傾がきつい想定。必要出力数は、160W
こちらが60度なので、前傾が緩い想定。必要出力数は、190Wですって。
その差、30W!!
これは、出力が10W落ちようとも、空力を優先して前傾をきつくした方が速いということが分かりますね。
こちらは、10%勾配を15km/hで走行することを想定した内容。
こちらが30度で、必要出力数が313W。
こちらが60度で、必要出力数は315W
その差、わずか2W!?
空力なんて関係ねぇ~って感じですねw
これであれば、パワー優先で上体を立ち気味にし、10W出力を上げる方が速いことは明白。
まぁ、前傾がきつすぎるとパワーが出にくいという前提ありきの話ですので、そこが覆るのであれば話は変わってきますが・・・
最後に
と、私の憶測だらけの見解を記事にしてみましたwww
実際のところを検証するには、パワーメーターが必須ですね。
検証のため、パワーメーターのプレゼントをお待ちしております\(^o^)/
というか、欲張りメンバーのほとんどがパワメ導入済みなので、実際のところをコメントで教えてくだせぇ~\(^o^)/\(^o^)/
そうだ!!
あと、パンダさんとディーさんで見解が分かれていたのですが、前傾をきつくすると足にきやすいのか否かも教えていただければ、大変うれしゅうございます。
体重がのせれるから踏まなくて済む or 体重がのってしまい踏まされるから足にくる
さぁ、どっち??
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